信長・吉乃の史跡を訪ねて
まち歩きが続きますが、今日は愛知県江南市です。
「ふるさと江南歴史散策道」、
タイトルのスタートは名鉄犬山線の布袋駅ですが、
折角なので布袋の町を散策します。
駅を出てそのまま西に行くと「布袋ふれあい会館」があります。
その前にはなんと、
町の名前ではないですが、
たくさんの布袋さんの像です。
つい昨日の円空像を思いだしました。
ここから懐かしい雰囲気のある商店街を一周しますが、
いきなりこんな門がありました。
生駒家の典医であった広間家の門だそうで、
廃藩置県のおりに
生駒屋敷の中門を貰いうけ移築したものとあります。
そして、格子造りの町屋や商家の建つ家並みが見られます。
寛政2年(1790)から続く酒蔵、
やはり年代を感じます。
こちらは民家でしょうか?見事な黒板塀、
手前に蔵があるんですが・・・。
いや~わずかな距離の散策でしたが趣がありました。
さて、タイトルの信長と吉乃(きつの)の史跡めぐりですが、
布袋から小折町に南下します。
まず最初は常観寺。
見事な山門(仁王門)に驚きです。
通称「お釜地蔵」と言われて親しまれているそうで
尾張六地蔵の一つ。
生駒家とのかかわりが深い寺だそうです。
すぐ傍にあります「生駒屋敷跡」に建つ碑です。
かってこの地を治めた生駒氏の居館跡(小折城址)です。
生駒氏三代目の娘「吉乃」はここで
織田信長と出会い側室となります。
織田信忠、信雄、五徳を産みますが、
29歳の若さでこの世を去ります。
その墓があるのが久昌寺。
前庭は小公園となっていて奥に見えるのが本堂です。
その左手奥にある生駒家の墓地の中に
「吉乃の方」の墓碑がありました。
号は「久庵桂昌大禅定尼」。
信長は信雄に命じ、香華料として
五明村六百六十石を付したと
いわれているそうです。
そして最後がこの龍神社。
生駒氏の氏神、
そして織田信雄(吉乃の次男)の守護神でもあるそうです。
信長と吉乃の史跡めぐり、
まだまだあるんですが外しました。
ここから東に道を行きます。
目指すは五条川の堤防沿いにある「尾北自然道」でした。
犬山から岩倉まで27キロの整備された歩道とありますが・・・。
これがその自然道、ここから五条川を北に遡ります。
約2キロほど行くと、丹羽郡大口町。
そこに東海道熱田の宮、
精進川に架かっていた裁断橋がありました。
・・・続きます。
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