東海道・掛川から見附
京街道の最終部分を残したままこの日は東海道でした。
こちらも虫食いのように勝手気ままに歩いていますが、
今回は掛川から見附(磐田)までです。
今にも降りだしそうな曇り空でしたが昼頃には晴れ間も出て
快適な街道歩きです。
芭蕉を追って歩いた島田、金谷、日坂、掛川と歩いた続きで
ここからは次が袋井宿です。
街道筋にはいろんな見所もあるんですが、
通じていえるのは「一里塚跡」、宿の「本陣・脇本陣跡」、
神社・仏閣に道標などで、歩いている身には楽しいんですが・・・。
これを記事にしてもなんも面白くないですわね。^^;
その袋井宿の案内板です。
東海道の27番目の宿になりちょうど真ん中ということで
ご覧の”どまん中”が謳い文句になっています。
歩いていると徹底して”どまん中”の文字に出会います。
ちなみに距離的なまん中は次の見附と浜松の中間辺りになります。
とまぁ、講釈はこれぐらいにして、今回の見どころはこちらです。
見附宿の本陣跡の傍に建つ白亜の洋館、
明治8年(1875)に建てられた旧見附学校で、
現存する日本最古の洋風疑木造建築小学校校舎(国史跡)。
建物は屋上に二層の楼が重ねられ三階二層の造りです。
現在は郷土・教育資料館として、教育関係の資料を中心に
展示されています。
その一階部分には明治期の授業風景や校長室が再現され、
教育関係の資料が展示されています
二階には帰宅後の子供の読書の様子が再現され、
当時の学用品や遊び用具の品々が展示されていました。
いずれも我が身としては経験のある懐かしい遊びの品々です。
究極の遊びでした、輪ころがし!やりましたねぇ。
そして3階は郷土資料が並びます。
3階全体が郷土資料舘となっていて、明治、大正時代に使われた
日用道具が中心に展示されています。
さらに上にある楼、4階に当たりますが展望を兼ねた休憩所?
でしょうか。
そして最上階の展望階ですが、さすがに狭く感じます。
四方を見渡せますが、
磐田市の市街地・磐田駅方面(南)です。
姫街道(見附から御油赤坂まで)との追分がある見附宿。
いつか姫街道を歩くためにもここだけはどうしても歩いておきたい、
そんな気持ちで来ましたが、街道歩きでこんな寄り道をしたことは
あまりありません。
今回は先を急ぐ歩き旅でもなく、のんびりと観光気分で歩いた
楽しい旅でした。
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