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2008年3月 6日 (木)

近江八幡・五個荘雛めぐり

半田に代わる今年最後の雛めぐりは、もうここしかありません。
近江八幡市「まちなみに装うひいなのほほえみ」、
そして東近江市五個荘の「商家に伝わるひな人形めぐり」です。

なぜか今年は近江に行くと雪!
この日も近江八幡市に入ると雪と風でまるで吹雪でした。

Banke
そんななかやはりここは旧伴家住宅に飾られた雛飾りでしょう。

最後の今回は時代を追って内裏雛をご紹介します。

Kokon
ここには各時代の古雛がズラッ~~と並びます。
そんななかから選んでみました。

まずは数少ない江戸時代の享保雛から。

 Edok2Edok1
今年の雛めぐりでも博物館か資料館でしか見ることのなかった
お雛さんですが、今年も飾られていました。

このあとは古今雛が続きます。

 Edo2Edo1
江戸後期の古今雛です。
御髪がかなり傷んでいるためか天冠は外されて傍にありました。

 Meiji1Meiji2 
明治時代の古今雛。
綺麗に保存されています。

 Mtkokon1Mtkokom2
明治後期から大正初期の古今雛。
天冠は少し乱れていますが立派なものです。

 Taisyo2Taisyo1
大正時代の古今雛。
男雛の顔がやや汚れているためか少し変わった?感じです。

 Taisyo22Taisyo11
これも大正期のものですが田舎雛(京や大阪、江戸の流行が
地方にまで浸透し各地で作られるようになった衣装雛)です。
上と比べて目の形が違うのがお分かりでしょうか。

 Syowasy1Syowasy2
そして昭和初期の古今雛です。(五個荘人形めぐりから)
目鼻立ちがはっきりとしてきます。

 Syowaty2Syowaty1
昭和中期です。(五個荘人形めぐりから)
この辺りは時代を推定するのが一番難しいところ。

 Syowak1Syowak2
そして昭和の後期です。
”雛めぐり”で見られる多くのお雛さんはこの時代です。

少し写真が多くなりましたが江戸から昭和の後期まで、
内裏雛だけでしたが一挙掲載しました。

そしてこの日の官女はこちらです。

Gokakanjo   
五個荘の商家に伝わる人形から珍しい「狆(ちん)引き官女」です。
昨年の記憶にはないんですが・・・?
”犬は安産のしるしであり幸せな結婚と子孫繁栄を願って飾られた”と
説明にありました。

近江の雛めぐり、もう一度だけ続きます。 

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お出かけ・ひなまつり」カテゴリの記事

コメント

五個荘のお雛様、やはり素敵ですね。
今期は行けなかったので、ここで見ることができて感激です。
好好爺さんは本当に細かく観察されますね。
年代順に並べてあるので、違いが分かってとても勉強になります。
顔立ちもずいぶん変わってきてますね。
狆引き官女さんは初めて見ました。

前のコメントで描いたヨドコウ記念館は迎賓館の間違いでした。http://www.yodoko.co.jp/geihinkan/hina_tenji/index.html

それにしても
雛人形の数々
過去の記事も含めて堪能させて頂きました

一口に雛人形と言っても
時代や地域によっておこる違い
その面白さに驚かされますね

フデさん
さすが近江商人の町ですね。

ここの商家の雛人形にはほんとに驚かされます。
特に間近で見れるので細かく観察できて勉強になります。
狆引き官女、私も昨年見たかどうか?思い出せませんでした。

>ヨドコウ記念館は迎賓館の間違いでした
有難うございます来年は行ってみたいと思っています。       
     
     
雪だるまさん
これはもう完全にハマってしまいました。(笑)

昨年もかなりの場所に行ったんですが、
今年は昨年行かなかったところが中心でしたが多いですね。

>時代や地域によっておこる違い
これだけは行ってみて初めて感じます。
各地の雛めぐり、ほんとに面白いですよ。


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