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2008年10月13日 (月)

大野木豊年太鼓踊・米原市

長浜から関が原方面に戻り高番から柏原への県道を走ると、
途中にある米原市大野木地区の八相宮です。

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12日(日)、今も貴重な郷土芸能として行なわれている
滋賀県無形民俗文化財「大野木豊年太鼓踊」を見に寄ります。

Onogi002

雨乞いのため太鼓を打ち鳴らし踊ったとされ、
また、田用水の争いから、村人同士の心を癒すために神に祈り、
そのよりどころを求めたといわれています。

Onogi004

踊り方は、「ゆごて」「カルサン」「白足袋」「わらじ」「鉢巻」を着用し、
唄い方は、紋付袴を着用します。

Onogi003_2

囃方(はやしかた)、添音頭取り(そえおんどとり)、
獅子舞などにより行われます。

Onogi005

婦人がともに参加するのは珍しいと・・・。
(資料がなく内容は滋賀県観光情報から引用してます)

踊りの始まる前に踊り手の長老に聞きましたが、
昔は東西から(冒頭二枚目の写真左が東です)長い列の踊り手が
神社入口で合流したそうです。

Onogi006

全体的に素朴な踊りですが、
太鼓と鐘の響き、合いの手に入る囃子がまた哀調があって・・・
単調な踊りを引き立てます。

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Onogi0071

境内に入った踊り手は神社に拝礼のあと左右に分かれ、
大きな輪となって踊ります。
そしてまた一緒になって・・・。

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Onogi0081 

次は立ち膝での太鼓踊りです。

再び境内を大きく輪踊りで回ります。

Onogi009_3

最後は参道に並んでの踊り、

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長老から子供たちまで・・・、
初めての子もいるようでしたが見事な太鼓踊りです。

Onogi011

神社に再度拝礼して終わります。
子供たちも”やっと終った!”という顔でホッとしていました。

「大野木豊年太鼓踊」
休憩も含め1時間45分の長汀場でしたが、
地域に根付く伝統行事を堪能させてもらいました。 

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コメント

I wazu born about70years ago. 大野木出身者です。父が生きていた頃から豊年踊りの

事は知っていてよく見に行きました。あれから30年以上過ぎパソコンを開き懐かしい田

舎の風景や人(もう47年)も経ち知らない人ばかりですがやはり田舎は素晴らしいと思

います。伊吹山、大峰山では毎年5月に山祭りがあり楽しみにし遊んで過ごした 思い

出があります。

後藤好子 さん
ご覧いただき、コメントありがとうごいます。
もう10年も前になりますが、私も懐かしい祭りを思い出しました。
この頃は各地の祭りを追っかけていましたが、
この祭りは太鼓と鐘、哀調のある囃子が印象に残っています。
遠いころの故郷を思い出していただいてうれしいです。

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