京街道・枚方宿
午後から晴れるとの予報に大阪へ。
昨年の夏に途中まで歩いたまま放ったらかしの京街道、
梅雨空のなかを樟葉から再開でした。
すぐに淀川の堤防に入って,、
楠葉パブリックゴルフコースを見ての道歩きです。
伏見宿から、淀宿と二つの宿を歩いて来ましたが、
今回は枚方宿から守口宿までの歩きでした。
頼みの天気は予報に反して曇り後雨、
当たらん時はこんなもんです。
この京街道、道中は何の見所もありません。
宿間はほとんどが淀川の堤防を河川公園を見ながらの歩きです。
堤防歩きから枚方宿に入ります。
とにかく街道筋もほとんど見所がありません!
で、今回は枚方宿の「鍵屋資料館」です。
枚方宿といえば「くらわんか舟」。
淀川を行き交う三十石船の船客に、
くらわんか!くわらんか!と舟を付けて食べ物を売った事で
有名ですが、そうした当時の様子が再現されています。
「鍵屋」はまた、そうした三十石船待ちの宿として栄えました。
その母屋を解体して修理し」、復元されています。
その母屋です。
こちらは見学は無料。
母屋にも歴史を感じる展示品が多くあります。
そして資料館は有料(200円)ですが、
こちらは淀川舟運の歴史が紹介されています。
こちらが入口ですが、まぁ、なかの紹介は省きます。
そして宿の西外れにあります「水面廻廊」です。
太閤さんも、紀州候も、象も通った枚方の街道、
歴史の面影を残す町並みでした。 6月23日
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守口、枚方は自分の住む町からは川向うになる町ですが、あんまり知らないんですよねえ。
なんせウチからは交通が不便だし、道がダダ混みなもんで、
極力寄り付かないようにしておるんですねえ。
しかし、川1本挟むだけで言葉のこの違い!
喰らわんか!正に河内のオッサンの言葉です。
ま、今どきこんな言葉を使う人はおらんでしょうが。
投稿: Iga | 2008年6月25日 (水) 23時09分
Iga さん
枚方でも香里園には少しは居た私ですが、
こんな場所があるなんて街道歩きをして知りました。
>喰らわんか!
河内のおっさんの言葉ですね!
昔はこの辺りは淀川の川岸、後ろはもう河内ですかね?
歩いて知る、典型的なケースです。
投稿: 好好爺 | 2008年6月26日 (木) 21時15分