奈良・正暦寺

家を出る時は快晴だったんですが、（よく使う書き出しです＾＾；）
大和八木から橿原線に入ると雲に覆われます。

今日の目的地は奈良の正暦寺でした。
「北・山の辺の道」からハイキングコースと思っていたんですが、
雨が降りだしそうで急遽この時期にはある臨時バスに変更です。

バス停から歩く参道の様子にガックリ！
散り初めですが色付きがムチャ悪いんです。

「福寿院」前の紅葉です。



曇天ということもあるんですが想像以上でした。＞＜

とりあえず「福寿院客殿」を拝観。

　　　　
客殿から見たお決まりの紅葉ですが・・・、暗いですねぇ。

そして前庭、

　
チョッと重複部分が多いですがそれはご愛嬌で。＾＾；

陽射しがあればもう少しは綺麗なんでしょうがこんなもんです。

ここから本堂に向かいます。
菩提仙川に沿って少し登ると、（写真は振り返っています）



観世音菩薩のご誓願にちなんだ
３３段の石段と、阿弥陀如来のご誓願にちなんだ４８段の石段・・・、

　　　　　　　　　

登りつめると本堂・鐘楼がある。（栞から）

その鐘楼横から見る紅葉です。

　　　　

そして本堂です。



正歴３年（９９２）、一条天皇の勅命を受けて兼俊僧正が創建。
本尊は「薬師如来像」（国・重文）。
台座に腰を掛け踏割蓮華の上に足を置く倚像形式の金銅仏。
１１月３０日まで御開扉中です。

さて、紅葉ですが本堂横の紅葉も散り始めていました。

　　　　
これはこれでまたいいんですが、何せ陽射しが・・・。

今度は境内をぐるりと回って坂道を行きます。

ここは紅葉とともに南天の寺、



境内のいたるところに南天の木があります。

坂道を下りて本堂下にある僧侶の供養塔と墓石群。



紅葉を中心に撮っているので少しの部分ですが、
全体ではかなりの数があります。

奈良市菩提山町にある「正暦寺」。

紅葉が全山を染め上げ古人は「錦の里」と名付けたそうですが、
この日は雨がぱらつく曇天の「錦の里」でした。　　１１月２１日