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2007年12月 9日 (日)

柳生街道・滝坂の道

春日原始林遊歩道の紅葉がダメな時は
ハイキングと決めていたんですが、
見事にハマりまして急遽、
柳生街道を峠の茶屋まで行くことにしました。

Pict0057_2
本来はここが遊歩道最大の紅葉の見せ場なんですが、
ご覧のとおりです。

左に行くと春日奥山ドライブウエーから若草山へ。
柳生街道は右の細い道を下りて一旦休憩所に出ます。

ここが「首切り地蔵」のある滝坂道の終点地です。

Pict0058
首のところで割れた地蔵菩薩像で、
あの荒木又右エ門が試し切りをしたという石像で、
首切り地蔵と・・・。

ここから道は二手に分かれ、
右に行くと新池から地獄谷石崖仏へ出る山道。

この日は左に本道を行きます。
ここから茶屋のある石切峠までは軽い上りですが、そこは峠道。
息が切れそうなころ、
右から来る地獄谷の道と合流しすぐに峠の茶屋です。

Pict0061
さすがに行き交う人も少なく、
ひとしきり休憩して戻りますが、
ここから柳生までは10数キロです。

今度は下ります。
首切り地蔵の広場を過ぎて、
能登川の渓流に沿っていっきに下ります。

Pict0072
すぐに「朝日観音」、
岩に彫られた三体の石仏が見えます。
高円山から昇る朝日に照らされることから
その名が付いたそうですが?

ここから道は急降下していきますが、
原始林遊歩道が九十九に折れて行くのに反して、
滝坂道は短いんですが直線的で一気に下ります。

Pict0074
Pict0075

これは途中の石畳を振り返って撮っていますが、
この辺りは結構上りが続く道で、
この日のように石畳が濡れていると下りは要注意です。

すぐに「夕日観音」に出ます。

Pict0083
ここは下から見上げなければならず遠目になります。
こちらは夕日が当たって見えることから
その名が付いていますが、さて?

すぐに寝仏です。

Pict0084
石面には一体の大日如来が横向けで彫られていますが?
お分かりいただけましたでしょうか。
いつのころか上から落ちてきたそうですが・・・。

柳生街道・滝坂の道、見所はこれだけです。
すぐに「妙見宮」の分岐です。

Pict0086

朝に通った遊歩道の途中にある妙見宮への分岐をみると、
すぐに滝坂道の入口に出ます。

この日は柳生街道・滝坂道を逆に下りて来ました。
入口から2キロほどの道ですが、
江戸時代からの石畳が続く素晴らしい街道、
かって剣豪が歩いた道です。

ほんの少しその雰囲気を体験するには
格好のハイキングコースです。

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