奈良歴史の道
萩の名所、奈良の「白毫寺」と「新薬師寺」に出かけたんですが、
白毫寺はまだ早すぎました。
新薬師寺も外からの眺めではあまり見るべきものがないと
勝手に決めて^^;ともに拝観はせず「歴史の道」を彷徨います。
白毫寺参道近くに咲いていた酔芙蓉・・・。
いつもの道を新薬師寺に向かいます。
萩の古寺、拝観はしなかったんですが、
新薬師寺南門の傍に神社が二つあります。
こちらは新薬師寺の鎮守として建てられた「鏡神社」。
そしてもう一つは東の角にある小さな神社。
鏡神社の摂社になります「比賣神社(ひめかみしゃ)」です。
いつもはまったく気にも留めなかったんですが、
貼られていた新聞記事に興味を持ちました。
”夫婦で建てた比売神社”とあり、個人の方が建てられたそうです。
経緯は別にして
祭神が「十市皇女(とうちのひめみこ)」です。
額田王と大海人皇子(おおあまのみこ)との間に生まれ、
大友皇子に嫁いだ皇女、
有名な?あの壬申の乱は父と夫の戦でした。
敗れた夫は自害、狂乱状態で駆けつけた十市は父のもとに、
そして6年後に飛鳥の宮で突然亡くなる・・・という悲劇の皇女。
萩も忘れてしば佇みました・・・が、鏡神社に咲く萩です。
古代史上最大の内乱といわれる壬申の乱をめぐる人間模様・・・、
歴史を引きずって歴史の道を行きます。
春日大社から東大寺二月堂へ。
この日(17日)は「東大寺二月堂十七夜盆踊り」でした。
二月堂前広場では準備が進んでいましたがその櫓です。
そして何もない道を般若寺に向かいます。
般若寺のコスモスもこんな状態でした。
見所のない奈良散策になりましたが、
最後はこの前を通る奈良街道を登大路に戻ります。
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