近江高島・白髭神社

今日も紅葉めぐりで京都大原でしたがまぁ寒いこと、
なにやら風邪気味で写真の整理もできず別記事です。

チョッと古いんですが腐るネタではないのであえて・・・、
もみじ谷に行く途中での一コマです。　 　１１月１０日

国道１６１号線を高島市に入ってすぐに湖の中に鳥居が見えます。
道がカーブする傍にある「白鬚神社」。
いつもはそのまま通り過ぎるんですがこの日は立寄りました。




見事に真正面過ぎてサマになりませんが、＾＾；湖に建つ鳥居、
創建１９００年と伝わる滋賀県最古の社で延命長寿・縁結びの
神様として親しまれているそうです。

祭神は猿田彦命。



国道を挟んで正面の拝殿と本殿です。

本殿横に見えるのは「若宮神社」、



本殿と同じく慶長８年（１６０３)、豊臣秀頼による再建と・・・。

この右横から石段を上ると上の社。



右から伊勢神宮外宮、内宮、八幡三社。

その後ろにも社が並びます。



弁財天、稲荷社、天満宮に、そして一番奥には



岩戸社でした。
”石室（古墳）の前に社を建て、天の岩戸として奉祀”とあります。

ところでこの神社、なぜか歌碑や句碑があります。
どちらかというとこちらに興味があったんですが・・・。

まずは今話題の源氏物語、といえば紫式部。



その紫式部碑です。
そして、こちらが



与謝野鉄幹（寛）、晶子の歌碑でした。
この分野には疎いんですが・・・、

本題はこちらです。

　　　　　　

芭蕉句碑です。
句は”四方より花吹入て鳰の湖”。

元禄３年（１６９０）に大津膳所の洒落堂で琵琶湖を詠んだ句、
”四方より花吹入てにほの波”の異形句です。

知らずによった「白鬚神社」で見つけた芭蕉句碑でした。