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2007年12月14日 (金)

かくれ古寺・禅定寺

宇治市植物公園から戻る途中、
宇治田原町の国道307号線にあった「禅定寺」の案内板に
思わず国道を離れました。

天ヶ瀬ダムに向かう県道を2キロほど行きますと禅定寺庄地。

Pict0101
国道沿いの参道入口です。
ここは京都府禅定寺歴史的自然環境保全地域だそうで、
京都の自然200選でもあります。

Pict0106_2

正式には「百華補陀落山観音明智院禅定寺」。
田舎の(失礼!)お寺と侮るなかれ、歴史があります。
細かいことはムチャ長くなりますので省きますが、
旧国宝の十一面観音立像(重文・鎌倉時代)を初め
多くの仏像があります。

Pict0110
草鞋のある仁王門。

入るとすぐ左にある五輪塔。

Pict0126

そして茅葺の本堂です。

Pict0127

いずれも歴史を感じます、本堂はもちろん拝観しました。
しないと見れないものがあります。

Pict0124
こんなもん(失礼!)あるとは知りませんでしたが、
平成の大涅槃図と仏さんの大壁画だそうです。

そして、磨りガラスのこの窓。

Pict0119
 Pict0121 Pict0118
どこかにもありましたなぁ、こんなのが。

左が此岸(しがん)迷いの窓、
右が彼岸(ひがん)悟りの窓だそうです。

欲望渦巻く現世と、悟りの世界を現す窓だそうで、
その意味合いをここでじっくりと勉強させて頂きました。

Pict0130
境内の弁財天と鐘楼です。

田舎と言いましたが、
ここは宇治田原町でも少し山間の集落で、
決して町ではありません。
この雰囲気、これがあたしの好きな田舎なんです~~。

Pict0132

”皇太子(浩宮殿下)が行啓され、
一千年の寺歴を今に伝える”とありますが、
それは別にして
この山里に佇む古刹に確かに歴史を感じました。

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コメント

宇治川に沿って暫く行った所にある名刹
禅定寺にも行かれたのですね
庭園は四季折々の花が咲くのが美しかった記憶があります

大般若図
あれってやっぱりぶち壊し??

雪だるま的には、いただけなかたのですが
好々爺さんはいかがでしたか?

雪だるまさん  行きました?というより寄ってしまいました。

平成の大涅槃図とか、驚きましたなぁ。
何を意図しているのか解せませんが?ありゃやり過ぎですわ。

しかし珍しい茅葺の本堂といい、本尊の十一面観音立像といい、
寺歴にふさわしいものですねぇ、驚きました。
大壁画は別にして、ここは行ってよかったと思ったお寺でした。


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