続・室堂散策と花図鑑
機会があったら室堂散策の残りと花を・・・と思っていたんですが、
早々とその機会がやってきました。
スッキリしない天気で動けず、再び立山室堂です。
室堂起点の4つの散策コースのひとつ、「みくりが池コース」、
コースの半分は必ず通るんですが残り半分を回って一周します。
といってもあまり見どころはありません!
しいて言えば、「みくりが池」の東にあるこの「みどり池」でしょうか。
この池を見てすぐに「地獄谷大谷コース」に合流します。
このコースの途中に立山室堂山荘がありますが、
その傍に建つのがこの「立山室堂」です。
現在残っている最古の山小屋で、国指定重要文化財。
”文献によると1726年(享保11年)に再建された”とありますが、
再建となるとそれ以前からもあったということに・・・凄いもんです。
ところで、この前から少しキツイ山道?を下っていきますと、
(この辺りでは山道らしい道です)目の前に岩壁が現れます。
そこに2つの洞窟があります。
「玉殿岩屋」と呼ばれるそうで、中に祠がありました。
道の入口に案内板があるので分かっているんですが、
結構それらしき道を下りた中腹に突然現れるので、
なかなか岩屋の雰囲気があります。
その案内板には
”立山火山が噴出した溶岩が冷える際に出来た板状の岩盤が
発達して出来た2つの洞窟を玉殿岩屋と呼ぶ。
立山を開山した佐伯有頼が熊を追ってこの洞窟に入リ込んだ
ところ熊は阿弥陀如来の化身で有頼に立山を開山することで
人々を導くように命じたという伝説がある” とあります。
観光客もなかなかここまでは来ないと思いますが、
これも室堂の見所の一つでしょうか?
その道の途中で見たこの花、
雄山を背に凛と咲きますミヤマトリカブトです。
(そろそろ伊吹山にも行かないと見逃すかも?余分でした!)
これにて完璧に4つの散策コースを回りました。
それでは室堂散策コースの花図鑑です。
(多いのでお好きな花をクリックしてご覧ください)
たまたま咲き残っていた?チングルマの花と実です。
先に載せた写真で種と書きましたが実が正しく、訂正します。^^;
ヤマハハコ ミソガワソウ
ヤマハハコは室堂平のいたるところで見れました。
ウサギギクとミヤマトウキ イワイチョウ
ヨツバシオガマ ミヤマリンドウ
ヨツバシオガマは天狗平水平道に群生しています。
キオン クモマニガナの白
ミヤマダイモンジソウ モモジカラマツ
とまぁ、今回は名前の分かっているものだけを載せました。
しかしこんなにたくさんの花たちに会えるとは!
思わぬプレゼントを貰ったような気分でした。 9月1日
ニアミス以来、新聞の文化面が一面増えた気分で
毎日黙って、楽しませていただいています。
こんな贅沢が許されていいのかなという気分です。
「ぶらり旅」だけのキイワードでアクセス出来る
点も便利になりました。フアンが多い?!
個々の写真と記事に対するコメントは「あうんの呼吸」「絶妙の掛け合い」「洒落れた関係」の世界ですから、私がコメントできる世界ではありません。
スーパーマンのますますのご活躍を心から祈ります。
またまた、異質のコメントですみません。
投稿: 遠巻き | 2008年9月 6日 (土) 22時25分
遠巻きさん
ありがたいコメントで嬉しいです。
>フアンが多い?!
これは分かりません(苦;)ならば嬉しいですが!
こちらも勝手に楽しんで写真を載せ書いています。
少しでも多くの場所を載せたいと、
いえ!自分で楽しみたいと思っています。
いつもご覧いただいて光栄です。
投稿: 好好爺 | 2008年9月 6日 (土) 23時32分
山で見る トリカブトはさすがですね!
山の花もこんなに沢山! 嬉しいですね・・・
一連の立山 心 洗われ ました。
爺さんに か・ん・しゃ・・・・
投稿: ビズー | 2008年9月 7日 (日) 07時35分
ビズーさん
そうなんです、山で見るトリカブト!魅せられます。
病み付きは鈴鹿の御池岳に咲くカワチブシ(トリカブト)でした。
近くで手軽に見れるのは伊吹山のイブキトリカブト、
今が時期です!行って来たばかりです。
爺も花を愛でて楽しんでおります!
投稿: 好好爺 | 2008年9月 7日 (日) 18時10分