まちかど散策・尾張大野町
まちかど散策今回は尾張大野町です。
「やきものの町」で有名な常滑市、
その最北端に位置する大野町。
来たのはいいんですがどこにも散歩マップがない。
参りました!
仕方なく駅の近くにあった大まかなイラストでスタートです。
まず行ったのは市見堂の傍にある芭蕉句碑。
句は
”青柳の泥にしたたる汐干哉”
元禄七年(1694)の吟ですが、
ここに芭蕉の句碑があるとは知りませんでした。
さて、このあと行く場所が定まりません。
・・・で、
大野城跡を思い浮かべてついそちらに歩きます。
検討つけたところへと歩いていましたら
ちょうど駐車場がありました。
少々石段を上りましたが、
誰もいない公園の上にこの大野城址です。
ここは大野佐治氏一族の居城だったところとか。
天主展望台から見る鈴鹿山系の山々です。
このあと町へ戻り、
まちなか散策となりましたが、地図なし何もなし。
何が何か分からないまま歩いていました。
HPで調べたのがこれ、
”鎌倉時代から三河と伊勢の中継点として、
海運・軍事の両面で重要な位置を占め、栄えた町。
古い寺や格子のある町家が軒を連ねて当時をしのばせます。”
このキャッチについ来てしまった・・・、その町並みです。
ここが開いていれば・・・苦労はしなかったんですが。
定休日でした。
珍しい建物、はて?これは。
黒壁と格子に往時を偲ばせる建物が並びます。
右は手前から明治、大正、昭和と三代の建物だそうです。
この家の当主に聞いた話ですからこれは本物。
左は料理料亭の跡だそうですが窓にその面影が残ります。
しかしこの町、神社仏閣がムチャ多いんです。
その当主が言うには8寺4神社があるとのことでした。
この奥に金比羅宮と一緒に、
この地区唯一の天台宗のお寺がありました。
寺号は「松栄寺」、瓦に”金”の字が・・・。
そしてここが「大野不動閣」。
「曹洞宗斉年寺」、大野城主佐治駿河守の菩提寺。
さすがに重厚な山門と総門に圧倒されました。
おそらく数ある大野町の寺のなかでも
別格ではないでしょうか。
何も分からず歩き廻りましたが、
この日はほとんどの店がお休みで少々寂しいまち歩きでした。
まぁ、それはまたそれなりに楽しんだひとときでしたが。
おことわり: (1月14日・日曜日の散策です)。
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