京都御所春季一般公開
京都御所の春季一般公開が始まりました(~13日まで)。
今年のテーマは「後宮の女房たち」ということで久しぶりの京都です。
入口になります「宣秋門」、やはり凄い人です。
ここから入って「御車寄」から「諸大夫の間」、「新御車寄」と
見ていきます。
「諸太夫の間」には宮中の遊戯の模様が人形によって
再現されています。
写真は「投扇興」という扇を的に向け投げる遊びです。
「新御車寄」から朱の回廊があってこの中に「紫宸殿があります。
ぐるっ~と回廊に添って回って行きます。
「紫宸殿」です。
左に「左近の桜」。
右に「右近の橘」。
中央の「高御座(たかみくら)」、即位の儀式に天皇の御座として
用いられるもので、大正天皇ご即位の際に造られたものです。
左が「高御座」で、右は皇后が御座される「御帳台」です。
もちろん「紫宸殿」は南面に向いています。
大正天皇ご即位あと、昭和天皇もここでご即位され、
そのときの写真によってあの内裏雛の男雛と女雛の位置が
入れ替わり、関東飾りといわれ現在の雛飾りになっています。
興味深く拝見しました。
ここから「清涼殿」、「小御所」そして「御学問所」へと行きます。
「小御所」に飾られていた「女房装束」、テーマの一つですかね?
菜女、小袿(こうちき)、五衣・小袿・長袴、十二単衣を纏った
人形が並んでいましたが、写真は五衣・小袿・長袴の人形です。
この前には「御池庭」がありました。
回遊はできませんが正面からの眺めです。
池を回って最後の建物「御常御殿」に向かいます。
室町時代以降、天皇が日常のお住まいとして使われた御殿だ
そうで、「御内庭」と呼ばれる小さいお庭があります。
ここで御所の見学はお終い、出口にと誘導されます。
出口の「清所門」に向かう広場には休憩所が設けられていましたが、
その周りにはたくさんのさくらの木があってまさに春爛漫です。
そのうちの一本の枝垂れです。
「京都御所春季一般公開」。
初日でしたが京都は時期に関係なくどこに行っても凄い人でした。
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一般公開に、年ごとにテーマがあったんですか?
初めて知りました。
学生の頃に1回行ったきりで、毎年同じもんなんだろうと
思い込んでました。
サクラが、サクラが満開ですねえ。
自分は未だにサクラを見れてません。
投稿: Iga | 2008年4月10日 (木) 23時25分
追伸
マキノピックランドのカタクリが、ようやく見頃らしいですよ。
さっきwebニュースにでてました。
投稿: Iga | 2008年4月10日 (木) 23時37分
Igaさん
年ごとのテーマ、私も初めてでしたがあるみたいですねぇ。
御所の中だけを見せてくれるだけだと思っていたんですが、
憎い演出がありでした。
サクラ、まだまだ遅咲きの名木やスポットがあるじゃないですか。
カタクリの情報ありがとうございました。

コメントを読んですぐに家を出ましたが何と現地は雨。
1日遅れになりますがアップします。
投稿: 好好爺 | 2008年4月11日 (金) 18時13分