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2008年11月30日 (日)

紅葉の春日原始林北遊歩道

しばらくご無沙汰の紅葉めぐり、
旅をしている間に早くも落葉情報がが多くなってきました。

有名観光スポットも凄い人出のようで・・・こちらは敬遠!
この日は奈良の「春日原始林遊歩道」でした。

この遊歩道は若草山山頂への北遊歩道と、
柳生街道・滝坂の道に併行するように南遊歩道があります。

先に入ったのは南遊歩道でしたが、
この日は北遊歩道が見頃からそろそろ散り初めのようで、
こちらを先に紹介します。         11月29日

Kasugakita001
若草山の入口、水谷茶屋から月日亭までも見頃ですが、
その先からが圧巻です。

Kasugakita002
有名な観光スポットの紅葉もいいですが、
遊歩道を歩きながら浴びる紅葉のシャワーもまた格別!

    Kasugakita0031
    Kasugakita0032
ただし、
日差しがないと何とも寂しい紅葉になるのは難点ですが。^^;

         Kasugakita0033
先に入った南遊歩道は日差しもあったんですが、
この日は昼過ぎから厚い雲に覆われましたが、待ちました!

しかし北の紅葉がこんなに色付きが良かったとは・・・、

Kasugakita004
今まで南遊歩道の紅葉の記憶が強くて、
北遊歩道は疎遠でしたが・・・これは間違っていたみたいです。

  Kasugakita0051
     Kasugakita0052
まさに今が見頃でした。

    Kasugakita0061
    Kasugakita0062 
横から、そして頭上からと降り注ぐ赤いシャワーに、
新緑とは違った熱き興奮を感じます!

Kasugakita007
Kasugakita008 
日差しが戻らなければこうはいかなかったでしょうが、
待ったかいがありました。

奈良「春日原始林北遊歩道」、
少し歩かなければならないのと、点在しているのが難ですが、
静かに紅葉を楽しむにはここが最高かもしれません。

2008年11月29日 (土)

篤姫ゆかりの地

旅行の初日、この日の宿泊地指宿に向かっていましたが、
まだ何所に行くか決まっていませんでした。

そんな時目に入ったのが、
国道沿いにあった「篤姫ゆかりの地」の案内標識です。

予定はありません、誘導されて着いたのが「篤姫駐車場」、
そしてたまたま居合わせた観光バスの団体さんと一緒に
ボランティアの方の案内を聞くことにしました。

Imaizumi0011
バスツアーの団体さん(東京の方たち)の後を付いて行きます。

一人200円ですが、
何と貰ったガイドブックが案内図のあるクリヤーファイルに入った
写真入り21ページの豪華版!です。

Imaizumi001_2
細い路地を行くと見事な町割、見事な石積みの塀が続きます。

ガイドさんの説明を全然聞いていません、だめですねぇ!
案内図をみて初めて知ったんですが、
そうなんです!ここは指宿市岩本今和泉なんです。

篤姫が幼少を過ごした今和泉島津家の領地でした。^^;

        Imaizumi002
樹齢300年とも言われる見事な老松と石垣が残る隼人松原。

Imaizumi003
幼少の篤姫が遊んだと言われる砂浜に続く石段。
ここは原作に書かれているそうです。(読んでません><)

そして今和泉島津家別邸跡、

Imaizumi004
今は今和泉小学校になっていますが、
敷地内には当時から残る手水鉢と井戸があります。

その2つです。

Imaizumi005 Imaizumi006_2

この日は振替休日のため小学校はお休み、
ということで校内に入ることができます・・・。(ラッキー!ですね)

そしてその海側に残る屋敷の石垣、

Imaizumi0071

薩摩今和泉、老松と石垣、そして石段と砂浜に、
幼少の頃の篤姫が過ごしたという当時の名残りを偲びました・・・。


話は大きく飛びましてこちらは鹿児島市です!

Kagosima001
薩摩島津家別邸のある、「仙巌園(磯庭園)」です。

篤姫ゆかりの地といえるかどうかは?分かりませんが、
やはり島津本家の別邸は外せません。

Kagosima002

ただここでドラマのロケがあっただけの話ですが、
まぁこれはおまけで・・・付録みたいなもんです。^^;

その「仙巌園」の見どころの一部、
桜島を築山に、錦江湾を池にみたてた雄大な借景の庭園、
そしてその庭園見下ろすように建つ磯御殿です。

鹿児島の旅、写真の寄せ集めみたいになりましたが、
最後はやはり篤姫でした。><

2008年11月28日 (金)

霧島神宮・霧島市

南九州・知覧から鹿児島市の「仙巌園」を見てさらに北上、
次の目的は霧島市の「霧島神宮」でした。

Kirisima001
国道223号線沿いに建つ大鳥居、
くぐって奥の駐車場まで行けますがここから歩きます。

なぜか?ボケている神橋、

Kirisima0011

車で奥の駐車場まで行くと、この橋と先に見える階段、
その先の二の鳥居から参道がカットされます。

これはやはり参拝の手順を踏みました。

 Kirisima002_2 Kirisima0021  
石段とその先に見える二の鳥居、
上りきりますとさらに参道が続きます。

参道を行くと社務所に、展望所、神聖降臨之詩碑などがある
広場に出ます。

Kirisima003
そして三の鳥居、右傍には”さざれ石”がありました。

この先に社殿が見えます。

Kirisima004
左右に門守神社中央が勅使殿、奥に拝殿と本殿。

Kirisima006
ここが拝殿かと思っていましたら勅使殿だそうで、
拝殿はさらに奥にあるようです。右に延びるのが東長庁だそうで、
当然ですが左側が西長庁になります。

 Kirisima0051 Kirisima0052
右に延びるのが東長庁(当然ですが左側が西長庁)だそうですが、
その東の敷地に神楽殿があります。

参拝して戻ります。
ここはモミジ園などもあり紅葉も有名のようです。

境内広場にある「神聖降臨之詩碑」の紅葉です。

Kirisima007
碑文は徳富蘇峰の詩。

そしてモミジ園の紅葉から、
    Kirisima008_2

九州まで紅葉を追っかけているのではないんですが・・・、
あまりに綺麗だったのでつい一枚。^^;

「霧島神宮」、
これで終りではありませんでした・・・、
ここからさらに樹帯のトンネルを北上していきます。

さらなる目的地は「高千穂河原(標高970m)」でした。

Kirisima009
駐車場の傍に建つ鳥居、
かっての「霧島神宮」の所在地であり「古宮址」が現存します。

鳥居から先、広い砂利道と歩道の参道が500mほど続きます。

Kirisimao101
その「天孫降臨神蘺斎場(てんそんこうりんひもろぎさいじょう)」。
文歴元年(1234年)まで「霧島神宮」のあったところ、
霧島山の噴火により現在の場所に移された・・・と。

鳥居の中にちょっと頭が見えるのが高千穂の峰。
”ニニギノミコトが三種の神器を持って七人の供と
一人の案内人(猿田彦命)と共に高千穂の峰に降りた・・・”

天孫降臨・その「ニニギノミコト」を祀る「霧島神宮」、
神話の里・霧島に古宮を訪ねました。

2008年11月27日 (木)

知覧・南九州市

ちょっとばかり見たいところがあって南九州へ行っておりました。
今回の目的は2ヶ所、その一つが知覧でした。

知覧!どうしても来たかったところ、2日目に訪れました。

Chiran001
アプローチの広場に立つ特効像「とこしえに」と、
その像をまるで見守るように立つ母の像”やすらかに”です。

石碑に刻まれた言葉からその一部を抜粋します。

 「とこしえに」像、
”・・・み霊のとこしえに安らかならんことを祈りつゝ りりしい姿を
   永久に伝えたい心をこめて あゝ 開聞の南に消えた勇士よ ”

 「やすらかに」像、
”・・・とこしえに母と共に安らかに 母の温かいみ胸で 
   御霊の安らかならんことを 世界・平和を祈念して ”

共に”とこしえに”と”安らかならんことを”が刻まれていました・・・、
思いは一つ、ですね。

観音堂の参道?を行きますと、

Chiran0022 
「特攻平和観音堂」
横に再現された「三角兵舎(特攻隊員の宿舎)」の中を抜けて、
戦闘機の展示されている展示室を見ながら道を回り込みます。

Chiran002
「知覧特攻平和会館」です。

館内順路はいきなり若き特攻隊員の英霊コーナーでした。
第一次総攻撃から第九次、それ以降の遺影がびっしりと貼られ、
下には隊員の遺書や絶筆などが並びます。

館内は撮影禁止、もちろん撮る気などありません。
こういうのほんとに弱いんです、><
もう目がうるうるで・・・鼻をすすりながらの見学です。

館内は他に歴史資料室、戦闘機展示室など・・・、
映像コーナーもありましたが、詳しい説明は省きます。


気持ちを切り替えてこのあとは知覧の散策でした。
ここは薩摩の小京都?見どころは「武家屋敷とその庭園」です。

町の中心部に約700mほどの「武家屋敷群」があります。

Chiran003
7つの屋敷で現在のお住まいとは別に庭園が開放されています。

なかからいくつか紹介します。

    Chiran0041
    西郷恵一郎氏庭園

Chiran005
屋敷を出たところの見事な区割り(本場場通り)です。

そしてこれはちょうど中間部にあった「二ツ家」の家。

Chiran006
Chiran007_2
「二ツ家」
主屋(おもて)と付属屋(なかえ)を小さな棟でつないだ
知覧独特の民家の造りだそうです。
ちょっと彩を添えてみました^^;

庭園見学に戻ります。

    Chiran0081
    佐多美舟氏庭園
    寛延4年(1751)に造られたそうで、
    知覧庭園では最も豪華で広いそうです。

    Chiran0091
    森重堅氏庭園
    唯一の池泉式庭園でした。    


武家屋敷と庭園を見て駐車場に戻ります。

Chiran010

戻る県道沿いには鯉の泳ぐ清流溝が続きます。

          Chiran011_2
          綺麗な清流の水路です。

薩摩藩が領内に造った113の外城の一つ、
260余年もの歳月を経て歴史の息吹を今に伝えるという・・・。

特攻の基地「知覧」と、江戸時代の薩藩「知覧」、
まったく違った2つの知覧を見せてもらいました。

2008年11月25日 (火)

赤目四十八滝・’08秋

赤目四十八滝、今年も”紅葉見頃”につられて行ってきました。

まぁ、この時期の紅葉スポットは何所もたくさんありますが、
ここだけは来るたびにどうにもタイミングが合いません。

Akame001
来るたびに撮っている?スポット。

まぁ見頃といっても見頃過ぎが紅葉の定番でしょうか。
遊歩道沿いもこれといったところがありません><

Akame003
何やら下ばかり見つめることになりますが・・・。

Akame004
たまには小さな滝?いや流れもいいんではないかと。

      Akame0051_4     
チョッとやりすぎ・・・?逆さに載せているわけではありません。

   Akame0052 

たまにはその滝も・・・、
赤目の滝もいいんですが、さすがに休日は凄い人です。

いつものように最後の巌窟滝を見て出合茶屋まで行きました。
この道はそんなに人がいません。

そんななかでのスナップです。

   Akame0053_3
Akame006

出合い茶屋までの遊歩道は休日でも比較的静かです。

ゆっくり散策するには適当な800mほどの道です。

      Akame007 

出合茶屋からまたいつものように戻りました。
先に行けば山道で落合ですが、バスの便が限られます。

今回もそのまま戻りました。

Akame008 

戻る遊歩道からの一枚。

紅葉情報は見頃でしたが、一週間ほど遅かった・・・
そんな赤目四十八滝でした。       11月23日
       

2008年11月24日 (月)

続・紅葉の吉野山

高城山展望台からいつもの定番コースを行きます。

「金峯神社」横からさらに先への道を登って「西行庵」へと下ります。
途中の紅葉です。

Saigyo001
散り終ろうとしているような樹木ですが、

Saigyo002

この辺りではさすがに奥千本の最奥、
紅葉もこんなもんかと思っていたんですが。

急な道を下りて西行庵の広場に出ました。

    Saigyo0031
    Saigyo0032

ここで紅葉を見るのはもちろん初めてですが、
それにしても・・・何度も来ているのに、
こんなにもみじの木があったとは全然記憶になかった。

迂闊そのものでした!

Saigyo004 

思えば・・・ここに来てもダメな桜だったり、
芭蕉の句碑だったり、苔清水だったり、旧女人結界線だったりと
もみじの木のことなど全然知らんぷり!

しかしまぁそれは別として、この日の紅葉は素晴らしかった!!

   Saigyo0051
   Saigyo0052

毎年来ているという人の話では今年が一番だと、
なんとまぁ運のいいことです。
まさに桜がダメなら紅葉があるさ!じゃないですか。

   Saigyo006 

すっかり目の保養をさせてもらって西行庵を後にしました。

帰りは途中から少し道を変えて紅葉を楽しみます。

そして最後は朝に寄れなかった「吉水神社」です。

Yosimizu001

奥の境内、受付前からの様子、

Yosimizu002_2

参道からここまで綺麗な紅葉が楽しめます。

この日は「如意輪寺」へは行きませんでしたが、
何とも見事な紅葉の吉野山を堪能させてもらいました。

吉野山、桜だけではありません!を実感でした。  11月22日

2008年11月23日 (日)

紅葉の吉野山

近鉄沿線の駅で見た一枚のポスターに思わずこれが吉野山?
こんなのがあったのか!と気持ちはもう吉野でした。

いきなり縦位置ですが、そのポスター写真がこの吉野山です。

     Yosino001

使われていた場所は吉野奥千本・高城山展望台、
プロとアマの差はありますがこれだけはどうにもなりませんが
これが精一杯の構図でほぼ同じです。

時期的にもう遅いかなと思いながら行きましたが、
何と!散るもみじもいい感じでした。

ということでこの日はこれが目的だったんですが、
桜では有名な吉野山の紅葉も結構凄いですものです!

歩いた順に載せていきますが、近鉄吉野駅からケーブル横。

Yosino002

ここから歩きは七曲遊歩道に入るんですが、
見事な色付きのもみじと散りもみじです。

  Yosino0031
     Yosino0032 
Yosino003 

この遊歩道は少し急坂ですが、
その分横に上にと見応えがあります。   
  
Yosino0041
まぁ、山のもみじですので解説はなしですが、
写真は金峯山(蔵王堂)の南参道口。

Yosino0042
中千本から奥千本に向かいますが、
途中の曲がり角で遊んでみました。

ここから花矢倉展望台への木の階段、

          Yosino005
点在する紅葉のスポットに目を癒しながら・・・

Yosino0051
お馴染の桜の吉野展望台、秋はこんな感じです。

そして高城山、ここが”ツツジが城”だったとは初めてでした。><
その紅葉が冒頭の写真です。

ここは改めてこんな感じでした。

    Yosino006_2
          Yosino0062
    Yosino007
陽が当たらないとさすがに色がイマイチですが、
存分に見せてもらいました高城山展望台の紅葉!

Yosino008

その坂道の落葉を踏みしめ・・・
こんな贅沢はありませんが、次に向かったのは西行庵。

吉野山散策の定番ルート、ここにもわが目を疑う?
いや初めて見る光景がありました。 
次回へ続きます。           11月22日

 

2008年11月22日 (土)

奈良・正暦寺

家を出る時は快晴だったんですが、(よく使う書き出しです^^;)
大和八木から橿原線に入ると雲に覆われます。

今日の目的地は奈良の正暦寺でした。
「北・山の辺の道」からハイキングコースと思っていたんですが、
雨が降りだしそうで急遽この時期にはある臨時バスに変更です。

バス停から歩く参道の様子にガックリ!
散り初めですが色付きがムチャ悪いんです。

「福寿院」前の紅葉です。

Syoryakuji001

曇天ということもあるんですが想像以上でした。><

とりあえず「福寿院客殿」を拝観。

    Syoryakuji0021_2
客殿から見たお決まりの紅葉ですが・・・、暗いですねぇ。

そして前庭、

 Syoryakuji00221 Syoryakuji0023
チョッと重複部分が多いですがそれはご愛嬌で。^^;

陽射しがあればもう少しは綺麗なんでしょうがこんなもんです。

ここから本堂に向かいます。
菩提仙川に沿って少し登ると、(写真は振り返っています)

Syoryakuji003

観世音菩薩のご誓願にちなんだ
33段の石段と、阿弥陀如来のご誓願にちなんだ48段の石段・・・、

         Syoryakuji004

登りつめると本堂・鐘楼がある。(栞から)

その鐘楼横から見る紅葉です。

    Syoryakuji005

そして本堂です。

Syoryakuji006

正歴3年(992)、一条天皇の勅命を受けて兼俊僧正が創建。
本尊は「薬師如来像」(国・重文)。
台座に腰を掛け踏割蓮華の上に足を置く倚像形式の金銅仏。
11月30日まで御開扉中です。

さて、紅葉ですが本堂横の紅葉も散り始めていました。

    Syoryakuji007
これはこれでまたいいんですが、何せ陽射しが・・・。

今度は境内をぐるりと回って坂道を行きます。

ここは紅葉とともに南天の寺、

Syoryakuji008

境内のいたるところに南天の木があります。

坂道を下りて本堂下にある僧侶の供養塔と墓石群。

Syoryakuji009

紅葉を中心に撮っているので少しの部分ですが、
全体ではかなりの数があります。

奈良市菩提山町にある「正暦寺」。

紅葉が全山を染め上げ古人は「錦の里」と名付けたそうですが、
この日は雨がぱらつく曇天の「錦の里」でした。  11月21日

2008年11月21日 (金)

大原三千院界隈

「三千院」を出て、ぶらっと「宝泉院」方面に歩いたんですが、
まぁなんと、この辺りの紅葉もいいじゃありませんか。

律川にかかる赤い橋辺りから宝泉院にかけてがいい感じでした。
特に宝泉院に曲る辺りは綺麗です。

Ohara001

曲がり角から・・・突き当たると左が「宝泉院」ですが、

Ohara002

受付の屋根に散り積もったもみじ葉の綺麗なこと!
これだけ撮って戻ります。(笑)

三千院を左に折れて目指したのは「音無しの滝」でした。

    Ohara0031

三千院の白い壁に張り出したもみじの樹、
境内のもみじですが綺麗です(境内より綺麗かも)。

    Ohara0032

来迎院を過ぎて律川の堰堤にかぶさるようにあったもみじの樹。
ちょうど光が入って綺麗なグラデーションに思わず!一枚。

律川の石橋を渡って最後の坂を上ると「音無しの滝」です。
        
       Ohara0033

いつもは新緑ですが秋の落葉の滝もまた好しですか!

そして帰りに寄ったのが「来迎院」です。
いつもは通り過ぎるんですがこの日は何となく寄りました。

Ohara004

受付から参拝入口の石段を登ると鐘楼、
そして本堂です。

Ohara005

建立は叡山東塔の堂僧だった聖応大師良人。
本尊である薬師如来、釈迦如来、弥陀如来(共に国・重文)が
安置されていて、まさに目の前で拝観できます。

本堂右脇を奥に行くと良人上人の御廟があります。

出口に向かう本堂左奥の紅葉です。

    Ohara006

そして山門の内側からチョッと遊んでみました。^^;

    Ohara0071
土塀に散り積もるもみじ、
バックには透ける紅葉です。

バス停に戻りますが、この時間(昼過ぎです)まだまだたくさんの
人とすれ違いました。

そしてこの和傘、

Ohara008

春も夏も、秋も(冬は知りませんが)健在です!

この後いつものようにバス停から「寂光寺」に歩いたんですが、
受付に並ぶ人の凄さと、冬並みの寒さにたまらず、
大原の里を散策しながら戻りました。    11月19日

2008年11月20日 (木)

京都大原・三千院

早くも冬の到来かと思うような寒い日でしたが、
ここ大原は人の熱気で熱いほど・・・さすがにこの時期の京都です。

人であふれる大原「三千院」、その紅葉です。  11月19日

Sanzenin001

宸殿への渡り廊下の格子窓から有清園の様子です。
ここの紅葉を見るのは何年ぶりか?記憶にありません。^^;

宸殿から庭園へ、

 Sanzenin0021
     Sanzenin0022

有清園のもみじは散り始めていました。

Sanzenin0031

「往生極楽院」横の紅葉。

     Sanzenin0032

さらに左によって見た様子です。
ここから見る紅葉はまだ綺麗でした。

「往生極楽院」から参拝路を行くと、

Sanzenin004
この「わらべ地蔵」です。

この辺りから弁財天、「金色不動堂」への道です。

    Sanzenin0051
    Sanzenin0052
陽射しに映える紅葉ですが・・・この日はほんとにたまにでした。

一回りして出口に向かい「円融房(写経場)」前、

Sanzenin006
    Sanzenin0053
Sanzenin0061

最後は”散りもみじ”になってしまいましたが^^;

陽射しも少なく、風も強くてさらに寒さを感じるなか、
早くも散り急ぐかのような大原「三千院」の紅葉でした。

2008年11月19日 (水)

近江高島・白髭神社

今日も紅葉めぐりで京都大原でしたがまぁ寒いこと、
なにやら風邪気味で写真の整理もできず別記事です。

チョッと古いんですが腐るネタではないのであえて・・・、
もみじ谷に行く途中での一コマです。   11月10日

国道161号線を高島市に入ってすぐに湖の中に鳥居が見えます。
道がカーブする傍にある「白鬚神社」。
いつもはそのまま通り過ぎるんですがこの日は立寄りました。


Sirahige001

見事に真正面過ぎてサマになりませんが、^^;湖に建つ鳥居、
創建1900年と伝わる滋賀県最古の社で延命長寿・縁結びの
神様として親しまれているそうです。

祭神は猿田彦命。

Sirahige002_2

国道を挟んで正面の拝殿と本殿です。

本殿横に見えるのは「若宮神社」、

Sirahige003

本殿と同じく慶長8年(1603)、豊臣秀頼による再建と・・・。

この右横から石段を上ると上の社。

Sirahige004_2

右から伊勢神宮外宮、内宮、八幡三社。

その後ろにも社が並びます。

Sirahige005

弁財天、稲荷社、天満宮に、そして一番奥には

Sirahige006

岩戸社でした。
”石室(古墳)の前に社を建て、天の岩戸として奉祀”とあります。

ところでこの神社、なぜか歌碑や句碑があります。
どちらかというとこちらに興味があったんですが・・・。

まずは今話題の源氏物語、といえば紫式部。

Sirahige007

その紫式部碑です。
そして、こちらが

Sirahige008

与謝野鉄幹(寛)、晶子の歌碑でした。
この分野には疎いんですが・・・、

本題はこちらです。

      Sirahige010

芭蕉句碑です。
句は”四方より花吹入て鳰の湖”。

元禄3年(1690)に大津膳所の洒落堂で琵琶湖を詠んだ句、
”四方より花吹入てにほの波”の異形句です。

知らずによった「白鬚神社」で見つけた芭蕉句碑でした。

2008年11月18日 (火)

湖東三山・金剛輪寺

湖東三山「西明寺」の次は血染めの紅葉で知られる
「金剛輪寺」でしたが、すでにこちらも人が多かった!

黒門の紅葉も綺麗でしたが見るだけで写真は無し、
受付の先からご覧のとおり綺麗な紅葉です。

Kongourinji01

まずはここから長い参道を本堂に向かいました。
「名勝庭園」を過ぎると千体地蔵の並ぶ参道が続きます。

二天門をくぐると本堂、本尊は聖観音菩薩。

聖武天皇の祈祷寺として、行基菩薩が天平十三年(741)に
開山された歴史ある寺です。

    Kongourinji021    

香楼横のモミジも綺麗に色付いて・・・香炉にも少し。

紅葉の先には三重塔(待龍塔)。

    Kongourinji022
    Kongourinji023
Kongourinji05
そして本堂脇の”血染めの紅葉”ですが・・・、
どうでしょう、7分~8分ぐらいでしょうか?

裏からの透かしも綺麗でしたがワンパターンで、
あえて載せていません。

そしてもう一つ、本堂左手前にあるモミジ。

Kongourinji03 
Kongourinji04

こちらも見事に染まって十月桜?(それとも不断桜?)と
赤と白の競演です。

本堂境内を後にして今度は「名勝庭園」に戻ります。

    Kongourinji051
          Kongourinji052

桃山、江戸初期、中期の三庭からなる池泉回遊式庭園。
この境内のモミジは”血染めのもみじ”。

Kongourinji06
    Kongourinji07
山腹にある紅葉も見事でした。

Kongourinji09

湖東三山「金剛輪寺」。

”血染めの紅葉”も燃えるようにとはいきませんが
ほぼ染まって今が見頃です!

「西明寺」はもう少しでしょうか?
「百済寺」はチョッと以外でしたが庭園以外は遅いようです。
二年ぶりの湖東三山紅葉めぐりでした。    11月17日

2008年11月17日 (月)

湖東三山・西明寺

湖東三山の金剛輪寺と西明寺が見頃との紅葉情報。
やはり天気が好くなるとつい出かけてしまいます。

やはりこちらからは手前に位置する「西明寺」からです。

入口の「不断桜」は見頃をすぎましたか?イマイチです。
そして参道の様子ですが、

Saimyouji001

何やら見頃なのか?早いのか?よく分かりません!

そしてお馴染の場所、

Saimyouji002

定番のスポットですが人が・・・。
ここで人のいない写真を撮るのは無理ですね~。><;

平日の月曜日で・・・と思ったんですが、
この時期は関係ありません!凄い観光バスの団体さんです。

一応本堂前まで行きます。

    Saimyouji0031
    Saimyouji0032

二天門と鐘楼への苔の道ですが、ここも平凡で・・・。

そして三重塔(国宝)です。

          Saimyouji0033

手前のモミジが綺麗に色付いて綺麗です!

本堂(国宝)はほんの一部だけ^^;

Saimyouji004

この辺りのモミジを見ているとこれがいつか真っ赤になる?

その赤いモミジ!

Saimyouji005

ほんの一部を撮っていますが、ほんとに燃えるモミジです。

本堂前はここまで、
このあとは名勝庭園の蓬莱庭(国指定)です。

    Saimyouji0061
       Saimyouji0062

今回は紅葉のみ、庭そのものの説明は省きますが、
色付くモミジとその心字池、そしてチョッと遊んでみました。

    Saimyouji007

そしてお馴染の場所に戻ってきました。
朝の写真とは少しアングルが違いますが、
陽の当たり具合でこれだけ感じが違います!

まぁこれが行き帰りの違いといえばそうなんですが、
ついでにもう一つ遊びごころで・・・。

Saimyouji008

上の写真の左部分にスポットを当ててみました。

湖東三山・西明寺。
見頃かどうかは見た人ぞ知る!・・・で、一句。

”黄と緑 赤に染まりて 紅葉狩り” 愚句(爺)

この後はもちろん「金剛輪寺」の血染めの紅葉と、
名勝庭園の「血染めのもみじ」です。       

2008年11月16日 (日)

小原四季桜まつり

紅葉めぐりが続きましたが一息入れます。
今回は「四季桜まつり」の開催されている豊田市小原町です。

小原和紙で知られる小原の里ですが、
国道419号線の道沿いにある4会場のなかから
第4会場の「川見(せんみ)四季桜公園」に向かいました。
すでに駐車場は満車状態でしたがかろうじて駐車。

その駐車場からの眺めです。

Obara0011_2

四季桜といってもこれだけあるとまぁ見事です!

Obara002

小高い丘を取巻くように斜面に植えられた樹。
その昔、ひとりの医師が苗を小原に植えたのが最初だと・・・。
今では地区のシンボルになっているそうです。

Obara0031

可憐で小さな花は一重5弁、春と秋(12月初旬まで)の二度咲き。

    Obara0041
    Obara0042

丘の斜面を巻くように整備された遊歩道は,
桜を見ながらその最上部まで続きます。

Obara004_1
        Obara0071
       Obara0072

下からもいいですが、上からの眺めもまた良しです!

Obara008
Obara009

桜の中に点在する紅葉がまだ色好きはじめですが、
白い桜の花のなかにに赤く染まる紅葉がまた見事でしょう。

    Obara010

小原の里に咲く四季桜、
その数、約8000本だそうです。

そしてここ川見四季桜公園にはやく1200本、
見頃は12月初旬までと長く、紅葉との競演も見れるでしょう。
見事な小原の四季桜でした。     11月14日

2008年11月15日 (土)

槙尾山西明寺

神護寺から清滝川沿いを少し歩いて、
朱塗りの指月橋を渡ると「槙尾山西明寺」です。

Saimyoji001

受付から石段を少し上ると表門。

Saimyoji002

一間薬医門で元禄13年(1700)の造営だそうですが、
入ると正面に本堂、左手に鐘楼があります。

Saimyoji003

ご本尊は釈迦如来像、
本堂左手には客殿が並び建ちます。

こじんまりとした境内のモミジ。

    Saimyoji0041
       Saimyoji0042

なかでもこの鐘楼の周辺を彩る紅葉が見事です。

Saimyoji005
   Saimyoji0061

綺麗です!
何もいうことがないですね。

   Saimyoji0062

ここを訪れる人はやはりこの紅葉が目的でしょう。

Saimyoji009

京都三尾でも好きなところですが、
モミジの木が集中しているので見事な紅葉を楽しめます。

Saimyoji010_2
Saimyoji011

最後はチョッと遊びごころで、^^;
少し満足して三尾最後の栂尾の高山寺へ向かいました。

パンフにあります見事な参道もまだ色付いていません。
他と比べてもここは10日ほど遅いとか、
開山堂辺りは綺麗だそうですが入山せずに戻ります。

今回は紅葉もさることながら
目的のハイキングを楽しんだ一日でした。  11月13日 

2008年11月14日 (金)

神護寺・京都高雄

天気は最高!絶好の行楽日和が続きますが、
この日は京都清滝から高雄へのハイキング、もちろんその先には
高雄三尾の紅葉名所が待っています。    11月13日

新しいJR嵯峨嵐山駅から愛宕街道に入って奥嵯峨鳥居本から
清滝、そして東海自然歩道を高雄に歩きます。

ここも隔年になりますが、2年ぶりのハイキングでした。

Kiyotaki001

清滝の紅葉もこんなもんです。
ここから高雄まで約4キロですが・・・
清滝川の清流沿いに高雄まで癒しの道が続きます。

2年前と何も変わらぬ道ですが違うのは天気(前回は曇天)だけ、
快適な歩きで神護寺へ着き急な石段を登って行きます。

途中の食事処の紅葉がきれいでした。

   Takao022_3

ここから最後の石段を登りますと山門ですが、
さすがに人気スポット!山門の前は人、人、人でした。

Jingoji001

相変わらずの凄い人ですが紅葉はこんなもんです。

Jingoji002

境内の右側部分ですが、左は陽があたらなくてか半分ほど?の
染まり具合です。

   Jingoji003

本堂への石段を横からですが、ここは見頃でした。

Jingoji004

そして本堂、
振り返れば・・・五大堂に毘沙門堂。

   Jinngoji01

と、まぁ撮ったんですが・・・あまりこれ!というのが無いんです。

仕方が無いのでアップで少々 ^^;

    Jingoji0041
       Jingoji0042

2年前は11月18日でしたがその時の強烈な印象が強くてか、
今年はあまり感動が無かったんです。
というよりやはり時期的には早かったかな?とも。

やはり樹木は正直なんでしょうね、
多分、見頃はこの週末明けからだと・・・そんな感じでした。
(確認したら13日の情報では”盛り”に変わりました)><;

    Jingoji005

快晴の中で青空に映える紅葉、いいんですがねぇ!

そしてこちらは、
紅葉には関係ありませんが”かわらけ投げ”広場からの眺望です。

    Jingoji006

真下に見えているのが歩いて来た東海自然歩道と清滝川です。
左には見事な北山杉が見えて素晴らしい渓谷美です。

地蔵院の辺りもまだこれからかな?と思うほどで、
写真も撮らずに載せていません。

Jingoji007

境内を戻って山門へ。

そして食事処の紅葉を最後にもう一枚、

    Jinngoji015

今度は急な石段を駆け下りて西明寺へと向かいます。  
     

2008年11月13日 (木)

紅葉の永源寺

前回は総門までの様子でしたが改めて「永源寺」です。
羅漢坂を上がって来ると総門です。

Eigenji001_3

今回は総門全景から・・・そして受付です。

ここからはあまり解説も必要ないと思いますが・・・。
今の「永源寺」の様子をご覧いただきます。

   Eigenji0011

総門を入って右下に流れる愛知川(音無川とも言われています)と
グラデーションの紅葉を見て山門へ。

Eigenji002

やはり全山紅葉とはいきませんが・・・ほぼ五分でしょうか?

Eigenji0021_2

本堂(方丈)です。
ここから法堂、開山堂へと行きます。

    Eigenji0031
        Eigenji0032

この辺りは定番のところなんですが・・・、
この日はいろんな色が楽しめました。

Eigenji004 
    Eigenji0051
       Eigenji0052

赤、緑、グラデーション、二色咲き、そして黄色と多彩です。

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     Eigenji0071
   Eigenji0072

ここが境内の最後のところ、黄色いカエデが見事でした。

チョッと遊びで^^;

Eigenji008
Eigenji009

全体にはやはり五分から七分の色付きと思いましたが、
この様子では多分今週末からが見頃だと・・・。

あくまでも勝手気ままな予想ですが、そんな「永源寺」でした。  

2008年11月12日 (水)

東近江紅葉めぐり

今日は最高の天気になって絶好の紅葉見物となったんですが、
いざ!というとなかなか行き場所がないもので><;目指したのは
”見頃間近”との情報になった湖東三山の「百済寺」でした。

ここは三寺の中では標高も高いところにあり期待したんですが、

Hyakusaiji001

「喜見院の庭園」の様子です。

    Hyakusaiji0021
        Hyakusaiji0022

まぁ、綺麗といえば綺麗なんですが・・・ほんの一部です。
情報どうり”見頃間近”といえるかどうか?
これだけは本人の見方次第でもありますからどうともいえません。

ちなみにこちらを

Hyakusaiji003

「受付」下からの参道の様子です。
参道石段から本堂まではまだ緑一色でした。

何所も似たりよったりだろうと思いながら・・・
2年前に永源寺へ来たときに通った「永源寺ダム」の紅葉を
思い出しました。行きます!

国道421号線から見る対岸の「永源寺」が色付いています。
これは期待が持てるかも?でした。

その前に永源寺ダム湖畔の紅葉です。

Damu001

トンネルを抜けて佐目の集落を抜けると、
湖畔にある樹木の紅葉が始まります。

太陽の反対側に回りこんで適当なスペースに車を停めます。

    Damu0021
       Damu0022

紅葉は綺麗なんですが、国道と言っても狭い道。
歩きながらの撮影で紅葉を楽しむ・・・という訳にはいけません!

トンネル掘削工事中でダンプが通りますし、
先の豪雨による通行止めにしては車が多いんです。

Damu003

とは言いながらも結構楽しみながらの撮影でした。^^;

そして通り過ぎて来た「永源寺」に、2年振りの拝観です。

    Eigenji001_2

羅漢坂を上がった広場の様子です。
この辺りは見事です!

情報ではここもまだ見頃にはなっていなかったんですが?
駐車場のおっちゃん曰く、
”今日NHKが見頃だと言っていた”と、ホンマかいな!

Eigennji002

こちらが受付の総門からの眺めですが、これは期待が・・・。
ということで「永源寺」の総門から中の様子は次回です。

今日の紅葉めぐりは東近江の山麓を回ってきましたが、
その一部でした。
 

2008年11月11日 (火)

近江湖西のもみじ谷

紅葉情報にも見頃のところが載り始めましたたが、
ここもその一つ、滋賀県高島市勝野の「もみじ谷」です。

家を出るときは晴れていたんですが向かう途中から
どんよりとした雲に覆われて今にも降り出しそうでした。

勝野のはずれににある「ガリバー青少年旅行村」、
入口で”八ツ渕の滝整備協力金 ¥300”を納めて
村内の駐車場に車を入れます。
別に滝に行くわけではないんですがこれには従わないと。^^;

Momiji001

駐車場から整備された遊歩道をしばらく行くと
すぐに”もみじ谷”に下りる遊歩道があります。

直進していくと”八ツ渕の滝”への遊歩道ですが、
この日は”もみじ谷”が目的でした。

Momiji002_2

山の天気ならと期待しましたが・・・、
残念ながら天気は回復しません。><;

紅葉のタイミングとしては抜群なんですが
なんでこんなに天気に付いていないのかと、
ついついでるでる怨み~~節~♪です。(笑) 

   Momiji0031 
       Momiji0032

これがその遊歩道沿いに続くもみじ谷の様子ですが・・・
見事に谷間を染め上げるモミジの樹木です。

Momiji005

ここも標高がかなり高いようですが・・・、
このところの紅葉はまだ山の中腹辺りなんでしょうねぇ。

    Momiji0061_2 
    Momiji0062_2

この日も山の気まぐれでときおり雨がぱらつくなかの散策、
しばし薄日の出るのを待ったんですが・・・。

    Momiji007

しかし天気は最後まで我に味方せず(チョイオーバー!)^^;
やむなくの退散でした。

Momiji009_2

しかしこの”もみじ谷”は見応えがあります。

上から下りて戻るコースですが、
堰堤があるため急な上り下りはほとんど感じず歩きやすい道です。

せせらぎを聞きながらたった一人の、まぁ贅沢な紅葉見物!
堪能しました。    11月10日   
   

2008年11月10日 (月)

どんぐりの里・いなぶ散策

山里の稲武で紅葉見物のあとは町なかを散策でした。

「大井平公園」から戻って、
ごった返す道の駅「どんぐりの里いなぶ」に車を停めます。

すぐ目の前の高台にある「武節城跡」の看板に興味を持ちました。
登山口と書かれた坂道を登って趣のある山道のなかを行くと
広場の本丸跡に出ます。

Inabu001_2  
     Inabu002

「武節城跡(ぶせつじょうし)」

”時代の変遷のもとに天正年(1575)、長篠の戦に敗れた武田勝頼が
敗走のおりにこの城で休息し甲州に帰った・・・”、
いうことで”武田勝頼ゆかりの城”の幟が揚がります。

本丸のすぐ上にある八幡神社の小さな境内が狼煙台跡。
ここから眺める本丸跡の紅葉も綺麗でした。

Inabu003_3

帰りは広場の横からそのまま車道を下ります。

Inabu004

山道と違って紅葉の綺麗な道が続きます。

二の丸、三の丸跡と見て下りて行きますが、

     Inabu005_2  

途中で見たつつじ?と紅葉・・・ん?何つつじか?

このあとも素晴らしい紅葉が続きます。

Inabu006_2
Inabu007_2

「大井平公園」よりは小粒ながらこちらも納得の紅葉でした。
ただ、やはり陽射しがね~。

下りてきたら霧雨が・・・、雨のなかを散策です。

     Inabu008

名倉川にかかる稲武大橋からの紅葉です。

散策路は瑞龍寺へ。

Inabu009

ここの”枝垂れ桜”は有名だそうです。

ここから飯田街道(中馬街道)を少し歩きます。

Inabu010
Inabu011

軒に吊るされた干し柿、
そして街道に残る旧家の佇まいはかっての塩の中継問屋で、
時代の面影を色濃く残しています。

そして最後はここ、龍光院でした。

Pict0139

南朝の皇子、尹良親王の皇女琴姫の菩提を弔うために
建てられたという由緒の寺だそうです。

どんぐりの里・いなぶの町なか散策。
戦国時代には戦乱の舞台でもあり、また信州へ塩を運ぶ
中馬街道(塩の道)の宿場町として栄えた歴史の里。

紅葉もさることながら・・・そんな山里を楽しんできました。

2008年11月 9日 (日)

紅葉が見頃の稲武へ

愛知県豊田市の最北部にある稲武地区の「大井平公園」。

紅葉情報では見頃とあり「もみじまつり(~16日)」が開催中、
空模様は良くなかったんですが出かけてしまいました。

途中の香嵐渓は渋滞も無くスムースに抜けたんですが、
こちらの駐車場(少ないんです><;)がすでに満杯で、
仕方なく適当な場所に停めます。

Inabu001

名倉川沿いにある「井ノ渕滝見台」からと、

      Inabu0021

公園入口にある黄色と赤の見事な大木です。

         Inabu0022_3

陽射しが無いのは撮るのにつらいですが><、
さすがにこの公孫樹と楓の色付きは綺麗でした!

Inabu003

「大井平(おおいだいら)公園」は山の麓に整備されていますが、
楓の木は大半がその斜面にあります。

      Inabu0041 
      Inabu0042

斜面に遊歩道が延びているんですが・・・
これは人が多いとすれ違うのが大変です。

撮る人も道の無い斜面に三脚を立てての撮影です。

      Inabu0043
   Inabu0044

陽に透ける紅葉なら多少は誤魔化せるんですが^^;

これだけの曇天にはこれが精一杯で、
どうもこういう条件での撮影にはほんと、弱いんです!

Inabu005

というわけで公園から名倉川の対岸に渡りました。

こちらから見る紅葉も綺麗です!
そして滝です。

Inabu006 

「井の渕の滝」、チョッと緑の楓を中心に^^;

ということで紅葉見物は綺麗だったんですが、
撮ったわりにはあまり気に入ったのがありませんでした。

Inabu007

滝を撮って引き揚げましたが・・・、
こんな遠くまで来てこれだけじゃもったいない!
そうなんです、時間もまだ10時半でした。  

2008年11月 7日 (金)

祖父江善光寺東海別院

愛知県稲沢市祖父江町にある「祖父江善光寺東海別院」です。

信州善光寺本堂の三分の二の大きさを誇る本堂、
今年修復されたばかりの美しい姿とともに、
今日から御本尊も拝観できるというよきタイミングでした。

Sobue001

”明治の末、蓮田であった今の境内地に一本の茎から二つの蓮の
花が咲くという奇端を縁として、開基旭住上人が信州善光寺本坊
大勧進より善光寺如来を勧請創立し、山号を双蓮山、寺号を
善光寺と称します。” (パンフより)

Sobue002

”善光寺如来様は、現当二世(この世もあの世も)をお守り下さる
ありがたい仏様です。”と続きます。

瑠璃檀下への戒壇めぐりの出入り口です。

Sobue003

”極楽を この世で拝める 善光寺”が そのキャッチコピー、
真っ暗な中を手探りで進んでいきますが。

何と、御錠前の前で思わずビックリです!
まばゆい?ほどの極色彩のなかに・・・その様子でした。!

”極楽浄土の様子が立体的にご安置されております”とあります、
これはさすがに載せたいと思いながら・・・、載せません。

お戒壇めぐりから本堂外陣に戻りました。

Sobue0041

あらためてご本尊にお参りし、
このあとは拝観順序で観ていきます。

Sobue005

「ご絵伝場(ご絵解き)」で、善光寺縁起を説明する
ご絵解きを行なうところです。

すぐ横に並んで、

Sobue006

「おびんずるさま」がお座りです。
十六羅漢の一つで”なでぼとけ”ともいわれる仏さまだそうです。

こちらは「厄除け五鈷」

Sobue007

さわってお参りすると厄除けの御利益があるという・・・。

本堂に向かって左には

Sobue008

「おもかるさま」です。
重いか?軽いか?・・・軽くなったとき願いが叶うと・・・。
もちろん両方をしっかりと持ち上げさせていただきました。
結果は???ひ・み・つ・・・です。^^;

境内に出ましたがそこにはこんな石像が・・・。

 Sobue009 Sobue010

境内にあった数体のこれは”おぼこ”だそうですが、

 Sobue012 Sobue011

可愛い石像群!!です。
それぞれの表情に思わず気持ちが和みました。

そして最後はこちらです

Sobue014

この境内の公孫樹は色付きが早いそうですがそれでもまだこれ!

もちろん祖父江町といえば”ぎんなん”の産地、
当然黄葉が期待できるんですが・・・
この後、町なかを走ってみましたがどこも葉は緑ばかりでした。

「そぶえ黄葉まつり」は11月29日からだそうです。

2008年11月 6日 (木)

粉河寺追想

以前、紀州に道成寺と根来寺を訪ねましたが・・・
その帰り道にあった西国33ケ所・第3番霊場の「粉河寺」、
残念ながらその時は寄れませんでしたが、
5年前に西国33ケ所めぐりで訪れています。

懐かしいその写真を引張り出しました。

Kokawa001

JR粉河駅から北に歩いて15分ほどでこの大門に着きます。
和歌山県では高野山、根来寺に次ぐ大きな門(重文)です。

カメラもコンデジで撮っていますが・・・ひどい写真です!^^;
このときは霊場めぐりが主で先を急ぎ写真が少ないんですが、

大門から本坊への途中にあった?仏足石。

Kokawa006

そして本坊、念仏堂、太子堂などを見て行くと中門(重文)です。
Kokawa003

天保3年(1832)の建立とされ四天王が配置されています。
くぐって進むと本堂が見えます。

Kokawa002 
Kokawa004

本堂ですが・・・今見るとひどい写真ですねぇ!><;

享保5年(1720)に再建されたといわれる建物。
本尊は千手千眼観世音菩薩。

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そして本堂の石段左手にある「粉河寺庭園(国名勝)」、
桃山時代の石庭です。

ところで、ここには牧水の歌碑とともに芭蕉の句碑があります。

Kokawa007

”ひとつぬきて うしろにおひぬ ころもがへ”
貞享5年(1688)「笈の小文」での吟で、
本文では”きみ井寺”のあとに”衣更”として載っています。

今日は出かける予定もなく、
思い出したように載せました「粉河寺」でした。

2008年11月 5日 (水)

ブルーボネット・秋

名古屋港ワールドフラワーガーデン「ブルーボネット」、
春には行くことが多いんですが秋は初めてではなかったか?
と・・・思うほど記憶にありません。^^;

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11月9日(日)まで開催中の「イエローガーデン」、
今年はもう撮らないと決めていたコスモスですが・・・これです!

Bonnet002
名前はイエローキャンバスだそうです。

詳しいことは分かりませんのでHPから引用させてもらいます。

”2000年に品種改良で誕生した珍しいレモンイエロー色の
コスモス。日本オリジナルのユニークな品種です。”とあります。

  Bonnet0031_2
      Bonnet0032

園内入口から花の谷 一帯にかけて見事に咲いています。

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散策路沿いに咲くイエローキャンバス。
同じコスモスですが何か違う花のようにも思えます。

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戯れる蝶、
”ヒメアカタテハ”でしょうか?

他にも花はあるんですが・・・今日はコスモスだけです。

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こちらはウインターコスモス。
これから咲き出す花ですがちょうど水撒きの直後でした。

そして最後はワイルドフラワーの里。

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ここはコスモス、キバナコスモスも混じって
何とも賑やかなコスモスの競演です。

「ブルーボネット」。
”イエローキャンバス”が彩る「イエローガーデン」に、
秋のひと時を堪能しました。

2008年11月 4日 (火)

墨坂神社・太鼓台練り合せ

祭が止まってから待つこと1時間ほど、
本殿内の神事が終り対岸で待機していた太鼓台が動きます。

宇陀川を渡り、一の鳥居から二の鳥居へ、
一番手は宮本地区の太鼓台です。

Sumisaka001_2
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鳥居をくぐり坂の参道を登って神社の境内に入ります。

Sumisaka004_2
拝殿前で大きく頭上に担ぎ上げられた太鼓台、
この状態で御祓いを受けます。

Sumisaka005_2

その後ひとしきり境内を練ります。

続いては東町稲荷の太鼓台。

     Sumisaka006_2
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坂を上がるのも一つの見せ場!
威勢のいい掛け声と太鼓の音が御輿担ぎを盛り上げます。

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境内での手順は一緒です。
お払いを受けたあとは合図の笛と太鼓の音、
そして掛け声が境内に響いて、まさに勇壮です!

そして最後は上之町地区の太鼓台が入りました。

Sumisaka009_2
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3地区の太鼓台が揃いました。
ここから激しい練り合せが始まります!

Sumisaka011_2

お互いが激しく練って境内は熱気で溢れんばかり、
まさに圧巻!興奮状態です!

Sumisaka012_2
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取り囲む見物人のカメラを気にしながら
こちらも右に左にと動きますが、それにしても激しい練りです!


この練り合せが終わると”ごくまき(餅まきでしょうか?)”が
あるんですが・・・残念ながら電車の時間でした。

Sumosaka016

境内を取り巻く見物人を見ながら ><; 残念!
墨坂神社を後にしました。      11月3日

2008年11月 3日 (月)

榛原秋まつり・宇陀市

この祭、タイトルが多くて困りましたがやはりポスターのとおりです。
ちなみに他の名前は”榛原あいさこいさ祭り”、”墨坂神社秋大祭”と
賑やかなんですが・・・。

メインは奈良県宇陀市榛原にある墨坂神社秋の例大祭。
お旅所(伝承地)から本社へ還御する渡御行列とそれを盛り上げる
各地区の太鼓台の練り合わせです。

その墨坂神社です。

Sumisaka001

歴史は崇神天皇の時代と古いんですが、
その由緒は省かせてもらいます。

この日は御旅所から赤盾、赤矛、太刀等を奉持した武者行列が
本社に還御する渡御行列が行われました。

その前に榛原駅前で行なわれた太鼓台の練り合わせです。

Sumisaka002

4地区からの太鼓台が駅前で激しく練ります。

Sumisaka0021
Sumisaka003

神社の大祭を盛り上げる太鼓台の練り、これが祭りの始まりでした。

この後昼食で太鼓台は休憩ですが、
その太鼓台、普通の神輿ではありません。

Sumisaka004

これがその太鼓台の太鼓です。

そしてかってはここにあったという墨坂神社の地(伝承地)、
ここから本宮に還御される渡御行列が出発します。

Sumisakaoo5

”御旅所”を出た神輿が伊勢街道(初瀬街道)を行きます。
そして伊勢本街道、札の辻を通ります。

Sumisaka0061

行列は宇陀川を渡り一の鳥居、二の鳥居をくぐりご本殿に。

Sumisaka007

鳥居をくぐる渡御行列・・・そして坂の参道に入ります。

Sumisaka008 
Sumisaka009

参道を引き上げられて境内に到着しました。

この後、各地区の太鼓台が入って練りになるんですが???、
何と、1時間ほど祭りが動きません!
時間の制限があるものには辛い時間ですが・・・。

耐えて待ちました・・・この後は次回に。><;

2008年11月 2日 (日)

信太の森芸能祭・和泉市

以前に歌舞伎「芦屋道満大内鑑」の舞台を訪ねた和泉市。
その記事へのコメントで教えてもらった「信太の森歌舞伎」です。

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会場周辺には幟がはためきます。
開演は13:00、会場は「ふるさと館」前の芝生広場です。
野外劇ですので幕引きの代わりに子供が走ります。

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よろしいなぁ~。

幕が開いて最初は「白浪五人男~稲瀬川勢揃いの場~」。

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演じますのは桃山学院大学関係者有志のみなさんです。

そして「信太の森」ゆかりの演目
「葛の葉物語~信太明神境内出逢の場~」。

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新作歌舞伎とありますが、
指導されている三代目市川箱登羅氏の書き下ろしだそうで
すべて大阪弁!
こどもたちが使っている言葉そのものです。

ここで安倍保名がキツネを助けて、
その化身の葛の葉との出逢い・・・そして一緒に暮らして
童子を(後の安倍清明)を産みます。

この後がビックリの「木賊(とくさ)獅子」舞でした。

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長野県阿智村無形文化財「木賊獅子」、
獅子芝居といわれるようですがその「葛の葉子別れ」です。
写真が多いのでサムネイルで載せます。

 Sinobu0061_2 Sinobu0062_2

笛、太鼓と唄いに載せた舞の後、
狐葛の葉は我が子との別れに 狂おしく錯乱状態に・・・。

そして涙も枯れぬなかわが子を見つめ硯を・・・

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その涙を硯に落とし墨を磨ります。

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そして障子に筆で書く葛の葉の言葉・・・、

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見せ場です!

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最後に我が子との別れに狂い舞い信太の森に帰る
あわれ狐葛の葉です。

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木賊獅子の終演です。

初めて観る獅子舞の葛の葉でしたが大熱演に拍手です!!
素晴らしいものを見せてもらい感動でした。

しばし休憩の後こども歌舞伎は「葛の葉物語」の最後、
~鏡池二度の子別れの場~になります。

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こちらは浄瑠璃入りです。
上手く出来ています・・・舞台はここまで葛の葉をつないでいます。

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母を求めて保名と童子丸は信太の森を訪ねます。
再会した二人に狐葛の葉は二度と逢えない告げて
狐の姿となって森に消えます。

まぁ、芝居は上手い下手ではなく演じるものと
見ていただく方が楽しむもんだと指導の方が言っていましたが、
まさにそのとおりですね。

最後はこの演目でした。

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「義経千本桜~吉野山道行きの場~」です。

多彩なプログラムでした。
その最後にありましたが、これは手作りの歌舞伎です・・・と、
地域の皆さんがその伝承をこどもたちに伝えたいと願う気持ちが
ここにありました。

2008年11月 1日 (土)

銀穂がなびく葛城高原

ちょっと行ってきますと言って出かけるところではないんですが、
ここも初めて訪れました。

春のつつじ、そして秋のススキとお馴染の葛城高原、
秋の心地よい陽射しと風の中、山頂高原に揺れるススキです。

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我が頭みたいな禿げ禿げの山頂から遊歩道を回遊していきます。

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ススキはやはり陽射しに光る銀の穂ですが、
この辺りのススキはやはりまともに撮って見ました。

そのススキですが・・・これはもう見ていただくだけです。

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風にたなびく銀の穂。
遊歩道を下に下にと下りて行きます。

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マンネリになりそうなススキの写真ですが・・・。

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まぁ、工夫しながら撮っているわりには自分でも平凡かなぁと。

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思いなながら・・・こんなもんですかねぇ。

写真には満足はないんですが、
この日の葛城高原には大満足でした。

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遊歩道を何度も登り返して楽しんだススキ!でしたが、
こんな花を見つけました。

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リンドウです。
そして、帰りには眺望が開けて

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大和三山が真下にはっきりと見えました。

正面が畝傍山、その右奥に平べったく見えるのが天香具山、
そして左手に小さく見えるのが耳成山です。

葛城山(葛城高原)、今度は春の”つつじ”です。
また楽しみを残して秋のススキを堪能しました。

  

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