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2008年7月 7日 (月)

愛染苑・棟方志功記念館

「東海北陸道全線開通」の旅。
使いました「全通記念ETC周遊プラン」の乗降り自由エリアの
最北が福光ICでした。

富山県南砺市福光、こうした機会がなかったらおそらく
ここには来ることがなかった?たぶんそうだったと思います・・・、
これもご縁です!?ん・・・。
ところで、ここに何があるの?で始まりました。

そして、ここ「棟方志功記念館・愛染苑(あいぜんえん)」です。

Aizenen
Aizenniwa

調べていて初めて知りましたが、
「棟方志功記念館」は生まれ故郷の青森市にあります。

こちら福光の「棟方志功記念館・愛染苑」は、
7年近くの疎開生活をしていた住居の呼称だそうです。
この間に制作された作品が中心に展示されています。

Hannga1
Hannga2

撮っていいのかどうか分からず?迷いましたが、
思わず撮ってしまいましたのが展示の中の一つ、
この「女人観世音版画巻」でした。

”岡本かの子の詩を元にした作品です。昭和24年に福光町で
制作し、図画会展に出品した後、昭和27年にスイスのルガノ
国際版画展で優秀賞を受賞しています”とあります。

”世界のムナカタへ”とその名を知られることになる作品です。

Syogedo

隣に建つ民芸館「青花堂」です。
福光在住の時に協力者であったいう石崎俊彦の旧宅だそうで、
この町に寄贈され全国の民芸品が展示されています。

そして道を挟んであるのが、

Tokaihokuriku015

棟方志功が住んだ家、そしてアトリエでもあった住居で
「鯉雨画斎(りうがさい)」と呼ばれています。

Tokaihokuriku019

こちらは室内「撮影禁止」でしたので玄関から廊下の写真です。

室内(アトリエ)の板戸には殴り書きがされたように?(凡人です
鯉や鯰など(栞で知りました^^;)が描かれていました。
厠の天井には天女や菩薩が描かれているそうですが・・・><!
残念ながら見逃しました。

この辺りがぶらり旅の所以たるところで。(大汗
しかしひょんなご縁から思わぬところを、(いや、棟方志功も)
知ることができました  まさに行って知る!実践でした。 

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