冬の風物詩2つ
昨日は雨の予想で出かける予定もなかったんですが、
朝から気持ちのいい日になって(すぐに曇りましたが^^;)
急遽、近鉄が毎週開催しているハイキングに出かけました。
その名も「大矢知そうめん工場見学と中風封じの田村寺」。
その”大矢知そうめん工場”です。
四日市市の朝明町にある大矢知、
ここの手延べそうめんは兵庫の揖保、奈良の三輪と並ぶ
素麺だと自分では思っています。
こちらは屋内での乾燥。
麺がぶれているようにみえますが天井にある扇風機?の風で
細い麺が揺れています。
こうした機会がないと、とても工場見学なんて出来ないんですが、
今日はこのハイキングのための特別公開のようです。
これは見学できるだけでもうラッキーです。
農家の副業として始まった手延べそうめんだそうですが、
今は作られている家も20数軒とか・・・。
日差しのない屋外でしたがこれは見学者用にでしょうか?
「ハタゴ」と呼ばれる干し台につるされた天日干しの素麺です。
鈴鹿山脈から吹きおろす「鈴鹿おろし」、
その冷たい風が手延べそうめん作りに欠かせない一つだそうです。
初めて見るそうめん作りに感動して、次の目的地へと歩きます。
この日は冬至、そして”終い弘法”、
こちらは西富田にあります「田村寺」。
ここではこの日が「納の大師」だそうで、
中風封じ祈祷会「かぼちゃ大師」と呼ばれ冬の風物詩とか。
いろんなかぼちゃがぶら下がり、置かれた飾り門柱のある境内。
「冬至にかぼちゃを食べると中風にならない」という言い伝えに、
願いを込め大かぼちゃに触れて病気や悩みを封じ込める”という。
本堂では祈祷の真っ最中でした。
祈祷のあとは前にある大かぼちゃに触れて「かぼちゃぜんざい」が
振舞われます(もちろん祈祷を受けた方だけですよ!)。
「田村寺」では21、22日の期間中に多くの人たちが訪れて
祈祷を受けられるそうです。
この時間はまだ始まったばかりでした。
急遽参加したハイキングでしたが、
雨にも降られず冬の風物詩が二つも見れて、
実に有意義な一日になりました。 12月21日
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