西国33観音霊場・長命寺
近江八幡にある「西国三十三ケ所観音霊場」の三十一番札所、
「姨綺耶山 (いきやさん)長命寺」。
以前に巡拝したときからから5年ぶりに訪れました。
懐かしい808段の石段が迎えてくれます。
5年経つとさすがにこちらの衰えは分かるんですが、
この石段は何も変わっていません。
途中で息が上がって・・・年ですねぇ。
途中にあります門?それとも鳥居?でしょうか。
山門はまだまだ上ですが、
ここには太郎坊大権現なるものもありますが?
ここまで来るとウオーミングアップになったのか少し楽になります。
ようやく山門が見えてきました。
頑張って登っていきますと車で来る人たちの駐車場があります。
その人たちはここからが石段の参道になります。
そして書院の横にある手水舎、
本堂は残りわずかな石段の上です。
石段を右に曲ると正面にあるのが三重塔(重文)。
ここを上がると左に護摩堂(重文)があります。
今度は石段を少し下りて本堂(重文)に。
正面の横を進み右に回り込みます。
入母屋造、総檜皮葺の大建築 、
本尊は千手観音を中心に聖観音、十一面観音。
1800年ほど前、景行天皇時代に活躍した「武内宿禰」が、
この山で長寿を願ったところ、300歳以上の長寿を保ったと
いわれ、その後聖徳太子が延命長寿にあやかって長命寺と
名付けたとされているいるそうです。
本堂横にある「護法権現社拝殿と渡廊下」。
長命寺の護法神として「武内宿禰」が祀られている層です。
その奥の高いところにあるのが鐘楼(重文)、
とにかく大きくて立派、近くでは全景が撮れません^^;
重厚?な建物でこちらも入母屋造り、桧皮葺です。
鐘楼の場所から見た「長命寺」です。
とにかく見どころの多いお寺です。
キツイ石段を歩いてくる価値があります。(もちろん車でもです)。
巡拝のときは残りがあと二つだったこともあってか、
何か特別な気持ちで参拝し、拝観した記憶があるんですが、
こうしてあらためて訪れると懐かしく感じました。
« 村雲御所 瑞龍寺門跡 | トップページ | 人間国宝・江里佐代子展 »
「趣味」カテゴリの記事
- 佐屋街道 佐屋(2017.08.28)
- 宮田宿本陣 旧新井家住宅(2016.08.13)
- おかげ横丁の屋根瓦(2015.01.16)
- 明治村・呉服座(2015.01.19)
- 竹中半兵衛ゆかりの地(2014.10.07)
ここの石段
とにかく長いんですよね
以前登ったときは夏場だったので
滴り落ちる汗で
途中で引き返そうと何度思ったことか
やっぱりここは冬に訪れるべき場所なんでしょうね
投稿: 雪だるま | 2008年12月18日 (木) 06時16分
長命寺、私も二年前の夏の暑い盛りに行きました。蚊に刺されないように、手を振り回しながらその長い階段を上がりましたが、上に着いた時は汗びっしょりでした。
今の時期でしたら別の雰囲気でしょうね。でも常緑の木が多いのが青々としてますね。
本堂など忘れていたので懐かしく拝見しました。
投稿: フデ | 2008年12月18日 (木) 19時05分
雪だるまさん
ほんとに長いんですよねぇ、この石段。
>途中で引き返そうと何度思ったことか
お気持ちよく分かります。
ここと次の32番「観音正寺」も凄いですが、
これは巡拝満願の前にある試練なのかと思うほどです。
ちなみに5年前は秋の日の参拝でした。
フデさん
行かれたのはやはり夏場でしたか。
大変だったと想像しますが、さすがに歩かれていますね。
今回訪れてみて思ったんですが、
ほんとに何も変わっていませんでした。(当たり前ですね)^^;
さすがに山上のお寺です、雰囲気がありますよね。
思い出していただいて嬉しいです。
投稿: 好好爺 | 2008年12月18日 (木) 20時22分