名古屋の飯田街道
雪の便りを続けて載せたため少し古くなりますが、
久しぶりに街道歩きで「名古屋の飯田街道」です。 12月25日
かっての名古屋城下の中心、本町筋の「札の辻」。
以前に美濃街道で紹介した本町通と伝馬町通の交差点ですが、
ここから道は東に向かい、東桜で東南に向きを変えます。
新栄町からあとは吹上を通りほぼ一直線に川名、八事、植田を
通って平針に出ます。
地下鉄「吹上駅」出口の飯田街道、ここから東南に向かいます。
伊勢湾で採れる塩を足助を中継して信州へ運ぶ「塩の道」として、
また「中馬街道」として知られる道です。
途中の川名にある「川原神社」です。
年越し準備と?迎春準備?の大掃除が行なわれていましたが、
今年も残り少なくなりました。
この街道筋、見所といえば神社仏閣しかありません!
八事に入ると、ここには有名な「八事興正寺」。
広大な森が広がる境内ですが、その総門です。
その先が中門と五重塔。
境内にはいくつもの散策路がありますが、
この日は不動堂(左)と奥の院を見て街道に戻ります。
雨模様の中、この後のことを考え先を急ぎました。
八事交差点を斜めに入る細い旧道を塩釜坂に入ります。
ここでまた「塩釜神社」に 途中寄りでした。
安産の神様ですが、御幸山の強烈な坂道の途中に鎮座、
小さな境内ですが綺麗な神社です。
急坂を下ると塩釜口。
手元の参考本はここで終りなんですが・・・、
たまたま見たミニ情報誌にこの続きがありました。
そのチョウ簡単な地図(というより記事)を頼りに先を行きます。
平針に入ると平針西口の交差点にある鉄製の祠の中に、
石仏の刻まれた「原の道標」があります。
石仏の左側に「左 みやいせ道」、
右側には「右 名古屋道」とあります。
飯田街道と熱田・宮に向かう平針街道の分起点です。
ここから街道は岡崎に向う姫街道(平針街道)に入り、
飯田街道は少し先で北に向かいます。
ここでまた寄り道です。
直進してすぐ先を南に行きます。
藤棚の続く参道を行きますとあります「秋葉山滋眼寺」。
本堂と傍らの堂(何堂?)にあった四角い太鼓です。
四角い太鼓というのも珍しかったんですが、
凄いご利益があると(何にでも利きます^^;)書いてありました。
街道に戻って北へ、日進市の赤池に入ります。
すでに名古屋の飯田街道は終わって道は更に北に向かい、
豊田、足助を通って飯田へと延びるんですが・・・、
この日は地下鉄「赤池駅」まででした。
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