2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28  

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 安乗人形芝居とふぐまつり | トップページ | 名張秋まつり »

2008年10月27日 (月)

古式四條流儀式包丁道

思わぬ情報をもらって今日も伊勢でした。

伊勢神宮の内宮参集殿にある能舞台で行なわれた
「古式四條流儀式包丁道」の儀式です。

包丁と真魚箸(まなばし)を使って魚に手を触れずにさばく、
聞いたことはあっても観たことはないんですが・・・、
それも今回は魚ではなく3種類の鳥を同時にさばくというものです。

これは見逃せません!ということで内宮参集殿能舞台です。

Sijyot

能舞台があるとは恥ずかしながら知りませんでした。><;
舞台にはすでに3つのまな板が並んでいます。

左袖(下手?)から雅楽が流れるなかを装束姿の方が舞台へ。

Sijyo001

舞台横のめくり?(でいいのかな~)には「狙神之儀、
土器拝・狙衣拝・狙板拝・・・」とありますが・・・。

案内のアナウンスが流れているんですが撮るのに夢中で
左の耳から右に抜けていきます><;

とにかく資料がないのでとても説明はできません!
全体の流れを載せたいと少し写真が多いんですが・・・
あとは見て雰囲気を感じてもらえたらと思います。

Sijyo002
Sijyo003

どうも様子ではまな板、包丁を清めているんでしょうか?
よく分かりません!この後いったんこの方たちは下がります。

続いて三宝に載せられた鳥が運ばれてきました。

Sijyo004
Sijyo005
Sijyo006

三ヶ所のまな板の上に鳥が置かれました。
同時に進行しているんですがメインのところが主になります。

そして後見人を従えて調理人のお出ましです。

Sijyo007
Sijyo008

家元の四條武範氏が中央に着座、
少し後ろに三重道場・神戸道場の会頭が着き儀式が始まりました。

ここからはただ写真を並べるだけです。^^;
雰囲気が出ていればいいんですが・・・。

Sijyo009
Sijyo010_2
Sijyo012
Sijyo013
Sijyo014

さばかれているのは舞台横のめくりによると
中央の家元は鳥、あとの両者は鴨と雉子です。

Sijyo015
Sijyo016

調理が終わりました・・・、皆さんが整揃いです。

Sijyo017

いわゆる舞台ではカーテンコールですが?
皆さんの拍手があったかどうか?自分は撮るのに夢中でした。

そして後処理?です。

Sijyo018
Sijyo019   

これもまな板に手を触れず調理された鳥を三宝に戻します。
まな板を清め儀式はすべて終わりました。

こんな儀式があったとは!教えてくれた友に感謝でした。
すべてが初めてづくしの「四條流儀式包丁道」、
それも鳥が三羽揃ってこれも初めての試みだそうです。

古式ゆかしい包丁さばきにしばし唖然の時でした。

« 安乗人形芝居とふぐまつり | トップページ | 名張秋まつり »

お出かけ」カテゴリの記事

コメント

能舞台でこんなことが行われているなんて・・・
さすがお伊勢、ですかな?

恵美 さん
オウノウ~~です。(苦;)

まな板と材料がなければ皆さんの仕草ふるまいは
能の舞台を観るようなもんです。(笑)

伊勢神宮で包丁式をしていた
神戸道場の姫井と申します 偶然開いたら
写っておりまして 包丁式の写真をどなたにも
公と言う事で・・・・!
きれいに取っていただきありがとうございます

姫井隆之さん
コメントをいただきありがとうございます。

初めて見せていただきました包丁式。
知人の紹介で知りましたが貴重な体験でした。
こういう儀式が公開されることは非常に嬉しく思います。
今回は何も分からぬままでしたが、
次の機会にはもう少し上手く表現できればと反省しています。


コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 古式四條流儀式包丁道:

« 安乗人形芝居とふぐまつり | トップページ | 名張秋まつり »