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2009年5月31日 (日)

宇津江四十八滝

岐阜県高山市国府町にあります「宇津江四十八滝」、
目的は2つありました・・・もちろん1つは滝めぐり、
そしてもう1つはクリンソウの咲く山野草花園です。

やはりメインは四十八滝、
といっても四十八の滝があるわけではありません!
標高差400m、距離880mの中に13の滝があります。

長くなりますが一気に載せます、滝の案内版!><

Utuetakiguti
滝めぐり入り口です。

Utue01
最初の渓谷への遊歩道、
ここから石畳と木の階段を登り続けて行きます。

01uokaesi 
まず最初の魚返し滝、名の由来は省きます。

02asagiri
朝霧滝と続いて。

031sandan
通称三段の滝、
正式には下から平滝、函滝(はこたき)、上段滝。

では1つづつ、

031hirataki
いちばん下の平滝。

032hako1_2
真ん中の函滝、
行く道では正面から見れませんでしたが、

         03hako02 
帰りの道で見たその滝です。

ここの遊歩道は行きと帰りが途中で交差して分離されています。

05jyodan
三段滝の最上部、そのままで上段滝。
傍に不動明王が祀られています。

06bonon
次が梵音滝、普通はぼんおんと詠みますが、
滝の音がお経を読むときにたたくキヨノ木の音に似ているため
きよのき滝と説明が・・・。

06yumoya
滝めぐり、登りばかりではありません!
こんな遊歩道も・・・

  07otaki01 07otaki02
四十八滝のハイライト!王滝、正面と横から。
滝群の中ででも優れて大きいことから付けられた名・・・と。

           08tyosi
続いて銚子口滝。
枝に付いた銚子で注ぐ様に見えますか?

09aori
障泥(あおり)滝、
乗馬のとき馬の腹に巻く布を障泥というそうです。

すぐに展望台です。

Tenbou_2 
はるかに北アルプスが望めますが、
残念ながら!雲がかかる下にわずかに見えるだけ・・・。

滝めぐりに戻りますがここで1つ滝が分かりません。
すべて撮ったつもりでしたが???因みに盌水(わんすい)滝。

次の滝へ、

11ruri
瑠璃滝。

12nunosarasi
そして布晒(ぬのさらし)滝、残りは1つです。

Keikokuue
渓谷も穏やかになってきました。
そして最後の滝です。

13kamihira
上平滝、
この滝で宇津江四十八滝、13の滝のすべてす。

遊歩道の最後はここ、

14takikougen
綺麗に整備された宇津江四十八滝高原?です。

この日滝道で見た唯一の花、

Yamaajisai
ヤマアジサイです。

宇津江四十八滝、
整備された遊歩道を滝を楽しみながら、
ゆっくり歩いても一時間ほどの散策、気持ちのよい滝めぐりでした。

長い記事のお付き合いありがとうございました。
次は10万本のクリンソウが咲く山野草花園です!

2009年5月29日 (金)

大池公園・花しょうぶ園

愛知県東海市にある「大池公園」、
大池を中心に、外周約2キロ、内周1.5キロのジョギングコースと、
多くの施設を持つ多目的複合公園です。

Ooike001
公園の南東側にあります「展望の丘」。
ここから園内を少し下ると「花しょうぶ園」があります。

今年最初の”しょうぶ園”はここ大池公園でした。

東屋を挟んで北と南にしょうぶ園があります。

Ooike002
その北側のしょうぶ園です。

Ooike003
すでに始まっています”しょうぶまつり(~6月14日まで)”ですが、
開花はまだ2~3分咲きといったところでしょうか。

回り込んで行くと南側のしょうぶ園、

Ooike004
両方合わせてもそれほど大きくはありません。

Ooike005
こじんまりとまとまったしょうぶ園の感じですが、
100種類、4、300株の花しょうぶが植えられています。

  Ooike0061
    Ooike0062
季節の花も、雨に似合う花の登場で・・・、
いよいよ夏ですね。

Ooike007

花に説明は要りません!

    Ooike0081
    Ooike0082
雨に耐えられる花のひとつ、
しかし陽光に透く様もまたよろしいなぁ~。^^

Ooike009
まだまだほんの一部しか咲いていませんが、
花には咲き出したばかりの勢いがあります!

    Ooike0091
    Ooike0092
陽光に映える”花しょうぶ”、
これぞ色違いで・・・勝負です。><

Ooike010

大池公園の”花しょうぶまつり”、
メインイベントの開催は6月7日(日)です。

東海市にある「大池公園」の花しょうぶ園で、
今年最初の優雅な花の舞を楽しみました。

2009年5月27日 (水)

シロヤシオ咲く御在所岳

シロヤシオが見頃との情報から少し経っていましたが・・・、
しばらく見ていないので花にも逢いたく出かけた御在所岳です。

ここに来るとまずは鎌ケ岳、
春夏秋冬、必ず来るとこんな写真になります。^^;

Siroyasio001
今回はシロヤシオと鎌ケ岳。

ここからお決まりの向陽台広場を遊歩道へ。

Siroyasio002
シロヤシオのトンネル?とはいきませんが、
思ったより見頃でした。
ただ、やはり葉の開きが多くいつまで持つか・・・?

この日はそのまま裏道登山道の8合目(国見峠)へ。

Siroyasio003_2
いつか見たシロヤシオとサラサドウダンの競演が
今も目に焼きついたままで・・・思わず下りて?しまいました。

    Siroyasio0041
    Siroyasio0042
まだ山上のシロヤシオを見ていなかったんですが、
チョッと葉が多いかな?とも。

  Siroyasio0051  
    Siroyasio0052
シロヤシオを背景に咲くサラサドウダンと、
ゴヨウツツジともいわれるシロヤシオのその葉です。

山上公園に戻ります。

Siroyasio006
遊歩道に咲くシロヤシオの向こうに見える山頂、
この辺りも葉は多いですがまだ花は綺麗でした。

    Siroyasio0071_2
    Siroyasio0072
こちらは主客転倒?遊歩道沿いに咲くベニドウダンと
サラサドウダン、もちろん背景はシロヤしろです。

山頂への遊歩道を行きます・・・、

Siroyasio008
Siroyasio009
散り急ぐ花もありますが・・・まだ山頂から下は、

Siroyasio010
そして御岳大権現への遊歩道も見頃でした。

Siroyasio011 
久しぶり(何年ぶり?)に見た御在所岳のシロヤシオ。

そしてこれもほんのチョッとだけでしたが歩いた登山道、
こちらは2年半ぶりに山歩きの感触を楽しみました。 

2009年5月26日 (火)

旧彦根藩松原下屋敷

国指定名勝「旧彦根藩松原下屋敷(お浜御殿)」、
庭園が公開されていたのを知りその最終日(24日)に訪れました。

11代当主井伊直中により文化7年(1810)ごろに、
琵琶湖畔に造営された下屋敷です。

Hikone001
玄関。
その左横から庭園に入ります。

Hikone002
玄関棟と大広間棟の間にある庭。
屋敷跡はかなり傷みが激しいようです。

Hikone003
庭園への入り口です。

”彦根藩のもうひとつの下屋敷、槻(けやき)御殿(玄宮楽々園)とは
立地や趣も異なり、内向きの庭園を主体とした下屋敷・・・”と。

  Hikone0041 Hikone0042
屋敷を巻くように左から右へと流れるように造られている
汐入形式の池を中心に、州浜と築山の二つの景観を持つ・・・とも。

どの辺りが州浜か分かりませんがおそらく池の手前が州浜では?
右写真の池の奥にあるのが築山の庭です。

Hikone005
正面から回り込むと右側にある奥座敷前の池。

Hikone006
見学できる最奥からの池の眺めです。
池全体の水面を覆うのは藻?なんでしょうか。

  Hikone0071 Hikone0072 
一部が欠けた古い燈籠と奥座敷、
そして座敷横の手水鉢とこちらも古い燈籠です。

昭和時代の屋敷絵図にはこの池に橋が架かっていて、
東の築山の庭と結ばれています。

  Hikone0081 Hikone0082
その名残の橋跡、
朽ちた木製の橋桁が水中に少し見られ、
手前には橋の一部と見られる石製の擬宝珠?が残ります。

Hikone009
屋敷跡と、

Hikone010
西側の庭園部です。

淡水(琵琶湖)を利用した汐入形式の手法を用いた
わが国唯一の庭園だそうです。
近世の大名文化を知る上で欠くことのできない貴重な文化財という、
「松原下屋敷(お浜御殿)」に見た大名庭園でした。

2009年5月25日 (月)

王滝渓谷・豊田市

愛知県豊田市の東部にあります「王滝渓谷」、
ここも茶臼山高原の帰りに立ち寄りでした。

今までに何度も通り過ぎてきたところなんですが、
なぜかこの日は自然に駐車場に入ってしまいました。^^

Otaki001
県道沿いの駐車場から渓谷への道筋、
入り口にも小さな駐車場がありますが新緑を楽しみ歩きです。

Otaki002_2 
渓谷入り口の龍門橋、渡ると「龍門園地」。

Otaki003_2 
渓谷には他にも「歌石園地」、「椿木園地」など5つの園地が
あり、最奥にある「古美山園地」まで遊歩道があります。

この日は「歌石園地」までとほんのさわりだけを散策。

Otaki004 
入り口辺りの綺麗な渓流。

龍門園地には松平家ゆかりの「妙昌寺」があります。
なにやら由緒在るお寺のようですが、
ここはまた機会があれば・・・ということで。

お寺の前にある”岩山のケヤキ”です。

 Otaki0051 Otaki0052
岩の上に立つ大きなケヤキ、市の名木指定です。
岩に彫られた文字・・・・上の二文字が読めません><
”不許葷酒入山門”は以前に見たことがありますがこれは何?

ここから園地を結ぶ遊歩道に入ります。

Otaki006
いきなり巨岩です。

Otaki007
渓谷美というより巨岩を見ていく遊歩道です。><

Otaki008
岩の隙間を縫うように小滝をつくる渓流・・・。

すぐに「歌石園地」に着きました。

Otaki0091
Otaki0092
園地の渓流沿いから見る「中之瀬大橋」。

この渓谷には4ヶ所に駐車場があり、
それぞれの園地へアプローチできるようです。

Otaki010
Otaki011

”巴川の支流である仁王川の渓谷部にあたる王滝渓谷は、
古美山から本流の巴川まで下流1.8kmの間を148mの落差で
一気に落下・・・”とあります。
また、清流が流れる自然を満喫できるスポットとも。

帰りは途中から別の道を戻りました。

Otaki012
Otaki013
帰りもまた巨岩?を楽しんでの遊歩道です。

Otaki014

「王滝渓谷」、ほんの少しの森林浴!
自然を満喫とはいきませんでしたが案内図では往復5キロほど、
その自然を求めて、ここもあらためて来てみたいところでした。

2009年5月24日 (日)

つぐ高原グリーンパーク

茶臼山高原から帰る途中に立寄った道の駅、
「つぐ高原グリーンパーク」です。

愛知県の北東部・津具村の山間、標高900mにあります。

Tugu001
なにやらチョッと普通の道の駅とは感じが違いました。

整備された小川にかかる橋を渡って駐車場に入るんですが、
目に入る看板はアウトドア施設のようです。

大混雑の駐車場に車を止めて情報を入手。

Tugu002
山の一部にバンガロー、ペンションを備え、
天文台まであるというトータルアウトドア施設で、
平成6年に道の駅に認定されたそうです。

小川の散策路を歩いてみました。

Tugu003
夏には子供たちの川遊びの場所になるんでしょうか?

Tugu004
パターゴルフ場への太鼓橋。
戻ると・・・、

Tugu005
まだ咲き残っていたツツジと山吹、
その先には小さな吊り橋が架かります。

驚いたのは山の斜面に咲いていたシャクナゲです。

Tugu006
Tugu007
それほど多くはないんですが・・・、まだ綺麗でした。
やはり標高が高いから?ですかね。

昼食の前にしっかりとシャクナゲ見物です。^^

Tugu008
そういえば今年のシャクナゲ見物は、
あまり有名どころには行ってなかったかと思いながら・・・。

    Tugu0091
    Tugu0092
思わぬところで今年最後のシャクナゲを楽しみます。

Tugu010
これは今年初めて見るベニドウダン。

花を楽しみ、遅い昼食を済ませて帰りの道。
10キロほどの茶臼山高原道路ですが、
反対車線はなんと数珠繋ぎの車の列でした。驚き!><

2009年5月23日 (土)

茶臼山高原芝桜の丘

タイトルの肩には”天空の花回廊”が付きます。

愛知県豊根村にあります茶臼山高原、
昨日東海地区では新聞に載りましたから><;
これも後追いになりました。

Tyausu001_2
芝桜のお花畑は先に見えるリフトを乗りますが・・・、
当然こちらは歩きです。

スキー場の合間に観光客を呼ぼうと造られた花園です。

  Tyausu0021
     Tyausu0022
南アルプスを望むお花畑、”芝桜の花園はメルヘンの世界”と
ありますがその”天空の花回廊”、芝桜の丘です。

Tyausu003
芝桜にも個々の名前があるんですが・・・、
毎度のことながら省略で失礼を。

    Tyausu0041
    Tyausu0042

花壇は5年計画で、今は10,000㎡に20万株の芝桜、
3年後には22,000㎡に40万株の芝桜公園が完成するという。

Tyausu005

初めて載せます芝桜!何も言うことはありません。
ご覧ください!

Tyausu006   

    Tyausu0071
    Tyausu0072

今年は見逃して、もう芝桜は無理だと思っていましたが・・・。
思わぬところで素晴らしい・・・まさに”天空の花回廊”でした。

では、芝桜のアップです。^^

Tyausu008
Tyausu009
Tyausu010 

彩のある三種を揃えてみました、
小さいですがそれが芝桜・・・可憐です。^^

Tyausu011

3年後?早くて2年後にはここに広大な芝桜の公園が出現?
そのときがまさに”天空の花回廊”かも知れません。

茶臼山高原芝桜の丘。
次はこの花畑がさらに彩る頃、あらためて訪れたいところです。

2009年5月22日 (金)

駿府公園・紅葉山庭園

街道歩きでは通り過ぎました駿府城跡ですが、
城は三重の堀に囲まれた曲輪を本丸、二の丸、三の丸とする、
典型的な輪郭式の平城。

Sunpu001 
静岡まで来ていながらやはりここには立寄らないと、
大御所家康公に失礼になるというもの。

Sunpu002
大手御門から城内を回りましたが城の面影はありません。
広大な城跡は「駿府公園」となっていて、
市民の憩いの場となっています。

この日は城跡の東御門の傍にある「紅葉山庭園」でした。

Sunpu003

駿府城跡の歴史的背景を活かし、
大名庭園に見られる遊びと楽しさを基調として創られたという公園!
入ったすぐが「里の庭」。

Sunpu004
”牡丹、飛び石で巡る梅林、八つ橋周辺の花菖蒲など、
四阿から眺める庭園が見事です・・・とあります。

案内順路に従って巡って行きます。

    Sunpu0051
    Sunpu0052
駿河の国の名勝をおりこんだ4つの庭、
二つ目は「海の庭」。

Sunpu006_2
    Sunpu0071_3 
池の石組で表現した荒磯周辺、州浜が広がる松原が見所です。

    Sunpu0072_2
中央には茶畑に見立てたサツキの畝と芝で創られた築山、
もちろん駿河の国の象徴・富士山,紅葉山庭園の中心となります。
これが三つ目の「山里の庭」。

Sunpu008     
Sunpu009
その、裏側に回っていくと樹木が茂る山間の小径、
今は新緑の紅葉谷を眺めて、落ちる小さな滝を見ながら・・・。

    Sunpu010
    Sunpu011    
小山を過ぎると石の道、これが四つ目の「山の庭」。

ツタの細道?からぐるりと池を回って「里の庭」に戻ります。

Sunpu012
この八つ橋るとちょうど庭園を一周しました。

Sunpu013
復元された巽櫓を見て、

Sunpu014
東御門から駿府公園を後にします。

石垣と本丸内堀の一部を残すだけの駿府城でしたが、
その中にあるなんとも場違いな?と思うような大名庭園、
そんな「紅葉山公園」でした。

2009年5月21日 (木)

東海道中膝栗毛・丸子宿

名古屋の中日劇場で公演されている「東海道中膝栗毛」。

早くも中日が過ぎましたが観劇してこれまた感激!
汗涙の世界、笑いの涙なくして見れません!!
これはもう歌舞伎?というより現代コミックの世界です(失礼!)。

歌舞伎素人の身が御託を並べるつもりはないですが、
そのテンポの速さ!
小田原、箱根、鞠子、宮、桑名、関、鈴鹿での物語の展開、
そして強風で名古屋に吹き戻される二人宙乗りと見所満載!
原作の面白さを見事に歌舞伎化した笑いとスリルの舞台です。
久しぶりに芝居を楽しみました。

ということで、長くなりましたが歌舞伎その舞台を訪ねて・・・。
「東海道中膝栗毛」、そのなかから鞠子(まりこ)宿です。
ちょうどここは東海道でもまだ歩いていないところ、
江尻宿の続き、草薙駅から府中、丸子(まりこ)へと膝栗毛でした。

道中見るべきものもなく、府中も素通りしてやって来たのが安部川、
橋の手前にあります安部川餅老舗、石部屋(せきべや)です。

Hizakuri001
ここを見過ごす訳にはいけません!

  Hizakuri0021 Hizakuri0022
当然ですが一皿いただきます。
すぐに昼時、丸子の”とろろ汁”が控えていましたが、
ままよ、それは別腹と・・・>< でも、チョッと多かった。

ここから弥次さん、喜多さんも川越人夫の肩車で渡った安部川を
安部川大橋で渡ります。

渡り終えたところが手越の集落、丸子の宿までは1キロほど・・・。

Hizakuri003
丸子宿に入ります。

Hizakuri004
静かな宿はずれに”とろろ汁の丁子屋”があります。
歌舞伎の舞台、鞠子宿・丁子屋です。

街道筋の敷地内にある芭蕉の句碑、

Hizakuri005
”梅若菜丸子の宿のとろゝ汁” 元禄4年(1691)春の吟、
弟子の乙州(おとくに)が江戸に下るときの餞別句です。

敷地内には他にも十返舎一九の丸子の碑や、
広重の五十三次絵が立ち並びます。

  Hizakuri0061 Hizakuri0062
「丸子の碑」には、
店の夫婦が口喧嘩の挙句にこぼしたとろろ汁で
滑って転んだ様子をみて、
北八「・・・アノとろろ汁でいっしゅよみやした、
けんくはする夫婦は口をとがらして鳶とろろにすべりこそすれ
(原作から)、が刻まれています。

丁子屋の前で丸子橋を渡ると丸子宿の高札場。

Hizakuri007
Hizakuri008
その先は東海道のここも難所!のひとつ 
宇津ノ谷峠へと向かいますが・・・、我が膝栗毛、今回はここまで。

さて、丁子屋に戻りまして・・・、

Hizakuri009

その”とろろ汁”。

  Hizakuri0101 Hizakuri0102
これがいちばんシンプルな丸子定食。
白味噌仕立てで少々甘味があり粘りも強く、弥次さん、喜多さんが
舞台で滑って転んだ”とろろ汁”にはピッタシかも。

Hizakuri011

歌舞伎、その舞台を訪ねて、
この日は「東海道中膝栗毛・鞠子(丸子)宿の丁子屋」、
街道名物”とろろ汁”でした。

中日劇場、舞台は28日までです。

2009年5月20日 (水)

鳥取砂丘

山陰の旅が続きますが、ここは実に10年ぶりの再訪でした。

鳥取砂丘。
この日の宿泊地米子まではここから2時間ほど、
暫しの時間をこの雄大な砂丘で砂と戯れます・・・。

Sakyu001
この日は風が強く肌寒いほど、
Tシャツに半そでシャツでは砂丘歩きはチョッとこたえましたが、
馬背を越えて海が見たい・・・と気持ちが先立ちます。

Sakyu002
時折風に舞う砂埃が人々を隠しますが・・・
体は先へ先へと進みます。

    Sakyu0031
    Sakyu0032
この日は風が強すぎたのか?、
あまり砂丘の風紋も見られず撮影には単調すぎて・・・。

Sakyu004
Sakyu005
舞う砂も絵にはなりません><
ただただ、”砂が足跡~消してゆく~~♪”

  Sakyu0062_3
     Sakyu0061_3
さすがにこの馬背を海辺に下りる人を見かけませんでした。

もちろんわが身もただ馬背に立って、
吹き付ける風と砂塵に身を任せるばかり・・・。

Sakyu007
たたずむ娘さん!
砂丘に素足は似合います。^^

    Sakyu0081
    Sakyu0082
我が身一人が砂と戯れて、しゃがむと砂が頬を打つ、痛っ!

Sakyu009
砂が流れるさまを撮ってみたものの・・・、
解説しないと分からないようでは痛い目をした意味がないし
これも辛いねぇ。><

    Sakyu0101
    Sakyu0102
ひとしきり砂と戯れて戻ります。

さすがに帰りはまるで靴の中で砂地を歩いているようでした。

Sakyu011

鳥取砂丘。
忘れかけていた日を思い出しながら・・・、
この日走り回った旅の締めくくりでした。

2009年5月19日 (火)

余部鉄橋

少し時間を取りすぎた出石町から島根に向かって走る道、
次の目的地は余部鉄橋!
豊岡市を抜けて国道178号線を香住へと向かいます。

香住から10分程、国道178号線の上に架かる鉄橋、
ただいま架けかえ工事中です。

Amarube0011
Amarube0012
香住側に書かれた”さよなら”、”ありがとう”の文字に・・・
余りない?この鉄橋の将来を感じます。^^;

ちょうど香住方面へ(右に)の電車が通過していきました。
何というラッキー!しかし撮るタイミングが悪いわ。><

Amarube002
高さ41.5m、長さは310.7m。

Amarube003
明治45年(1912)完成、当時は東洋一と言われた名橋。

Amarube004
トレッスル式と呼ばれる鋼材をやぐら状に組み上げた橋脚が特徴。

Amarube005
この種の鉄橋では日本一の規模を誇るとか。

Amarube006 Amarube007
鉄橋を渡ると美しい日本海が望めますが・・・手前から。

Amarube008
餘部駅から見る余部鉄橋。

Amarube009
餘部駅、単線のため片側ホーム。
鉄橋完成から遅れること半世紀余り、昭和34年(1959)の開業。

この裏山から鉄橋全体を見渡せる展望台があったようですが、
工事のため閉鎖され通行できません。

で、下からの展望です><

Amarube010
駅から来た道を戻ります。
何度見てもよろしいなぁ。(^^♪

Amarube011
あらためて仰ぎ見る鉄橋。
ここを列車が通るんですねぇ、(当たり前です!)。^^;

自慢じゃないんですが・・・私、
こうして下から高所を仰ぎ見ると何故か体がふらつくんです。
かなり頑張って撮っています。

Amarube012 
Amarube013 
餘部駅に向かう普通列車がトンネルから鉄橋に入りました。
新しい鉄橋の橋脚をすり抜けるように、
普通列車が餘部駅に向かっています。

2010年秋の完成に向けて、
余部鉄橋は架け替えのための橋脚工事が進んでいますが、
この日も鉄橋の下に作られた展望所には、
たくさんの人たちが通過する列車に手を振っていました。

2009年5月18日 (月)

但馬の小京都・出石

松江で行われた「ホウランエンヤ」に行く途中、
立ち寄ったのが但馬の小京都といわれる「出石(いずし)町」です。

数ある各地の小京都!
いつも何が?と思いながら・・・今回も淡い期待を。><

まずは、「出石城址」に登城です!

Izusi001
昭和43年に本丸跡に隅櫓が復元され、
その後、建設された登城橋を渡り登城門をくぐります。

Izusi002
二の丸跡から見上げる本丸跡の隅櫓。

登城門からきましたが・・・、
どうやら左手の稲荷神社参道石段を登るのが本筋のようです?

 Izusi0031 Izusi0032
本丸跡と櫓の傍にある「感応殿」、
出石藩主仙石氏の祖で、あの石川五右衛門を捕らえたと
伝説化される権兵衛秀久公を祀ります。

Izusi004
本丸上、最上部には鎮守の稲荷神社。
その境内から見る出石の町並みです。

Izusi005
下から見る「出石城跡」。

後ろに見える有子山の城を廃して、
その麓に上から稲荷郭、本丸、二の丸、二の丸下の郭三の丸と、
梯子を立てかけたように築かれていますが・・・と説明に、
その様子がよく分かります。

町中に入ります。

Izusi006
城跡から真っ直ぐに伸びる大手町通り、
すぐ右手には「震鼓楼」という時計台があります。

町中の散策は後回しで「宗鏡寺(すきょうじ)」へと向かいます。

Izusi007
ここもたくさんのお寺がありますが、
ここはあの沢庵和尚が再興した寺で沢庵寺とも。

寺の見所はたくさんありますがやはりこちら、

  Izusi0081
     Izusi0082
沢庵和尚の作庭といわれる「庭苑・不義園」です。

Izusi009
境内の案内路を行くと奥の小山には沢庵和尚の墓が、
そして和尚が結んだ小庵「投淵軒(とうえんけん)」があります。

町に戻りました・・・、小さな小さな小京都を散策です。

Izusi010
日本の歴史に関わる山間の小国「出石」、
確かに小さな町です。

見所もありますが・・・、先を急ぐ身としては最小限の見所散策、
大手町通りに戻ってきました。

Izusi011
初めに載せませんでしたが、これが「震鼓楼」、
出石のシンボル的存在だそうです。 

時計をご覧いただくと分かりますが?すでにお昼時です。

Izusi012
ここは関西屈指のそば処、
何がなくても名物”出石皿そば”が控えています。^^

名物に旨いもの無し?さてどうでしょうか。
一人前5皿の蕎麦に、薬味と玉子に山芋とろろが付いています。
もちろんお皿の追加が出来ますが、
やはりこれは食べ比べ、そば処の梯子と相成りました。

2009年5月17日 (日)

ホーランエンヤ・渡御祭Ⅱ

ホーランエンヤ・渡御祭の続編です。

始まりました水上絵巻!
神輿船を中心に回りながら奉納される絢爛華麗な櫂伝馬踊り。

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まずは宍道湖大橋と松江大橋の間で行われた櫂伝馬踊りです。

集結場所から次々と繰り出した5隻の櫂伝馬船が
櫂伝馬踊りを披露します。

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その中心には神輿船。

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船首では櫂を剣のように操る勇壮な踊りの剣櫂(けんがい)、
船尾では長襦袢や友禅姿で体をくねらせて舞う采振り、
これが櫂伝馬踊りの主役です。

人垣ではこれしかない頭越しの撮影!かなりの手ブレ><
撮るのに夢中で手ぶれ補正を忘れました、ご愛嬌で・・・^^;

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この場所では撮影にかなり苦戦!場所を移動します。

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次の櫂伝馬踊りの披露場所になりますこちら、
松江大橋と新大橋の間で待ちます。

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先の場所から次々と櫂伝馬船が松江大橋をくぐって来ます。

船は幟や吹流しで飾り付けられ、
”ホーランエンヤ”の唄が祭りを盛り上げます。

その剣櫂と、采(ざい)振りの様子です。

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参加する5地区が、
それぞれに独特の剣櫂と采振りを見せてくれます。

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「ホーランエンヤ」、
資料にしている新聞の特集記事によると、
「ソーラ(ホーラ)の掛け声とエンヤ(エーヤ)」の受け答えが
その語源らしい・・・と。

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大橋川では3ヶ所でそれぞれ50分から60分ほどの
櫂伝馬踊りが披露されます。

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剣櫂、采振りともに、それぞれ交代要員がいますが、
交代の際にはお互いが礼をして交代しています。^^

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この櫂伝馬船、
もちろん手漕ぎでその櫂かきも見所のひとつかと(自分的には)。

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ピッタリと息の合った櫂かきが見事なものです!

ホーランエンヤ、
この場所での披露も終りに近付きました。

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次の披露場所へと向かう櫂伝馬船。

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飾り付けられた幟やぼんぼりが倒されて、
船団は「新大橋」の橋げたをくぐり次の場所へと向かいました。

その後、「御神霊」は東出雲町の「阿太加夜神社」に安置され、
20日の「中日祭」、24日の「還御祭」へと祭りは続きます。

縁あって、これもまた伝統の祭りを見せてもらいましたが、
次に開催されるのは12年後・・・これも伝統です。

2009年5月16日 (土)

ホーランエンヤ・渡御祭

先に撮って出しで触りだけをお伝えしましたが、
松江城山稲荷神社式年神幸祭・日本三大船神事「ホーランエンヤ」、
長いですが正式にはこのタイトルのようです。><

今日の祭りの全容を紹介します。

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大橋川の松江大橋北詰にある乗船場(手前)で待機する神輿船。
櫂伝馬船も集まり始めていましたが・・・、
おそらくここはもう撮影できないと思い先に載せます。

この後神事の行われている「城山稲荷神社」に戻り、
御神輿陸行列の出発から行列を追います。

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松江城の北側にあります稲荷神社、祭りの前の様子です。
まだ早かったので人はほとんどいませんでした。

神事が終わって御神輿の陸行列が出発です!

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拝殿から階段を下りて参道を行く御神輿。

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松江城北惣門橋を渡る神輿行列、
ここから町の中に出ます。

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町筋を行く行列です。

先に、先にと先回り、祭りの楽しみです。^^

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堀川京橋を渡る御神輿。
ここから大橋袂で待つ神輿船まではすぐ!

急いで先に目星を付けていた場所に向かいましたが・・・、
さすがにそんなに甘くないですね!

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こんなもんです><
しかしこれでめげたら祭りは見れません!
人の垣根を押し分けて・・・?いえ、それは出来ませんが、
まぁ、適当にです^^;

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神輿乗船を待って集結する櫂伝馬船。

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「清目船」が行きました。

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花火の合図から少し経って・・・櫂伝馬船が動きます!

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「神輿船」が出ます。

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神輿船の引き舟を務める櫂伝馬船、
船上で繰り広げられる櫂伝馬踊り、これがホーランエンヤ!

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大橋川に架けられた4つの橋の間で行われる船団行列と、
歌舞伎役者や女形を思わせる衣装の若者たちが、
船首で剣櫂(けんがい)、船尾では優美な采振りを演じます。

その水上絵巻の始まりです!・・・続きます。

ホーランエンヤ!

ホーランエンヤ!
旅の途中ですが、今日は島根県松江市です。
松江城山稲荷神社式年神幸祭「ホーランエンヤ」、
その渡御祭でした。

詳細は改めて載せますが、
12年ごとに行われる日本三大船神事のひとつです。
凄い人出の中での見物でした。
朝からの空模様に気が気ではかったんですが、
天気は曇!なんとか持ってくれました。

勇壮で壮大!そして華麗な祭り・・・。続きます。

2009年5月15日 (金)

大野町バラ公園・続編

「大野町バラ公園」の続きです。

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ここにはいろんな種類がありますが、
まだ蕾のものも多くありました。

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この日は暖かい日で太陽もいっぱい!

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陽に映えるバラの花!

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バラ祭りは今週末。

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一瞬、乙女椿を思い浮かべました。^^

久しぶりに陽光とバラに挑戦です。><

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バラも見方によっては変わります。

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陽光とバラ!この種の色は撮るのに難しいですね。

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円形の区画されたバラ園の道は迷路のようです。

今度は少し赤で統一してみました。

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真っ赤なバラと陽光。

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久しぶりに撮るバラの世界、こちらはもう趣味の世界です。^^

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赤が多かったですが、
黄色もまたよろしい、というよりこれも撮りやすい色で・・・(大汗;)。

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最後はバラの葉にスポットを当ててみました。^^

「大野町バラ園」、
”バラ祭り”には満開のバラが見れると思います。  12日

2009年5月14日 (木)

大野町バラ公園

岐阜県揖斐郡大野町にあります「大野町バラ公園」です。

7分咲きとの情報に出かけてみました。

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今週末の16日(土)・17日(日)には
「バラ祭り2009」が開かれますが、先取りです。

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情報どうりですかね、7分咲き。

まずは赤と白から。

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ここ大野町はバラの苗木の生産量が日本一で、
「町の花」だそうです。

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公園には100種類・2、000本の花が植栽されているそうですが、
地元の方の話では新しい品種も増えているとか。

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100品種!から、原色の花を中心に載せております。

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やっぱり赤が好き?という訳ではありませんが。^^

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こういうのもまたよろしいんではないかと・・・。

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それでも・・・バラといえば赤に目がいきます。^^;

「大野町バラ公園」
決して大きな公園ではありませんが、
区画された花壇にいろんなバラを見ることが出来ます。

バラ!華麗なる花に魅せられて・・・続きます。

2009年5月13日 (水)

赤目四十八滝・野草編

赤目四十八滝、新緑と滝の後は今年も野草(花)です。

毎年、春に行く時期が決まっていて、
何も変わり映えしない野草のオンパレードですが、
今年もチョッと悩まされた滝道の野草です。

その前にやはり滝を一つ。

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「行者滝」です。
あまり知られていないと思いますが、
滝道に入っていちばん最初に出会う滝です。

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そして最初の花はこの「ヒメレンゲ」、
「メノマンネングサ」かで悩みましたが・・・実は今でも?

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「柿窪滝」、かなり奥深いところにあります。

中間部を過ぎたところにありますが、
この辺りからわが身を悩ましたこの野草が・・・。

一挙掲載です、今でもよく分かりません。><

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この2枚は同じ葉、
「コウライテンナンショウ」です!といいたいんですが、

 ※ コメントいただきました・・・、上はムロウテンナンショウ、
    下と、次の3枚はすべてキシダマムシグサです。(9/3)


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「コウライテンナンショウ」の葉はこちら、
上の2枚とは微妙に違います。

そしてこちら、

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まったく違う葉なんですが、これは「マムシグサ」。

今回、というより毎年悩んでいますが><
ネット図鑑では「マムシグサ」、別名「コウライテンナンショウ」と?
野草図鑑では別物なんですが?
これだけ悩ませてもらうと野草を見分けるのも楽しいもんです!^^

まぁ、野草にもいろいろあります。

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イチゴもたくさん種類がありますが、こちらは「クサイチゴ」。
※ こちらはヒメバライチゴでした。
  
コメントありがとうございました。)

そして自分的には山の花です!

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「ショウジョバカマ」の花が終わった後、
あのピンクが緑の花被に変わります。

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「ラショウモンカズラ」、
「荷担滝」の道筋に多く見られます。

この「琵琶滝(赤目5爆の一つ)を見ると滝はあと一つ。

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ここから「巌窟滝」への最後の登りを過ぎると・・・。

この花に再会です。

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昨年は探すのに苦労しました「ギンリョウソウ」、
別名”ユウレイソウ”です。
今年はその名に負けず、幽霊の如く、落ち葉の陰や、
朽ちた木の間など、いたるところでその姿を見せてくれました。

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最後はこれ、一昨年に見て以来の「ヤマウツボ」です。
断定してろくなことがないんでが・・・>< 

昨年と何も変わらない「赤目四十八滝」の野草たち(当たり前?)、
今年も再会出来て楽しい滝道の散策でした。

2009年5月12日 (火)

赤目四十八滝・新緑と滝編

毎年恒例の春の「赤目四十八滝」滝めぐり、
新緑の季節は何故か行く日が決まっているようにGW明けです。

この時期は滝とともに花を探しての遊歩道ですが、
今年もまた同じように出合までの往復でした。

町は真夏並みの暑さだったそうですが、
こちらは涼しいくらいで、マイナスイオンもいっぱいの遊歩道です!

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「乙女滝」です。
目立ちませんがこれでも滝です。^^

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この日は日曜日でしたが、人出はそれほどでもありません。
団体が5組、長い列を追い越して先に出ます。

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「姉妹滝」です。

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新緑も例年とは違うところをと思いながら・・・、
撮るのはどうしてもいつもと同じ場所になってしまいます。^^;

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「赤目5爆」の一つ「荷担滝」、今回は横からです。

すぐに「雛壇滝」

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正面と、横からです。

やはり滝となると「赤目五爆」ですが、
何故かこの「雛壇滝」が好きで、見ていて飽きない滝、
休憩場所でもあります。

「赤目四十八滝」、遊歩道の最後はこの「巌窟滝」です。

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今年は全般的に水量が多いようでした。

ここからいつものように出合いまで行って戻ってきました。
帰りは朝とは違った新緑に出会えます。

帰りの新緑を楽しみます。

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苔むす岩と緑の木々。

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陽が高くなり、ほぼ真上からの陽射しに新緑が映えます。
至福のひとときです!

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川の流れと”ヒメレンゲ”、
赤目渓谷の春を代表するように咲き乱れます!

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この滝もその名のとおりあまり知られてない・・・
と思うんですが「陰陽滝」。

最後はこちら、

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大好きな「布引滝」を上から・・・、
流れ落ちる様もまた一段と見応えがあります。^^

「赤目四十八滝」春、新緑の滝道を今年もまた楽しみました!
そして滝道に咲く花に今年もまた再会です・・・続きます。 

2009年5月10日 (日)

木曽川水園・続編

「河川環境楽園」の中にある「木曽川水園」の続きです。

木曽川を模した河川公園、
その上流部まで行って折り返します。

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中流部にあたる農家と別れ、
さらに奥に行き橋を渡ると道は左右に別れます。

ここから先は「危険箇所あり」の注意書き!
右回りで来ているので左の道を行きます。

Kawasima2002
道端にはたくさんの山野草の名札が立ち、
これはもう山道の様相です。

写真は”ムシカリ(スイカズラ科)”です。
一瞬、ヤマアジサイかと思いましたが・・・、見分けが難しい!

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”ウラシマソウ”です。
長い髭がまるで釣り糸のように・・・。

花木を楽しみながら最上流部に入りました。

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なにやら深山幽谷を思わせそうな雰囲気の岩場、
「垂水の沢」を通り抜けます。

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”バイカウツギ”の咲き乱れる先にある滝、「大滝」です。

Kawasima20051
しかしこの辺り、
”木曽川の渓谷美を再現し、大滝(8m)や5mのつり橋もあり、
深山の雰囲気を楽しむことができます。”
とありますがなんとも凄い石?それとも岩といいますか・・・。

Kawasima2006
滝の近くに咲く”ナンジャモンジャ”、
かなり散っていました。

Kawasima2007
そしてこちらは”ヒメウツギ”。
滝からつり橋までの道に群生しています。

そのつり橋から見た渓谷美です。

Kawasima2008
大滝から下流に引き返していますが、
これはつり橋から見た上流部。
橋から下流部を見てもこの奇岩・岩礁の渓谷が続いています。

これって造りもの?それとも運ばれてきたもの?
まさかここにあったとは思えない?思わず自問自答でした。><

Kawasima2009
”ゼンテイカ(ユリ科)”、別名が”ニッコウキスゲ”、
初夏に咲く花ですが・・・すでに咲いていました。
お馴染みの朝咲いて夕方にはしぼむという一日花です。

花木ばかりではありません!

Kawasima2010
「観察窓」というのがありました。

ここは「木曽川水園」、水辺との共生がテーマです。
水中の様子を見ることができます。^^

そしてもう一つ、

Kawasima2011
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「ハリヨ」の生態を横から観察できる”ハリヨ池”です。
確かに上からしか見たことがありません。><

ここは農家の対岸?東側になります。
川の右岸を上流部に歩き、左岸を下流部に歩いてきました。

Kawasima2013 
そして下流部です。

Kawasima2014
川を回りこみますと出発地の「木舟遊覧乗り場」です。
ちょうど一周して来ました。

初めて散策した「河川環境楽園・木曽川水園」。
これはもうただ^^;の公園ではありませんでした。

2009年5月 9日 (土)

河川環境楽園・木曽川水園

高速道路1000円の旅で行ける川島PAハイウェイオアシス、
その中にあります河川環境楽園・木曽川水園です。

この日は平日で高速1000円が使えません><・・・で、
初めて一般道から入りました。

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休憩には時々立ち寄るところですが、
目的を持って来たのは初めてでした。

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オアシス・・・だけあって環境整備が行き届いています。
正面の水路に沿って先に行きます。

ちょうど左手が高速のハイウエイオアシス駐車場。
進めば最奥に木曽川水園があります。

今日の目的はここでした。

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その「木曽川水園」。
ハイウエイオアシスには何度も休憩に入っているんですが、
ここを散策したことはありません。

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木曽川の上流部から下流部までを木曽川水園として整備し、
その自然と文化が再現されています。

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水園を巡る木舟遊覧!
ここから中流、上流を目指して散策していきます。

巡ったコースは左回り、四季の花が咲き乱れます・・・。

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まず最初はこの花、平凡ですがタニウツギ。

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ハイウエイオアシス、まさに面目躍如の景色です。

河川と自然の共生をテーマに創り出された複合公園。

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川辺に咲くハコネウツギ。

木曽川を模した下流部から中流部に入ります。

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”バイカウツギ”の咲く農家の入り口。

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棚田に、軒の干し物、灯る電灯・・・。
里の風景画がここにありました。

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バイカウツギとあやめ・・・花も彩を添えてくれます。^^

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里の風景を見て、
散策はこれから木曽川水園の上流部へと入ります。

ここは国営木曽三川公園の一つ。

数ある木曽三川公園ですが・・・、
この先の造りにはチョッと驚かされました!・・・ 続きます。

2009年5月 8日 (金)

揖斐祭り・子供歌舞伎

揖斐祭り、最後は祭りのハイライト「子供歌舞伎」です。

今年の当番町は上新町組、「龍宮車山」で、
披露されるのは、「恋女房染分手綱 重の井子別れの場」。

各地の子供歌舞伎を載せてきましたが、
これまではあまりあらすじに頼ることはなかったと思いながら・・・。

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この舞台、見せ場を撮るのが難しく、(自分的にはです^^)
今回はあらすじに頼ってしまいます。><

そのあらすじから入ります・・・。

10歳になる由留木家息女調姫は、こし入れで東国へと
下ることになります。しかしいざ宿から出発となると姫はむずかり、
東国へ下るのを嫌がります。その姫に、御付きの家老が東海道の
宿場を折り込んだ話を面白可笑しくしますが、やはり姫の機嫌は
直りません。
(このくだりの話は面白い!良くできていました^^)

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困り果てている近習のところに腰元の一人が、
子供の馬方が道中双六をしていて面白そうだという・・・、
早速子供の馬方が呼ばれます。

Kabuki003 
呼ばれた馬方の名前は三吉・・・なんですが、

どうも物忘れがひどくなったのか?><
この辺りの台詞まわしが曖昧です^^;

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山車の前にある御祝儀がどんどん増えてきました・・・余分?^^

舞台では、
三吉が姫や局、家老たちと道中双六をするうちに・・・
やがて姫の機嫌が直ります。

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この場面では家老と三吉のやり取りが見ものなんですが、
その動きを載せられないのが残念!

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早く東国に行こうと言い出す姫に、皆は早速出発の用意です。

皆が立ち去ったあとに、重の井が褒美を持って現れます。

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乳母重の井は三吉に褒美を与え、
用があったら乳の人、重の井を尋ねて来いと言います

その名を聞いた三吉はそんなら自分の母だと言い出します。

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三吉は重の井と由留木家御物頭伊達の与作の間に生まれた
不義の子、与作は国を追放され、重の井は調姫の乳母となり、
親子は長い間別れていたのです。

心の葛藤に悩む重の井と、母を慕う三吉の絡みが演じられます。

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この辺りは微妙な心のさまを名演技!

重の井は有り合わせの金を包んでこの場を去るようにと
三吉に頼みます。三吉は「馬方こそすれ、伊達の与作の総領じゃ、
母様でもない人に金を貰う訳がない。えゝどうよくな母様、
覚えて居さっしゃれ・・・」と恨めしそうに言うのでした。

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やがて、姫の出立となります。

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家老から、かごの前で唄えと言われ、
泣く泣く声を張り上げて唄う三吉でした。

”坂は照る照る 鈴鹿は曇る 間の土山雨が降る・・・♪”

Kabuki013
この段、終演です。
そして・・・

Kabuki014
幕が下りました。

ここ揖斐川町の子供歌舞伎は、
平成16年に上演されてから6回目だそうですが、
伝統と歴史ある山車芸とともに、
この子供歌舞伎も守り続けてもらいたいものです。

訂正:
下線部分はまつりとは別に行われている子供歌舞伎特別公演?
のことでした。まつりの子供歌舞伎は昭和14年から24年の間
中断しましたが、この地に連綿と続く伝統と歴史のあるものです。
ご指摘ありがとうございました。

揖斐川町「三輪神社」の揖斐祭り、
子供歌舞伎が終わったところで雨になりました。

2009年5月 7日 (木)

揖斐祭り・神輿渡御

稚児役者の練り込みの後は祭礼の主役、神輿の渡御です。

午後から始まった神輿倉での神事。

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納められている御本社3基の大神輿に玉串を奉げ、
神職からお払いを受けます。

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神輿倉から曳きだされる大神輿、
まずは三社のうち本社、そして先社と後社の神輿です。

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山車の並ぶ境内に曳き揃えられた3基の大神輿。

予定時間から少し遅れて出発です!

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3基の神輿が担ぎ上げられました。

まずは境内で練ります!

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この神輿渡御は喧嘩神輿ではないので、
”粛々と執り行ってください”との注意がありましたが・・・、
そこはやはり祭りです!

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少々のパホーマンスは当然です。
高々と神輿を持ち上げ、激しく揉み合います!

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ひとしきり揉み合った後、
先社が鳥居をくぐって町に練り出しました。

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後は本社と後社の揉み合い!

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そして3基の大神輿が境内から町へと出ます。

その後に従うのは10基の子供御輿。

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こちらも大神輿には負けていません、
若者たちや、子供たちが大ハッスル!

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若いだけに動きが激しく、上に、下にと御輿が舞います!

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10基の子供御輿!
それぞれに激しい動きで、これぞ祭り神輿と見せてくれました。

神輿は三輪地区の各神社を廻って、
夕刻にはここ三輪神社にと戻ってきます。

少し神輿を追っかけたかったんですが・・・

Mikosi012
すぐにこの日の見どころ、「子供歌舞伎」が始まる時間。

この年の当番町は上新町組「龍宮車山」、
すでに山車の前は人垣ができていました・・・続きます。

2009年5月 6日 (水)

揖斐祭り・稚児役者練込み

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いきなりですが・・・、
一瞬、轢かれるんじゃないかと思いましたがな!
いまどき別にサルが出没しても珍しくないんですが、
なんとまぁ、横着なお猿さんじゃありませんか。

ここは岐阜県揖斐郡揖斐川町、
この日は「三輪神社の」例大祭の本楽、「揖斐祭り」でした。

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揖斐川町三輪と近郷の総氏社として祀られてきた神社です。

この例祭は御本社3基の大神輿と、10基の子供神輿の渡御、
そして5輌の山車が町内を巡行し、子供歌舞伎が奉納されます。

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この日は本楽で、境内にはすでに5輌の山車が集結していました。

山車の前を通って「三輪神社」に参拝。

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横には神輿倉があり、本殿にも参拝できます。

祭りは11時の「稚児役者練り込み」でスタート。

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子供歌舞伎の役者が衣装をまとい、
三輪神社に参拝します。

この日の演目は「恋女房染分手綱 重の井子別れの場」、
あのお猿さんが悠然と渡った国道をゆっくりと進みます。

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先頭はお姫様役の小学2年生の女の子、
人気です!カメラが集中します。

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続くは、重の井の子・三吉役の3年生の男の子、
お姫様役のお兄ちゃんのようです。^^

後ろに従う腰元役の子と家老に局、すべて小学生です。

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最後に控えるのが”重の井”役の6年生の女の子、
午後からの舞台が楽しみでした。

それぞれ日傘を手に歩く姿は顔見世的なところもあるそうです。

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子供役者の後ろには編み笠をかぶったお囃子連が続き、
この行列を盛り上げます。

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先頭に町内方の頭が、
子供役者の横にはそれぞれのお母さん?が付きます。

見物の方も顔見知りが多いようで・・・

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これはまた、女性子連れ狼?・・・冗談ですが、
乳母車ですか、よろしいなぁ!

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練りの行列は露天が立ち並ぶ通りから、
鳥居をくぐって神社の境内に入りました。

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5輌の山車の前を通り、三輪神社の拝殿前にと進みます。

そして全員が神社に参拝して練り込みは終わりました。

この後、午後には「神輿渡御」が行われ、
神輿が出てから子供歌舞伎の奉納が行われます。 

この後は神輿渡御へと続きます。^^    

2009年5月 5日 (火)

赤沢自然休養林・森林浴編

森林鉄道「丸山渡停車場」から線路を渡って、
今使われていない森林鉄道の 軌道を少し歩き「本谷橋」へ。

ここから冷沢峠への登りになります。

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線路の先は今は通行止めで関係者以外は立入り禁止。
本谷橋で渓流を渡ります。

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渡ったところにあるコース案内板、なぜか小さな鐘がありました。

200mほどの道を九十九に登っていくと冷峠。

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見事な巨木のヒノキが林立する天然林が広がります。

この辺りは登るにつれてバイカオウレンの群生が
足元を埋め尽くします。

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可憐で小さな花が一面に咲いていて歩くにも注意が・・・。

Akazawa006
Akazawa0061
峠からの下り道に敷かれたこの木道。

木の根道の上に造られていましたが、
どうも人が歩くためのものではないな~と・・・思いながら、
この木道を避けるように歩いて行きます。

 Akazawa0071 Akazawa0072
朽ちた木に咲くバイカオウレンが目を楽しませてくれます^^

Akazawa008_2
峠道を下りきったところにあった「幸福の鐘」、
鉄の板に文字が書かれていました。

Akazawa009_2
ここは椹窪(さわらくぼ)といわれサワラが多く、
伊勢神宮の御造営用材供給のために設けられた旧神宮備林。

ここに来てどうやら先ほどの木道が何か見当がつきました!
確信はありませんが、散策路用のものではないのは確か、
となると伐採した木を下ろすためのもの?としか考えられません。

しかしその答えはありません。^^;

散策路はここで駒鳥コースと上赤沢コースに分かれますが、
まっすぐ駒鳥コースに入ります。

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途中にあった「つめた沢床堰の跡」です。

昔は伐採した木を集め、堰き止めた水と一緒に流し出したという。
その床堰の跡で、底に入れた枕材の一本が残っています。

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こちらは”仲良しの株”。
ヒノキとサワラが仲良しになった一本の木、
合体木と呼ばれているそうで”良縁のご利益があるかも”・・・と。

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楽しんできた森林浴!
ここで「「ふれあいの道」に戻りました。

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最後はやはり森林鉄道でした。

鉄道と、森林浴のさわりの散策だけで終わりましたが、
ここには他にも「森林鉄道記念館」や「森林資料館」、
「森林交流センター」などの施設があります。

回り切れなかったコースもそれぞれに魅力があり、
あらためて来たいところです。

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「赤沢自然休養林」。
森林鉄道と散策コースの3つを組み合わせ、
休養林の中心部と最深部を巡ってきました。

帰る途中の県道からの景色!
残雪の中央アルプスがパノラマのように広がっています。

2009年5月 4日 (月)

赤沢自然休養林・鉄道編

連休初日の2日、予定どうりの?高速大渋滞で、
たまらず一般道に降りたらなんと、こちらもそれ以上の渋滞!
結局高速道で我慢したほうが早かったという馬鹿な話で・・・。

着いたところは信州木曽・上松「赤沢自然休養林」です。

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日本で最初に「自然休養林」に指定され、
「森林浴発祥の地」でもあります。

赤沢美林の中には自然を満喫できる8つの散策コースがあり、
それぞれに違った森林浴を楽しめます。

しかしまずはこれ、「森林鉄道」。

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昔は木材運搬に使われていた鉄道が昭和62年に復活!

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小さなディーゼル機関車に引かれた客車が
赤沢美林内を走ります。

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15年ぶりに訪れましたが、左がその当時の乗車券!
右が今回のものですが、こちらはコースターとして利用できます。

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出発進行!
渓流沿いを走る列車の線路に沿うようにあるのが
全線が舗装路と橋で整備された「ふれあいの道」。

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散策する人たちと手を振り合いながら爽快に走ります。

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折り返しの「丸山渡」に到着!機関車の入れ替えで小休止、

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皆さん記念撮影で大忙し!
そして折り返します。

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この列車、片道切符はありません!
往復2.2キロを折り返し、25分で走ります。

鉄道旅行を楽しんだ後は森林散策です。

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この日は着くのが遅れてしまったため、
いくつかのコースを繋いで見所を散策しました。
まずは一般的な「ふれあいの道」を行きます。

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途中にある水芭蕉の池、
少しですが咲き残る”ミズバショウ”です。

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途中から「駒鳥コース」に入って「御神木伐採跡地」へ。

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ここは伊勢神宮の遷宮で使われる木が伐採されるところ、
昭和60年遷宮の「御神木伐採地跡」です。

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伊勢神宮の「御樋代木(みひしろぎ)」の切り株、
向かって左が「内宮」、右が「外宮」の切り株です。

散策路に戻って、「ふれあいの道」にある「呑曇淵(どんどんぶち)

Akazawa0103_2  

水がどんどんとリズミカルに流れ落ち、
曇が淵に映えて美しいことから「呑曇」の字が当てられたと。

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その傍を走る森林鉄道。

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「ふれあいの道」はすぐに「丸山渡停車場」に着きました。

ここからは「冷沢(つめたざわ)コース」に入ります。
見事なヒノキの巨木が林立する冷沢峠を越え、
可憐なバイカオウレンの群生を見ながら再び駒鳥コースへの道。

休養林の中心部を歩く森林浴編・・・続きます。

2009年5月 3日 (日)

旧東海道金谷・菊川石畳

「お茶の郷」から西に少し行くと旧東海道・金谷坂の石畳。

芭蕉の「野ざらし紀行」を追って歩いた東海道ですが、
2年半ぶりの再訪でした。

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お茶の郷周辺の”お散歩マップ”ではここから金谷駅まで
石畳と旧東海道を歩きますが、この日は写真だけ。

すぐ傍にある芭蕉句碑です。

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「馬に寝て 残夢月遠し 茶の咽 」 
貞享元年(1684) ~野ざらし紀行~。

そして西に少し歩くと

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”菊川坂の石畳”です。
下った先は金谷と日坂の間の宿・菊川。

小夜の中山に向かう途中にある二つの石畳、
街道の道を残そうと、地元の方たちの努力で復元された道です。

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遥か茶畑越しに見える先がその菊川宿です。

この日も東海道を歩かれていたご夫婦がいましたが、
この時期は見事な茶畑を見ながらの歩き旅。

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なんともうらやましく見送りながら、
このまま歩いて行きたいと・・・思わず石畳を降りてしまった
愚かな爺でございました。><

2009年5月 2日 (土)

お茶の郷・島田市

”夏も近づく八十八夜~~~♪”

いきなりですが、何の意識もなく書き始めて気が付きました。
そうなんです!今日は八十八夜でした・・・で、「お茶の郷」、
という訳ではなくただの偶然です。^^

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御前崎から向かったのは島田市金谷にある「お茶の郷」、
正式には「お茶の郷博物館」です。

島田、菊川、牧之原~~、すでに茶摘が始まっています。

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本来なら博物館を観て、茶室でお茶をいただき、
庭園を観て・・・というコースなんですが・・・。
この日はその無料の庭園だけを拝見するという
なんともケチな了見でございました^^;

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その庭園と茶室ですが、
これがなんとあの小堀遠州ゆかりの茶室と庭園だそうです!

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大きな”中の島”を築いた苑池を中心に置く庭園。

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”遠州が後水尾院の仙洞御所の東庭に作庭した姿を復元する”
と説明版にあります。

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中の島に架かる石橋と橋廊下、先に見える築地塀。

そして
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島の先端には州浜がありました。

庭園の間にある築地塀を隔てて塀沿いには、

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「伊勢物語」に因む八つ橋が設けられています。

橋を渡って再び庭園に戻ります。

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庭を南から・・・、岩山と橋廊下。

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茶室から橋で繋がる池の中の「茶屋・向峰居」。

因みに茶室「縦目楼(しょうもくろう)」は、
遠州が親交していた松花堂昭乗のために建てた
京都岩清水八幡宮滝本坊の書院が復元されています。

牧の原大茶園の中にある「お茶の郷博物館」、
博物館もお茶室も無視であつかましく庭園拝観だけでした。^^

傍にある「牧の原公園」からの島田市街と金谷です。

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流れる川は大井川、見える橋は大井川大橋です。
ここは金谷の町、金谷といえば大井川鉄道と旧東海道、
その旧東海道”金谷の石畳”はここからすぐです。

2009年5月 1日 (金)

御前崎灯台

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静岡県最南端の岬にある「御前崎灯台」です。

名前だけはよく知っていますが、
なぜか一度も訪れたことのないところの一つでした。

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灯台の中から最上部で下から見たレンズです。

               Omaezaki002 
その下の部分。
 
高速休日割引1000円の旅、この制度がなかったら、
おそらくぶらりと一人でここまで来ることはなかったですが・・・。

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灯台から見る左(東)駿河湾?と、中央(南)、遠州灘?
その先は太平洋です!

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そして右(西)です。
こちらははっきりと遠州灘が見渡せます。

ここ御前崎岬は駿河湾と遠州灘の中央に突出ており、
海の東海道とも言われる海道の要所で海難事故も多かったとか。

灯台から海岸に下りる途中にある、
「地球が丸く見えるん台」と言う展望台から・・・。

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丸く見えますか?
28ミリレンズでは無理ですね^^でもいいネーミングです。

海岸から見る灯台、

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下から見た灯台って今まであったかなぁ?・・・。

大勢の家族連れで賑わう御前崎海岸をあとに、
灯台への急な道を戻ります。

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灯台から続く散策路を行きます。
ふれあいの小径から「椿の休憩所」を通り「ねずみ塚」休憩所へ。

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見事な朝日が見れる場所だそうですが・・・見てみたい!

ここには「ねずみ塚」があります。
曰く因縁のある伝えの物語が書かれていましたが、
それは別の場所にある「猫塚」とともに機会がありましたら・・・。^^

来ました道を戻りましたが、散策路に咲いていた花。

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      浜昼顔と タツナミソウです。

花もけなげに咲いています。

行けばどこまでも行ける高速割引1000円の旅、
このところ”春眠暁を覚えず”で、
遅立ちのぶらり旅ではこの辺りが限度でした。><
 

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