八日戎・名張市蛭子神社
”ひなめぐり”の合間を縫って名張市は蛭子神社の八日戎です。
一日遅れですが、名張の伝統行事で別名「はまぐり市」とも。
神社のある鍛治町はもちろんですが、本町商店街や
周辺一帯には露店が並んで結構賑やかで・・・。
その蛭子神社。
何故か騒々しさはありません。
ご覧のとおり皆さんおとなしく並んで参拝の順番を待ちます。
吉兆を買う人たちもおとなしいもんです。
あの大阪は「今宮えびす」の賑わいに比べたら月とすっぽん!
これは比べるまでもないですが、
実にローカルな・・・縁日の風景でありました。
この八日戎、別名が「はまぐり市」といわれるそうです。
昔から名張は物流の町だそうで、
この神社で行われていた「山の幸」と「海の幸」の交換に、
「はまぐり」が用いられていたのがいわれだとも。
周辺の商店ではこんな感じで「はまぐり」が売られていました。
このえべっさん、もう一つの楽しみはこれ。
「蛤入り粕汁・千人鍋のふるまい」です。
鍋で茹で上げられた蛤を、もう一つの大鍋に仕込まれた
粕汁に入れてふるまわれます。
当然ですが、いただいてまいりました。
寒空にあつあつで、美味いですなぁ。
正午かっきり!売り切れごめんなんですが、
もう一杯いただけそうな雰囲気・・・
しかしぐっと堪えてやめました。
このあとは商店街をぶらぶらと。
人が集まればやはりあります、お祭です。
お神酒代わりで一杯いただけばみんなが集まって”友達の輪”。
よろしいなぁ!これが地方のまつりです。
度を越しそうな雰囲気に早々に退散、駅へ
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