多賀大社桜狂言
何を血迷ったかと言われそうですが・・・、この日は狂言です。
それも何故か多賀大社で行われた「多賀大社桜狂言」でした。
この「桜狂言」に惹かれました。 4月5日
御神門の前にある枝垂れ桜の”夫婦桜”です。
今日はこの桜が彩を添えます。
午前11:00、昼の部が始まりました。
さくらと琴の競演、弾きますのは多賀大社の巫女さんたちです。
桜も一段と映えますが、その夫婦桜を下からご覧ください。
夫婦桜、幹の途中から枝が2本に分かれています。
演奏のあとは小舞と琴のコラボです。
続いては謡と小舞でした。
そして本題の狂言で、演目は「附子(ぶす)」。
狂言を見るのは初めてでしたが”附子”とは猛毒(トリカブトの
根を乾燥させて精製される)のことだそうです。
”出かける主人が留守を頼んだ冠者二人に
桶には附子が入っているから決して開けないようにと言って
出かけますが・・・”。
そこは怖いもの見たさのふたりが桶の蓋を開けてしまいます。
中身は砂糖、当然ふたりは全部食べてしまいます。
ここから話は俄然面白くなっていきます。
そして主人が帰ってきますが二人の言い訳は・・・。
肝心なところを端折りましたが・・・、
この狂言、帰ってから調べたら初心者向けによく演じられる
狂言だそうで、確かによく分かる内容でした。
短い時間でしたが、楽しい経験でした。
多賀大社、最後は境内にあったサクラです。
この日はサクラはハナから諦めていたんですが、
何とか咲いていてくれました。
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狂言の附子(ぶす)」は、確か中学の時に習いましたね。
この演目なら、昼のサクラの下でやっても似合うかもしれませんが、
自分的には伝統芸能は、夜桜の下でとか思ったり・・・
投稿: Iga | 2008年4月 6日 (日) 23時29分
Taga42の演目が【醜女】だったら気の毒でしたネ。
明日の雨が花散らしの雨にならないといいんだけど…。
投稿: 茶太郎 | 2008年4月 6日 (日) 23時56分
Igaさん
おっしゃるとおり本番は夜の部でした。
桜がライトアップされてその下で演じられます。
夜がねぇ~、短い時間なんで見たかったんですが。
この演目はあの”一休さん”のとんち話にヒントが
ある?とか。
それにしても中学の時にですか、すごいですねぇ。
茶太郎さん
醜女、もちろん解説の方も心得ています。
この演目は女性の方とは関係ありません!とね。
雨、と思って今日は午前中に桜見物でした。
投稿: 好好爺 | 2008年4月 7日 (月) 17時37分