中山道の楓並木
米原市清滝の源徳院から帰る道を柏原から中山道に入りました。
いつもは国道21号線で関ヶ原に出るんですが、
一本北側の旧道を走ります。
目的は中山道長久寺集落手前にある楓並木です。
柏原宿を抜けてJRの踏切を渡ると旧長久寺村へ、
すぐに楓並木です。
立派な道標がありましたが・・・、
これは以前に歩いたときは無かったから、
比較的最近に建てられたようです。
まぁ、道端にあるだけの楓の木ですから、
何ってことはないんですが、
歩いて見たときは見事な楓で、
紅葉の季節に一度は来ようと思っていました。
2年ぶりに思い出して寄りましたが、
時期的にはこんなものでしょうか。
撮ってる角度が違いますが、
その歩いた2年前の写真です(05年4月撮影)。
枝の張り出しをよくご覧になっておいてください。
普通は街道といえば松並木なんですが、
楓並木なんぞ聞いたことも無く、
それだけにここは印象に残っていたところです。
しかし、気が付かれたかどうか・・・、
楓の道路側がすべて切られております。
これはちょっとねぇ。
はみ出した枝が車の走行に邪魔になるんでしょうが、無残です。
傍らの立て看板がいかにも白々しく見えますよ!
他方では松並木が枯れて問題化しているというのに残念です。
ところで、ここ長久寺村は美濃と近江の国境で「寝物語の里」。
国境(今の県境)を挟んで、
美濃側に「両国屋」、近江側に「かめや」という旅籠があり、
旅人たちは狭い国境の溝一つ隔てて、
寝ながら話ができたことからそう呼ばれている・・・そうです。
つまらない話になり失礼しました、中山道の楓並木でした。
で、その楓ですが、
傍の立て看板にも「・・大切にしましょう」と書いていながら、
これはないよ!ねぇ、山東町、いや今は米原市か。
どちらでもいいけど教育委員会さん、
この看板は知っていた!と怒りつつも、
私的ながら懐かしく街道歩きに思いを馳せた爺でした。
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