桂離宮・そのⅡ
桂離宮
後陽成天皇の弟・八条宮初代智仁(としひと)親王により、
宮家の別荘として創建される。
複雑に入り組む汀線の池には、
大小五つの中島に土橋、板橋、石橋が架かります。
さて最初に見た州浜。
先端に灯籠を据えて岬の灯台に見立て海を演出している・・・と、
また、中島と石橋のつながりは、天の橋立に見立てたもの・・・とも。
その先に見えるのが「松琴亭」。
橋を渡ると屋根の妻に「松琴」の扁額が見えます。
桂離宮で最も格の高い茶室。
ガイドの方はここで写真撮影タイムを取られました^^
建物についての説明が続きますが・・・カメラは前を^^;
前庭から見る書院の一部と、右が「月波楼」。
ひとしきり時間を取ったあとは次の「賞花亭」へ、
この辺りも飛石の苑路が続きます。
その「賞花亭」、
小高い丘の斜面を登ったところにあります。
周りが参観者で取り囲まれていて、
その造りがお分かりいただけないのがつらいんですが、
切妻屋根に柱だけの峠の茶屋風建物。
苑内でも最も高いところにあるそうです。
正面からと、
下りの苑路。
ここから「笑意軒」に向かいます。
途中の苑路から見る庭園、
そして「笑意軒」、
この辺りからコツを覚えて先頭に付きます^^
建物の内部ですが、
裏に田畑を擁した田舎屋風の茶室。
襖と引戸の取手に注目!ですが・・・説明を覚えていません><
口の間の上に並ぶ六つの丸い下地窓、
下地の組み合わせがそれぞれに違い、格子の材質も木や竹が
微妙に使い分けられています・・・とあります。
ここから戻って、いよいよ桂離宮の中枢・書院です。
敷石の先にある書院と「月波楼」。
ここが今回の参観の最後のところです。
長くなりましたが・・・もう一回続きます。^^;
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