若宮おん祭・お渡り式続編
さて、お渡り式の続編です。
”このおん祭はご神霊の行列ではなく、
すでに行宮(あんぐう)へ遷られた若宮神のもとへ、
芸能集団や祭礼に加わる人々が社参する行列”
だそうです。
場所を移した興福寺南大門跡で再び行列を見てみます。
その南大門跡に先頭が来ました。
ここは少し坂になっていて、
三条通りをびっしりと埋めた見物人のなかを
これまた長~~い行列が続きます。
なんと!先頭は稚児行列でした。
これは出発式の列には無かったもので、
どうやら「おん祭保存会」の会員たち参加による
稚児行列のようです。
ここからが本来の行列です。
最初のこの御車が何か分かりません?
続くのはお供の女人のようです。
隊列は12の部分に別れているそうですが
すべては捉えきれません。
第一番の日使(ひのつかい)、第二番神子(みこ)と続き、
相撲、猿楽、田楽、馬長児(ばちょうのちご)、競馬、
流鏑馬児(やぶさめのちご)、将馬(いさせうま)、野太刀、
大和士(やまとさむらい)、大名行列と続いています。
その第一番・日使、
騎乗するのはいずれも奈良市や祭関係のお偉方。
この辺りは何かさっぱり解りませんが・・・、
まぁ行列の雰囲気で?
神子の前を行く十列児(おつらのちご)。
こんなの説明に無いんですが・・・。
そして神子の列が続きます。
馬長児(ばちょうのちご)が南大門跡を通過します。
流鏑馬児(やぶさめのちご)。
将馬(いさせうま)と騎馬の行列が続きまして、
後は最後の大名行列まで。
延々と続く行列を
ここでは最後まで見ることが出来ませんでしたが、
この後、行列はお旅所に練りこむそうです。
戻る途中、
一の鳥居の傍にある「影向の松(ようごのまつ)」の前に造られた
「松の下式」の会場には、
奉納される伝統芸能の準備が始まっていました。
とにかく何も解らぬままに行きました
奈良「春日若宮おん祭・お渡り式」。
帰って調べながら書いてます。
間違っているかもしれませんがそこはご愛嬌・・・笑って許して!
お渡り式の後はこの参道で競馬や、稚児流鏑馬が行われ、
御旅所では猿楽や田楽などの
伝統芸能が演じられるそうですが・・・残念ながら時間切れ!
今年の「おん祭・お渡り式」はここまででした。
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こんばんわ。
コメントありがとうございました!
こちらからも、TBさせていただいたのですが、ココログとはあまり相性よくなくて、いってないかも・・・ごめんなさいね。
今回のおん祭りはお天気にも恵まれ、平日で人出もそんなに多くなくてベストでしたね。
いろいろな場面を撮影されてて関心して拝見しました。
行列の状態を撮るなら、登大路の行基像あたりがベストかもしれません。
私は、下り坂になっているしバックに若草山が入るので、近鉄駅ビル横にいましたが、ここだと日影になって、近づいた行列を撮るのには適していませんでしたので、移動・・・。
初めてやったので、ベストポジションがわからず、来年に向けてまた考えますw
投稿: よりりん | 2007年12月19日 (水) 01時38分
よりりんさん
>ココログとはあまり相性よくなくて
こちらのTBもいっていないみたいですね、すいませんでした。
南大門跡も場所としては良かったんですが、ベストポジションは露店が(笑)。
しかし三条通りも見ていた場所からは凄い人でしたよ。
行列の最後が見れないうちに離れましたが、時間に追われて残念でした。
来年はもう少しゆっくりとチャレンジしたいと思っています。
投稿: 好好爺 | 2007年12月19日 (水) 17時56分