京都鷹峯散策・其のニ
忙しく駆け巡りますが源光庵、常照寺から西に少し行くと光悦寺。
ここも鷹峯の定番の観光スポットです。
あの本阿弥光悦の旧跡ですが、この辺りは鷹ケ峯光悦町と呼ばれ、
元和元年(1615)に徳川家康が本阿弥光悦に
野屋敷として与えた土地だそうです。
そんなことはまぁいいんですが。
わずかな時間差攻撃で最小限の人出の時を狙いますが・・・。
やはり少ないとはいえ時間が経つにつれて人は増えてきます、
これだけはどうしようもありませんね~。
ここも紅葉はもう終ったと書いたんですが、
どうしてどうして実に見事です。
言葉には困ります・・・、
ただ、見せてくれたのはこの入口だけで、
後はほとんど見るところはありませんでした。
さて、ここの見所も多々あるようですが、
紅葉に関していえばこの日は少々寂しいという・・・
感じでしたが。
光悦寺といえば有名な光悦垣、その周辺の紅葉です。
彩のあるところをアップしましたが、どう感じられるでしょうか?
まだ見れる?もう終わり?
みな様々に感じていただければと・・・。
散りもみじもそれはそれなりに情緒があるんですが・・・、
帰りの参道入口もまぁ綺麗だったんですが、
敢えてボツにしました。
ここからさらに西に行きます。
なにやら気になる木標ではありませんか?
これから行く場所は決まっているんですが、
ここは京の七口の一つ長坂口、京に入る(出る?)街道の一つ、
長坂丹波道の入口でした。
もちろんほんの少々ですが
車道をシヨートカットして道を歩きました。
下りきって南に切り返します・・・、すぐにこの紅葉でした。
「しょうざん」に向かって緩やかに下っていく途中の光景です。
隠れたる紅葉の名所?!
そのままの素晴らしい紅葉がありました。
名前は「吟松寺」。
少々荒れた境内に足を踏み入れます。
もちろん自由拝観ですが
あくまでも個人の責任に於いて行動してください。
紙屋川沿いにひっそりと佇むお寺を、
まるで覆い隠すように萌えるカエデがほんとに燃えていました。
観光スポットが喧騒な京都の一角に、
こんな隠れ場所がありました。
この道をまっすぐ南に下ると
「しょうざん」から金閣寺へと続く道です。
明日はこの日のもう一つの目的地でありました
「しょうざん」を訪ねます。
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あそこの奥に、こんないいとこがあったんですね!
知りませんでした。
吟松寺?見たことも聞いたこともありません、
まさに穴場中の穴場です。
投稿: Iga | 2007年12月 2日 (日) 23時29分
Igaさん ここはほんとに普通の小さお寺でした。
いきなり目に入った紅葉にはびっくりしましたが、
やはり山寺なんですねぇ。
これだけのカエデがあって手入れがされていたらと思いましたが、
まぁ、知られざる寺と紅葉もいいもんですわ。
ただ、タクシーで来ていた客もいましたから、少々心配も。
投稿: 好好爺 | 2007年12月 3日 (月) 18時53分