2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28  

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 富田一色けんか祭り | トップページ | 禅昌寺・下呂市萩原町 »

2008年8月16日 (土)

ちゃんちゃこ祭り

けんか祭りの後は優雅で素朴な山里の祭りでした。

滋賀県伊香郡西浅井町集福寺の下塩津神社の例大祭で、
小さな祭りですが花笠・太鼓踊り・武者行列など多彩な内容が
一杯の「ちゃんちゃこ祭り」です。

Tyantyako01

何百年も前からこの地に根付く祭りで
口伝えに子供たちに引継がれているそうです。

Tyantyako021
Tyantyako022

いきなり「ちゃんちゃんこ祭り」の花笠・太鼓踊りですが、
神社に練り込む前に村の道筋で披露です。

大人二人の太鼓と鉦が奏でる音と、そして子供の棒振り、
花笠の巫女?が哀調の節唄にのって彩を添えます。

その後、武者行列が神社に向かって道のりを練り歩きます。
前杖、長刀、先箱、毛槍、立傘、台傘、大弓、槍、そして鉦、太鼓、
棒振りの踊り衆、さらに花笠が続きます。

Tyantyako03
     Tyantyako04

行列が神社前に到着・・・といってもわずかな道のりですが。
ここから神社に入るまで先立ちの演技があるんですが省きます。

境内で奉納される花笠踊り(ちゃんちゃこ踊り)です。

Tyantyako05  
Tyantyako06
Tyantyako07

鉦と太鼓の音と、何ともいえない唄の調べ・・・?
言いようがないんですが踊り?にピタリです。

Tyantyako08

唄い手の皆さんが持つ全20番からなる祭りの歌を書いた扇子、
皆さんが唄う素朴な調べが鉦と太鼓の踊りを引き立たせます。

Tyantyako09
Tyantyako10

踊りの奉納の後は本殿前に、
この後休憩が入って祭りはまだ続きます・・・。

祭り参加者、村の人たち、そしてカメラを抱えた見物の皆んなを
合わせても数百人でしょうか?
しかし、この祭りは見て、聞く?祭りでした。

Tyantyako11

やはり素人です、写真を撮っていても祭りが気になりました。
カメラを向けながらも気持ちは踊りに向いていました。

だから満足な写真はありませんが、
口伝えに継承されているという素晴らしいこの地の祭りを
またひとつ堪能させてもらいました。

« 富田一色けんか祭り | トップページ | 禅昌寺・下呂市萩原町 »

お出かけ・祭り」カテゴリの記事

コメント

何とも 哀調節唄を聞くことが出来ないのが 残念ですが、、、
これからも ズート 守り伝えて欲しい お祭りですね

子供が 二人しか見えませんが 少子化の影響では、、、と
チョット気掛かりです

ビズーさん
小さな山村の村祭りですが・・・これがいい!

単調なんですが哀愁のある唄に花笠の娘さんの
小刻みな足の動き、踊りじゃないんです!
それがかえってピッたしの素朴な祭りでした。

祭りの主役、棒振りの子は二人です。
もちろん村には子供たちがいますから大丈夫です。
赤ちゃんもいますよ。(笑)

ほっと しました。
子供の存在は 継承者の 問題でもありますからね〜

ビズー さん
確かに継承する者たちのありようですね。

祭りに参加していた若者たちが、
子供と一緒だった(もちろん奥さんも)のも、
いわれてみると救われますか。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ちゃんちゃこ祭り:

« 富田一色けんか祭り | トップページ | 禅昌寺・下呂市萩原町 »