東海道・見附から浜松
芭蕉を追って歩いた東海道ですが、
そのために好きなところだけを歩いて静岡県はまるで刃こぼれに。
少しづつ繋いできましたがまだ残っているところも多く、
暖かくなってまた街道歩きです。
今日は見付宿から先日歩いた浜松宿まで、
スタートはここ磐田駅です。
もちろんジュピロ磐田の本拠地ですが、
こちらは目もくれず旧東海道に入ります。
何故また東海道・・・、これには理由がありまして^^
5月の中日劇場・「東海道中膝栗毛」の観劇を前に、
せめて静岡県の東海道を歩き終えたいなぁと・・・、
静岡県を歩けば京都三条大橋まで走破できる、
ただそれだけの思いでこの日も一人の道中栗毛?です。^^
正直この間の東海道はあまり見るべきものがありません。
ひたすら西へと歩きます。
大乗院坂界隈という場所をを過ぎたら宮之一色一里塚跡、
その先には、
秋葉山常夜灯がありました。
欄間にある見事な龍の彫り物です。
ここから道は天竜川へと向います。
途中に残る松並木、街道の面影を残す印です。
天竜川が近づきます、
かって架かっていた木橋の跡がありました。
長年渡船で越えた天竜川が、明治9年に架け替えられた木橋の
源平新田側の天竜橋跡の碑です。
過去には洪水で恐れられた暴れ天竜!その天竜川。
この橋が今の旅人を迎える天竜川橋、
歩道橋がないから危険で注意と多くの手引書にあります。
「奥の細道」で強烈な橋歩きを経験している身としては、
楽しいとは言いませんがそこは注意して渡りました。
橋の中央部分から見る下流です。
渡りきって左折すると、
対岸の源平新田側の碑には比較すべきではありませんが、
「天竜川木橋跡」の木柱が立っていました。
ここから中野町(中ノ)町、
街道の宿間にある間の宿で、
江戸と京都のちょうど中間の宿、だそうで中野町とか。
街道筋の町並みを楽しんだのはここまで、
あとは国道をただひたすらあるくのみでした・・・。
そしてここに戻ってきました。
先日歩いた浜松から新居宿の出発地、板屋町交差点です。
東海道は歩き通さないと思いながら・・・、
やはり芭蕉を追った東海道です。
静岡県の旧東海道歩き、残すはあとわずかになりました。
5月の中日劇場・「東海道膝栗毛」までに間に合うか?
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懐かしいですね〜街道はよく歩きました。
磐田の駅舎も変わり 天竜川も気のせいか様変わりしているようです・・・
なにせ 訪ねたのは 松並木の通りに 土ボコリが舞い上がる時代ですから・・・
変わらないのは のどかな雰囲気だけですかね!
投稿: ビズー | 2009年4月 1日 (水) 16時43分
ビズーさん
街道歩きをされていましたか、それは嬉しい!
今はもう街道の面影を残すところも少なく、
東海道の街道歩きも歩いた限りでは楽しみも少ないですね。
というか、楽しみのところはすでに歩いてしまった、
そのためでもありますが^^;
もう少し東海道を歩きます。
投稿: 好好爺 | 2009年4月 1日 (水) 19時58分