瑞龍寺・岐阜市
”ぎふ梅まつり”の帰りに立ち寄った岐阜市寺町にある「瑞龍寺」。
いつもは公開されていないお寺ですが、
梅まつりの2日間だけ特別公開されています。
総門から参道を挟んで白壁に囲まれた塔頭6ケ寺の最奥に
雲水の修行道場、僧堂があります。
応仁元年(1467)に土岐市の守護代・斎藤妙椿が、
主君の美濃守護・土岐成頼(しげより)の菩提所として建立、
悟渓宗頓(ごけいそうとん)国師を迎えて開山した
臨済宗妙心寺派のお寺で、正式には「金寶山 瑞龍寺」。
山門を入ると目に入るのが”銘木・緋紅梅”。
”戦火で20年、その姿を失ったものの古根より
今日の成長を見る・・・”とあります。
本堂の前庭。
禅堂横のしだれ梅2本と松、
そして渡り廊下の見事な屋根の反りに目を奪われます。
本堂です。
本堂「瑠璃殿」と左に見えるのは龍の襖絵ですが、
左右にある”蒼龍、瑞龍”ともに拝観することができました。
”瑞龍寺”の文字が刻まれた典座の屋根瓦。
そして大庫裡と緋紅梅です。
この左奥には斎藤妙椿の墓と、土岐成頼の墓がありました。
「ぎふ梅まつり」にあわせて特別公開されていた「瑞龍寺」。
めったに見られないお寺と銘木の梅を堪能させてもらいました。
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こんばんは。
銘木 緋紅梅、梅の木にしてはかなり大きく立派ですね。
なかなかこんなに大きな梅は見ることが出来ないような気が
します。
戦火で20年、、、ということはまだ樹齢40年ほど、ということ
になるのでしょうか。
なんか樹齢数百年の古木のようにも見えてしまいました。
投稿: Rio | 2009年3月10日 (火) 00時22分
Rio さん
そうですね、戦後に成長した木なら樹齢40年ほど?
仰るように実際には老木・古木に見えました。
昭和20年の戦火でどんな状態だったかですね。
ある程度幹が残っていたとすれば不思議ではないんですが?
その辺の説明は何もありませんでした。
投稿: 好好爺 | 2009年3月10日 (火) 17時02分