名張八日戎とまちかど散策
三重県名張市「蛭子神社」の「八日戎」本祭です。
本祭といっても催事は7日の宵宮ですべて終了、><
この日は参詣だけで何もありません。
しかし神社の外から境内にずらりと参詣者の列が続きます。
こちらは福笹ならぬ、
ネコヤナギの枝に鯛や千両箱をつけた縁起物の「吉兆」です。
露店が並ぶ「初瀬(はせ)街道」。
縁日の風景ですが、
この界隈から先の街道筋には旧家が見られます。
この蔵元もその一つ、
杉玉がかかり、白壁にむしこ窓。
そして中町石の鳥居前にあります「伊賀まちかど博物館」の
”はなびし庵(角田酒店)”です。
ここも、築170年という旧家の町家ですが、
店内の座敷では「縁起絵展」が開かれていました。
こちらは店の片隅に飾られていたお雛さんです。
「御殿雛」、屋根のない源氏枠飾りですが、
幕末から明治初期のものとあります。とすれば珍しいもの!
江戸時代後期の「立雛」。
壁に掛けられていましたが?傷まなければいいんですが。
丸型と飾り紐の付いたこれも珍しい大正時代の「掛け雛」。
ここは来るたびにいろんなものを拝見させていただけます。
この後、家の前を通る「初瀬街道」を散策しました。
形の違う格子に白漆喰のむしこ窓。
外側の柵は駒寄(こまよせ)、
そして同じ家のむしこ窓?というより、むしこ格子ですね?
そして土蔵ですが、これも海鼠壁でしょうか?
普通は斜め菱に塗られる漆喰が、こちらは縦横です。
以前の祭りで山車を追っかけた名張の初瀬街道。
この日は八日戎に来たんですが・・・、
どちらかといえば”まちかど散策”になってしまいました。
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