古式四條流儀式包丁道
思わぬ情報をもらって今日も伊勢でした。
伊勢神宮の内宮参集殿にある能舞台で行なわれた
「古式四條流儀式包丁道」の儀式です。
包丁と真魚箸(まなばし)を使って魚に手を触れずにさばく、
聞いたことはあっても観たことはないんですが・・・、
それも今回は魚ではなく3種類の鳥を同時にさばくというものです。
これは見逃せません!ということで内宮参集殿能舞台です。
能舞台があるとは恥ずかしながら知りませんでした。><;
舞台にはすでに3つのまな板が並んでいます。
左袖(下手?)から雅楽が流れるなかを装束姿の方が舞台へ。
舞台横のめくり?(でいいのかな~)には「狙神之儀、
土器拝・狙衣拝・狙板拝・・・」とありますが・・・。
案内のアナウンスが流れているんですが撮るのに夢中で
左の耳から右に抜けていきます><;
とにかく資料がないのでとても説明はできません!
全体の流れを載せたいと少し写真が多いんですが・・・
あとは見て雰囲気を感じてもらえたらと思います。
どうも様子ではまな板、包丁を清めているんでしょうか?
よく分かりません!この後いったんこの方たちは下がります。
続いて三宝に載せられた鳥が運ばれてきました。
三ヶ所のまな板の上に鳥が置かれました。
同時に進行しているんですがメインのところが主になります。
そして後見人を従えて調理人のお出ましです。
家元の四條武範氏が中央に着座、
少し後ろに三重道場・神戸道場の会頭が着き儀式が始まりました。
ここからはただ写真を並べるだけです。^^;
雰囲気が出ていればいいんですが・・・。
さばかれているのは舞台横のめくりによると
中央の家元は鳥、あとの両者は鴨と雉子です。
調理が終わりました・・・、皆さんが整揃いです。
いわゆる舞台ではカーテンコールですが?
皆さんの拍手があったかどうか?自分は撮るのに夢中でした。
そして後処理?です。
これもまな板に手を触れず調理された鳥を三宝に戻します。
まな板を清め儀式はすべて終わりました。
こんな儀式があったとは!教えてくれた友に感謝でした。
すべてが初めてづくしの「四條流儀式包丁道」、
それも鳥が三羽揃ってこれも初めての試みだそうです。
古式ゆかしい包丁さばきにしばし唖然の時でした。
« 安乗人形芝居とふぐまつり | トップページ | 名張秋まつり »
「お出かけ」カテゴリの記事
- 木曽三川公園センター 冬の光物語(2022.12.16)
- ひるがのピクニックガーデン(2022.08.03)
- 納涼!びわこ箱館山(2022.07.22)
- 青山リゾートから青山高原(2022.06.30)
- 日本最大級の木製水車(2022.05.15)
能舞台でこんなことが行われているなんて・・・
さすがお伊勢、ですかな?
投稿: 恵美 | 2008年10月29日 (水) 23時31分
恵美 さん
オウノウ~~です。(苦;)
まな板と材料がなければ皆さんの仕草ふるまいは
能の舞台を観るようなもんです。(笑)
投稿: 好好爺 | 2008年10月30日 (木) 20時12分
伊勢神宮で包丁式をしていた
神戸道場の姫井と申します 偶然開いたら
写っておりまして 包丁式の写真をどなたにも
公と言う事で・・・・!
きれいに取っていただきありがとうございます
投稿: 姫井隆之 | 2009年1月 4日 (日) 16時47分
姫井隆之さん
コメントをいただきありがとうございます。
初めて見せていただきました包丁式。
知人の紹介で知りましたが貴重な体験でした。
こういう儀式が公開されることは非常に嬉しく思います。
今回は何も分からぬままでしたが、
次の機会にはもう少し上手く表現できればと反省しています。
投稿: 好好爺 | 2009年1月 4日 (日) 20時51分