江戸川乱歩の散歩道・鳥羽市
昨日、今日と高校時代の忘年会で鳥羽に居りまして、
何もネタがないんです。
しかしあまりにも天気が良かったので、
鳥羽市のHPから鳥羽ウォーキングマップなるものを
ダウンロードして鳥羽を散策しました。
題して「江戸川乱歩の散歩道コース」。
何てことはないんですが、お馴染の観光名所は別にして、
見所のない鳥羽の旧市街、いや市街か?を歩くと思いきや・・・。
最初は「日和山」、といってもご存知ない?でしょうねぇ。
かってはエレベーターなんぞがあったような記憶があるんですが、
遠~~い昔の名所でございます。
載せていませんがここには芭蕉の句碑、方位石、
無線電話発祥記念碑などありまして、
ウリは鳥羽湾を一望できる・・・さてどうでしょう。
通り抜けるように賀田神社に下ります。
次はもう一つのビューポイント「樋の山」です。
ここにも鐘がありました。
「扇野の鐘~幸福を呼ぶ鐘~」だそうです。
この扇野は山本周五郎の中編小説で
鳥羽を舞台にした「扇野」で知られるところでもあります。
もう少し先に金刀比羅宮鳥羽分社があるんですが、
そこからの眺めは鳥羽十景の一つだそうですが、
ここからの眺めがまだ良かったのでこちらを。
鳥羽湾の景色を眺めて市街地に戻ります。
江戸川乱歩はどうなったと言われそうですが、
戻ってすぐにあります「鳥羽みなとまち文学館」。
いかにも旧家と思える家屋が、
ここの画家・作家でもあります岩田準一の生家で、
その準一と交流のあった江戸川乱歩の書簡をなどが
展示されている無料の博物館です。
各地を転々としている乱歩ですが、
彼はまたここ鳥羽に一年半ほど働いていたそうで、
その住まいはこの家の前にあります。
しかしこの博物館?いや資料館か、
何ともなく見せてくれますが、
凄い内容で充実していますよ!
もっとも爺はこんなもんばかり撮っていましたが、
こんな紙芝居なんて、なんとも郷愁をそそられますなぁ。
そして、無造作に張られています広告のブリキ板。
そしてこれです。
何だか分かります?
店先のガラス戸の上部にあった透し磨りガラスです。
上手く撮れていないのが残念ですが、
外から左の一部を撮ってみました。
この店は雑貨屋だったようで、
商品の一部を磨りガラスに透かしで入れてありました。
こういったものも今は懐かしくなってしまいました。
鳥羽市といえば「御木本真珠島」に「鳥羽水族舘」、
だけではありません!
ちょっと歩けば、
また違った見所がほらそこにありますよ・・・なんて。
そんな鳥羽の町歩きでした。
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