初穂曳・外宮領陸曳
”祭りのまつり”が行われている伊勢市です。
伊勢神宮神嘗奉祝祭の初穂曳(外宮領陸曳)が行なわれました。
神宮のお正月とも位置づけられている一年で一番大きな、
そして意義深い祭儀です。 10月15日
一日遅れですが、その初穂曳の外宮領陸曳です。
初穂を奉納する奉曳車は四車、
その一番車は皇學館大学の生徒200人が曳きます。
何かおとなしいですね~、”エンヤ!”のお兄さんの激が飛びます!
二番車は子供たちです。
大学のお兄さんお姉さんと違って元気ですよ!
”木遣り”も見事です。
二人の女の子の”エンヤ、エンヤ”の掛け声が凄いです!
その後の三番車は町衆。
少し人出が足りなかったようで飛び入りもOK!でしたが、
そこはさすがに慣れたもので”木遣り”3本の後出発です。
いきなり練っての押し合いです。
左右から中央に集まりもみ合いまた左右に離れます。
少し進んでは”木遣り”が入ります。
そして熊野街道(伊勢南島線)は南宮町交差点の曲がりです。
ここの曲がり方も見どころですが、
凄い木が燃えるような臭いを出して曲がりました。
すぐにまた練り(もみ合い)です。
さすがにこの練りをやっているのはこの町衆だけ。
陸曳きを経験している人だけに心得たものです。
そして最後の四番車は全国から参加の特別神領民です。
揃いの法被と奉祝のはちまきで初穂を曳きます。
神様への新穀奉納。
勇ましい木遣り唄とエンヤの掛け声が響きます。
町衆の三番車が外宮北御門にやって来ました。
最後の北御門への曳き入れです。
無事に曳き入れが終わり全員が万歳三唱、
この後参加者全員が本宮に参拝しましす。
食の神様・外宮へと初穂を奉納する初穂曳、
16日は内宮への川曳もあって伊勢はまつり一色でした。
« ブルーメの丘・コスモス | トップページ | 祭りのまつり・伊勢市 »
「お出かけ・祭り」カテゴリの記事
- 南部盛岡 チャグチャグ馬コ(2024.06.18)
- 上野天神祭 足揃えの儀(2022.10.22)
- 桑名石取祭本楽 曳き揃え(2022.08.08)
- 小渡夢かけ風鈴(2022.07.17)
- 御在所岳の紅葉(2019.10.31)
コメント