どんぐりの里・いなぶ散策
山里の稲武で紅葉見物のあとは町なかを散策でした。
「大井平公園」から戻って、
ごった返す道の駅「どんぐりの里いなぶ」に車を停めます。
すぐ目の前の高台にある「武節城跡」の看板に興味を持ちました。
登山口と書かれた坂道を登って趣のある山道のなかを行くと
広場の本丸跡に出ます。
「武節城跡(ぶせつじょうし)」
”時代の変遷のもとに天正年(1575)、長篠の戦に敗れた武田勝頼が
敗走のおりにこの城で休息し甲州に帰った・・・”、
いうことで”武田勝頼ゆかりの城”の幟が揚がります。
本丸のすぐ上にある八幡神社の小さな境内が狼煙台跡。
ここから眺める本丸跡の紅葉も綺麗でした。
帰りは広場の横からそのまま車道を下ります。
山道と違って紅葉の綺麗な道が続きます。
二の丸、三の丸跡と見て下りて行きますが、
途中で見たつつじ?と紅葉・・・ん?何つつじか?
このあとも素晴らしい紅葉が続きます。
「大井平公園」よりは小粒ながらこちらも納得の紅葉でした。
ただ、やはり陽射しがね~。
下りてきたら霧雨が・・・、雨のなかを散策です。
名倉川にかかる稲武大橋からの紅葉です。
散策路は瑞龍寺へ。
ここの”枝垂れ桜”は有名だそうです。
ここから飯田街道(中馬街道)を少し歩きます。
軒に吊るされた干し柿、
そして街道に残る旧家の佇まいはかっての塩の中継問屋で、
時代の面影を色濃く残しています。
そして最後はここ、龍光院でした。
南朝の皇子、尹良親王の皇女琴姫の菩提を弔うために
建てられたという由緒の寺だそうです。
どんぐりの里・いなぶの町なか散策。
戦国時代には戦乱の舞台でもあり、また信州へ塩を運ぶ
中馬街道(塩の道)の宿場町として栄えた歴史の里。
紅葉もさることながら・・・そんな山里を楽しんできました。
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大井平公園、そして今日の写真も本当に素晴らしいです。見事な紅葉ですね。
つつじは狂い咲きでしょうか?あるいは秋に咲くつつじ?
干し柿と昔ながらの家並みが良いですね。
どんぐりの里・いなぶは初めて聞きました。
好好爺さんのおかげで、見知らぬ所の美しい紅葉を楽しめます。
投稿: フデ | 2008年11月10日 (月) 22時24分
フデさん
ありがとうございます。
>つつじは狂い咲きでしょうか?
そうなんです、気になって調べてみましたが
たまに二度咲きもあるようですが・・・
これは狂い咲きのようですね。
紅葉も思うような天候に恵まれませんが、
見頃を探しまくって走り回っています。(笑)
稲武:長野に近いんですが豊田市なんですよ。
”どんぐりの里”とは私も初めて知りました。
投稿: 好好爺 | 2008年11月11日 (火) 18時20分