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2007年11月30日 (金)

京都紅葉・いきなり番外編

風邪も少し治まったようなので久しぶりに出かけました。
紅葉本番の便りを聞くたびに気になっていた京都、
今日はまだ一度も訪れていない鷹峰の散策と決めて、
まずは源光庵からお馴染のところへ・・・。

と、思ったんですがトップは全然場違いなところからです。

Pict0002
鷹峰にはまったく関係のない、
府立植物園の紅葉です。

 Pict0007 Pict0012

何でこうなったのか・・・、写真を撮りすぎて時間稼ぎ?

そうなんです!鷹峰の紅葉はもう終りに近く、
光悦寺なんぞはすでに散りもみじで、
風に舞うもみじも風情がありますが、
こんなのをどうして記事にしようかと?まぁこれは後ほどとして。

で、植物園なんですが、
ここがこんなに紅葉の見所とは知りませんだ。

Pict0013
   Pict0177_1
なからぎの森のもみじの木が池に映えます。

Pict0018

全体にも今が最高の、これこそ正真正銘の見頃でした。

   Pict0179e
この時期、
植物園は京都に来ると時間の許す限り必ず寄るんですが、
まさかこんな紅葉を堪能できるとは思いも寄りませんでした。

Pict0014

おかげで肝心の探しものを
また見つけることも出来ませんでしたが、
それはそれでまぁいいかと、
これは大いに納得しての植物園でした。

鷹峰散策は明日から載せますが・・・、
観光スポットの源光庵、光悦寺は今年はもう終りです。

もちろんこれは個人的な見方ですから、
これでも綺麗と堪能して見えた方が沢山いらしたので、
念のため。

2007年11月28日 (水)

青龍山瑞泉寺・犬山市

風邪と馬鹿にしてはいけませんなぁ
(勝手に風邪と決め付けていますが)。
とにかくこんなに休養するつもりはなかったんですが動けません。

で、今日の記事は先日(24日)の犬山散策の中からです。
本来なら寂光院の後は当然観光地?である桃太郎神社から
犬山城となるんですが、敢えてこちらを紹介したいと・・・。

Inuyama002

前置きが長くなってしまいましたが、
紹介するのはこのもみじではなくてこちらです。

Inuyama001_2 
平凡なお寺の山門?ではないんですが、
「青龍山瑞泉寺」。

朝の電車で犬山遊園駅に着く直前に、
車窓から見た真っ赤なもみじの木。
これは絶対に見に戻らねば!と思っていました。
それが山門の右隅にちょこっと見える赤いもみじ、
冒頭の写真です。

撮影している石段のすぐ下が名鉄犬山線の線路と踏切です。

この山門(藥医門)は
犬山城の内田御門から移築したものだそうで・・・
と、書き出すと寺の凄さが多少お分かりいただけるかと。

冒頭のもみじは塔頭の一つ、
臥龍寺の塀から張り出したものでした。

こちらが横から見たところです。

Inuyama010
しかし
見事に赤く染まって表裏まったく関係なく綺麗なもみじでした。

このもみじを見て、更に石畳(右には石段が)を行きます。

Inuyama009_2
綺麗に手入れされた白砂に木々の樹形が映えます。

もう一つの門をくぐると、

Inuyama007
見事な鐘楼と、正面には立派な本堂があります。

この時点ではまったくどういった寺かも分からずに、
その佇まいにただ驚くだけでした。

鐘楼もこの画だけしか撮っていなかったんですが、
後で調べたら (>_<)
”鐘楼は室町時代の建立で三猿は左甚五郎の作”とあります。
もっと精しく見て撮ればよかったと・・・後の祭りです。
これが行き当たりばったりの良さ、悪さの悪さ!ですねぇ。

とりあえず境内の様子を。

Inuyama003
Inuyama004
境内にあるこれが何なのか?さっぱりですが、
巨岩の上に建つ崩れそうな門に白壁といい、
このあたりで曰くある寺だなぁとは感じたんですが。

Inuyama006_2
場所が名鉄犬山遊園駅のすぐ東に位置し、
高台ですから犬山城が正面に一望できます。

Inuyama005

ネットで調べて書いていますが、
”室町時代初期日峰宗舜禅師が創建、古本山と称されるのは
ここのみで、専門道場として座禅の研究に雲水が修行している”と。
かなりの格式のあるお寺だと分かりました。

この一帯には寺が多く、
どうやらすべて瑞泉寺の塔頭のようです。
隠れた犬山の仏閣?
この日は一組のお嬢さんたちとすれ違いました。

2007年11月27日 (火)

木之本町古橋・山里の秋

湖北にある山里の奥・鶏足寺の紅葉のあとは、
その先の石道寺(しゃくどうじ)です。

小さな茶畑のなかを行くと、本堂の横に出ました。

Pict0041
鶏足寺とここは短い距離で結ばれていて、
いわばセットのようなものです。

ただ紅葉はいま一つ?というより数が少なく、
撮影のターゲットしては多くは望めず、
やや寂しい感ありですなぁ。

Pict00322
そんななかから本堂右下からです。

例によって人が居なくなるのを待つんですが
人波は途切れません。
根負けです!この境内では狙う場所は決まりますからね~。

まぁ、ここはこんなもんですから、
むしろこちらから入ったほうが後の楽しみが多くていいかも・・・。
この後は一旦来た道を戻って山里古橋地区の散策でした。

この里には鶏足寺の文化財収蔵庫である
「己高閣(ここうかく)」と「世代閣(せだいかく)」がありますが、
紅葉には関係なくただ立ち寄りだけで。

ここから古橋のバス停に戻るんですが、
與志漏神社(よしろじんじゃ)の境内を行きます。

Pict0055
集落に向かって下っていくんですが、
当然参拝と逆の順序になっています。

ちょうど光の加減が逆光で紅葉が綺麗です。

Pict0063
鐘楼(ここも神仏習合であったようです)の傍に一本の黄葉が。

Pict0066
そして参道から見る古橋区の集落です。

Pict0068
二の鳥居から大鳥居(入口)を見た参道ですが、
これは予想外・・・というか、
参道にかぶさるように染まるもみじの木々が張り出します。
まさにラッキーな時間でした。

・・・で、ラッキーついでです。

Pict0074

入口の鳥居を出るとバス停はすぐです。

この日は天気も最高で、
バスに乗るにはあまりにももったいない!
足を延ばす予定もなく、
木ノ本駅までのんびりと歩いて戻りました。

2007年11月26日 (月)

湖北木之本・鶏足寺

少し風邪気味だったんですが、
ここだけは今週中にと思っていました。

湖北にある紅葉の名所、
鶏足寺(旧飯福寺)・木之本町古橋地区です。

Pict0004
いろんなところでライトアップが主流に?なってきている紅葉ですが、
ここもまったく夜には関係ない紅葉の名所です。

この日も山間にある紅葉を訪ねました。
古橋の集落から石畳の遊歩道を行き茶畑を抜けると、
いきなりこの景色が目に飛込んできます。

表参道に回り込みますと、ゆるやかな参道の石段ですが、
あまりの人の多さに参道をカットしました。

   Pict0006
この参道に散るもみじが観光パンフレットの表紙を飾っていますが、
何の、とてもそんな状況じゃありません。
人が邪魔で・・・もちろん自分もその一人。

  Pict0010 Pict0020
贅沢な話ですが、
見飽きると?どんなきれいな紅葉でも手を焼きます。

何か???間違ったことを言った?
いえ、ここは確かに凄いといえる紅葉でした。

ただ参道の入口部分が見頃で、
本堂に登るにつれほぼ終っています。
・・・ということはこの参道もまもなく散りもみじ?チャンスはこれから。
といっても朝一番にここに来るには考えさせられまする。

まぁ、紅葉もど~んと見せられると、それはそれで天邪鬼?・・・。

Pict0038  
ついつい小手先に走ってしまいます。

  Pict0014_1 Pict0021_1
池があれば映るもみじに、
落ちる葉には精一杯挑戦していますが?
これもすべて自己満足でございます。

Pict0044

湖北木之本の鶏足寺、紅葉はまもなく終りそうです。

この日は傍にある石道寺(しゃくどうじ)、
集落の興志漏神社(よしろじんじゃ)などを見ながらの
ハイキングでしたが、
紅葉もさることながら山村の秋を満喫でした。

2007年11月25日 (日)

もみじでら・犬山寂光院

振られても、振られてもって感じですが、行きました。
やすらぎの郷里(さと) もみじでら犬山寂光院です。

1124inuyama004
下の参道に入って、思わずこりゃダメだ!と。

1124inuyama006
見送り弘法の建つ参道あたりもこの程度です。
この日もまたカスを引いてしまったかと、
思いながら長い石段を登ります。

本道裏から鐘楼のあたりに染まる紅葉です。

1124inuyama013
これは久しぶりに・・・と高揚しました。

本堂前です。

1124inuyama017_2 
順光ですが、
そこそこの色付きでまぁ良しじゃないでしょうか。

ここの正式な寺号は、
継鹿尾山 八葉蓮台寺 寂光院(つがおうさんはちようれんだいじじゃっこういん)
開基、由緒は省きますが、本堂本尊は千手観音立像です。

1350年の歴史を誇る尾張最古刹の山寺でもみじでらとして知られる。
麓から1350mの参道を来るとこの景色です。

 1124inuyama018 1124inuyama020
麓の様子とは一変しました、やはり山寺です。
まぁ、境内が小さいので凄い!という感じはありませんが、
これが麓から山頂まで色付くとそれは凄いでしょうが、
やはり今年はまだまだのようで・・・。

1124inuyama022  
しかしこの日はそれらしい紅葉をみた思いでした。

 1124inuyama034_2 1124inuyama049
1124inuyama047
メジャーなところからの紅葉便りも本番のようですが、
ここも尾張では屈指の紅葉の名所です。

1124inuyama053
とにかくライトアップがないのが嬉しい。
もっともこんな山の上まで夜に来ることはありませんが。

この日は犬山の紅葉を求めて散策をしたんですが、
どちらかというとハイキングで終ってしまいました。

2007年11月24日 (土)

もみじの庭園・聖寳寺

紅葉はまだダメだ、まだダメだと思いながら
この日は昼過ぎのお出かけ。
場所は三重県いなべ市藤原町の「聖寳寺(しょうぼうじ)」。
三重の北勢では有名な「血染めのもみじ」で知られているお寺です。

Fujiwara001
本堂前のそのもみじですが、
ご覧のとうりでとても血染めとはいえません。
ウリであります境内の「もみじの庭園」も、とても綺麗とは・・・。

Fujiwara002
    Fujiwara003
もっともここに着いたのが14:00過ぎで、
ここは鈴鹿山系の北にある藤原岳の裏登山道の入口です。

陽はすでに山に落ちて、
ただ漫然と一本の色付いたもみじの木を撮るだけという
最悪の状態でした。

Fujiwara006
Fujiwara007

せめて血染めのもみじが映る、
鏡池の「逆さ紅葉」をと思ったんですが、

Fujiwara005
まぁ、こんなもんです。

紅葉がダメなら滝がある・・・、
そうなんです!ここには滝があります。

    Fujiwara008
鳴滝です。藤原岳の伏流が滝となって流れ落ちます。

紅葉と何の関係もありませんが、
この滝も聖寳寺の見所の一つです。

まぁ、ここも見頃はあと何日?か分かりませんが、
山頂はすでに雪です。

ここもやはりライトアップの紅葉を楽しんだほうがいいかなぁ?と、
つまらんことを思いながら戻りました。    (撮影11月23日)

2007年11月23日 (金)

多賀の胡宮神社

そろそろ賞味期限切れに近い紅葉のアップもしなければと。
東近江の帰りに寄った多賀市の
胡宮神社(このみやじんじゃ)です。

Kokyu004
ここは古くは敏満寺があったところで、
その鎮守の社だそうです。

名神高速の多賀パーキングエリアから散策路があり、
ここまで来ることができます。
その高速道路が走るすぐ傍にこの大鳥居があり、
名神高速の下は敏満寺の山門があったところです。

Kokyu003
広大な境内に数多くの塔頭を持った寺だったそうですが、
すべて戦国の世の争いにより、
寺と権力の戦のなかで焼失してしまったと。

Kokyu006

まぁ、そんなことはどうでもいいんですが、
この日はご他聞にもれず、
ご覧のようで、紅葉の賞味はちょうど今頃がよろしいかと?

Kokyu002
Kokyu005
あまり有名ではないんですがここの紅葉もさることながら、
庭園がまた名勝とされているんですが。
・・・ただ、何度見てもどこに庭園・・・?
というのは失礼かもしれませんが、
荒れて名勝がよく分からない、悲しいことです。

Kokyu007 
この日の紅葉はまだまだ色付き程度でした。
鈴鹿山系は初冠雪がありましたが、まだ紅葉は続くようです。

Kokyu001 
神社本堂下にある、かっての敏満寺金堂址です。

この寺の歴史は別にして、
観光客の多い多賀大社からほんのわずか離れたところですが、
何故かここを訪れる人は少ない。
                        (11月18日撮影)

2007年11月22日 (木)

世界一のこま犬と桜に!

曽木公園から国道363号線をさらに行くと瑞浪市に入ります。
すぐに461号線との分岐になる大川で、
「大川八幡神社」があります。

363006

ここの角に「世界一の美濃焼こま犬」がありました。

363009
あの、「ふるさと創生事業」によって造られたものだそうですが、
ありましたなぁ、そんなものが。

制作趣旨によると
”国道461号線の起点と終点の瑞浪市と高浜市が、
姉妹都市の提携記念として、瑞浪市の文化財に指定されている
大川窯四代目羽柴与左衛門景渡の美濃焼こま犬をモデルにして
世界一の美濃焼こま犬一対を制作しました” とあります。

阿形像、吽形像ともに高さ3.3m、だそうです。

そのモデルとなった「美濃焼のこま犬」はこの神社にあるそうですが、
確認していません。

363007
境内への道には市民の方や
小学生たちの作ったこま犬が並んでいます。

363011
何体ぐらいあるのか数えませんでしたが、
いろんな形・表情のこま犬です。

こんなこま犬が神社の入口にあると楽しいでしょうが・・・、
いや面白かった!これは見ていて飽きませんでした。

363010

「ふるさと創生事業」、確かに焼物の土地らしい発想のものです。
”美濃焼こま犬、世界一ねぇ~”と感心させられて。 
なるほど・・・でした。

このあとはおまけです。

この日は瀬戸から土岐に入ったんですが、
途中の瀬戸市片草町で思わず車を停めてしまいました。

363001
ご覧のとうりの桜です。
四季桜でしょうか。

この時期に咲く桜もいまさらもう珍しくもないんですが、
これだけ沢山咲いているとつい降りてしまいました・・・。

363003
これはちょっとした花見です。

四季桜と紅葉は先ほどの大川から近い
小原村(現豊田市小原町)が有名で、今が見頃の時期ですが。

ここはこの広場と一段下の畑の畔にも数本咲いていました。

363004

ちょっと小振りの花が綺麗です!

363005

紅葉を見に行って桜見物とは・・・、これいかに!
国道363号線沿いの山里でもらった、
これは思わぬ贈り物でした。

2007年11月21日 (水)

紅葉の曽木公園・土岐市

秋がどこかに行ってもう冬のような毎日ですが、
この天気はいったいどうなっているんでしょうか。

そんな日にもかかわらず
相変わらず今年はマイナーな紅葉見物です。
この日もライトアップの「逆さ紅葉」で有名な
岐阜県土岐市曽木町の「曽木公園」へ出かけました。

残念ながらそのライトアップは見れませんが、
こちらは昼の紅葉です。

Pict0058
Pict0065
国道363号線沿いにありますが、
もとは料亭の庭の一部だったそうです。

公園が整備されたのを機に
地元の有志の方に寄るライトアップが始まったそうで、
五つの池と120本のカエデがあるそうです。

   Pict0025e Pict0050
以前、
新聞に載ったライトアップの「逆さ紅葉」にはとても敵いませんが、
何とかその逆さを撮ってきました。
しかし昼の紅葉ではせいぜいこんなもんです。

Pict0052
Pict0053
まぁ、全体像はこんなもんですが、
やはり色が思った以上に悪く、
正面からの撮影には躊躇する・・・というよりとても撮れません。

 Pict0030 Pict0019
これって、ライトアップの影響はないんでしょうかねぇ?

Pict0039
Pict0054
何でも撮ればいいってもんじゃないんですが・・・、
撮るものに妙味がなくなるとこうなってしまうんですわ。

Pict0047 

紅葉の「曽木公園」はちょうど見頃でしたが、
池と紅葉の兼ね合いは難しそうで、
どの時間がいいのでしょうか?
陽の射し込む昼前のこの時間は透かしの紅葉が綺麗でした。

”ライトアップされた真っ赤なモミジが
鏡のような池に映る「逆さ紅葉」は必見です” 
とあるように、ここは夜間の観賞がよろしいようです。

2007年11月20日 (火)

太郎坊宮(阿賀神社)

安土城址から戻る途中に国道8号線の信号で停まったら、
目の前に「太郎坊宮5km」の標識が・・・、
思わずそのまま直進しました。

走ること10数分ほど・・・迷いましたが目的地です。

Pict0137
東近江市小脇町、この景色?いえ山を見てまた石段?と、
安土城の後だけに下から行くか、
それとも山上駐車場まで車にするか迷いましたが・・・
結局、来た以上は下から歩きました。

Pict0139
ここから本社まで326mの石標を見てリキが入ります。
一緒になった中学生に負けじと上り始めましたが・・・、アホや!

Pict0144
最初のお寺成願寺から振り返ったところです。
もちろん紅葉ですが?
参道はここから本社まで標高260m、740段の急な上りです。

Pict0149
登り始めてちょうど中間かな?残り160mです。

さすがに一緒にいた小学生には置いていかれましたが、
これは上り甲斐がありそうと踏ん張ります。

Pict0151
ここが山上駐車場のある場所なんですが、
本社まで百十米の石標です。

下から約200m地点です。

Pict0153 
今は七五三の時期でちょうどこんな風景も・・・。

ここから道は二手に分かれます。
表参道は男坂、裏参道は女坂だそうですが、
女坂は帰りにと、やはりここは表参道の男坂を行きました。

Pict0152
しかし、この階段は結構よりキツイですわ。
途中で下を見てしまいます。
小学生にも抜かされてしまい、負けるか!でいっきに行きました。

Pict0162
そろそろ本宮と、思ったら何の・・これからまだまだ。

Pict0168
途中の紅葉になぐさめられながら・・・、というより
気が付きませんでしたが、
ここも紅葉の「太郎坊さん」だそうです。

Pict0170
しかし、山上の神社仏閣もいろいろと行きましたが、
ここも変わっていますわ。

    Pict0175
これが本宮前にある夫婦岩で、ここをくぐると・・・、

Pict0176
やっと本殿です。
岩肌にへばりつくように小さなお社がありました。
しかし、たどり着いてこんなにホットしたのは久しぶりですなぁ。

ここは勝運の神さまだそうです。
お願いしましたが・・・。


Pict0178
本殿下の展望台から見る八日市の市街です。

そして、帰りは裏参道の女坂を下ります。

Pict0177
こちらも途中にいろんな社があり、
ところどころに七福神が安置されていてなかなか楽しい参道です。

あてもなく走って思わぬところに来てしまいましたが、
初めての訪問でなんとも感銘深い「太郎坊宮(阿賀神社)」でした。

2007年11月19日 (月)

安土城跡

「石の寺教林坊」の紅葉を見て
このあたりの紅葉は無理と予定を変更。
とはいえ何所へ行くあてもなく、同じ安土町ならばと・・・、
行ったのはここしかなかった、やはり「安土城跡」でした。

「教林坊」からは観音寺城址を挟んで
北西にすぐのところになりますが、
道は一旦西に走り、北へと回り込みます。

Pict0084
大手門跡に立って・・・ん? なにやら建物が。

受付(料金所)です。何で~~!の世界です。
自動券売機に一瞬途惑いましたが、
聞けば昨年の9月から有料だと。

以前に来られている方は、皆さんここで考えられています。
この長~~い石段を登って、
同じ城跡を見るのに有料とは?当然でしょう。

しかし戻る人は少ない・・・。

Pict0086

料金を払います。
A4三つ折のガイドブックをもらいます。
別になくても途中の見所には案内板があるんですが・・・、
と思いながらそこはいさぎよく大手道の石段を登ります。

登り始めてすぐ右手に「元前田利家邸跡」の案内板と広場が、
左手に「元羽柴秀吉邸跡」があります。

Pict0093
秀吉邸跡に色付いたモミジがあったので一枚。

更に登って「伝徳川家康邸跡」に建てられたという
「摠見寺仮本堂」を見ると石段の道は左、右と
小刻みに折れていきます。

この石段に所々で見られるのが「石仏(せきぶつ)」です。

Pict0098
築城のときに石材として使われたものがそのまま残されていて・・・、
その趣旨説明盤が一番最初の傍らに埋め込まれています。

この後も登りが続き、黒金門跡、仏足石を見ると、
ようやく「二の丸跡」に。

Pict0106 
この二の丸跡の奥には「信長公本廟」があります。

Pict0107
”羽柴秀吉が太刀、烏帽子、直垂(ひたたれ)などの遺品を、
ここ二の丸跡に埋葬して本廟とした” とあります。

ここから戻ると目の前が開けますが、
天主の下にある本丸御殿跡です。

Pict0109
ようやく天主下まで来ました。
そして左奥の最後の石段を登ると、

Pict0110
Pict0118
標高199mの天主跡に出ました。
”背丈ほどの石垣に囲まれた東西、南北それぞれ28mの台地。
今は礎石が1.2mおきに整然と並ぶだけであるが、
この部分は天主の穴蔵(地階の部分)にあたり・・・” 
と続きますが、ここに五層七階(地上6階地下1階)の
天主がそびえていたのであります。

しばし伊勢戦国村の天守閣(関係ない?)を思い出しました。

帰りは途中から摠見寺本堂跡と、傍に建つ三重塔を見て

Pict0128

石段下に見えるニ王門へ急降下していきます。

Pict0127
Pict0132
その仁王門、
元亀2年(1571)建立だそうですが、
左右に安置されている金剛力士像とともに
国指定の重文だそうです。

天承4年(1576)重臣の丹羽長秀を総普請奉行に、
標高199メートルの安土山に築城させた平山城の安土城ですが、
完成からわずか3年で焼失、落城したと・・・。 

歴史上でも話題の安土城ですが、
ここから更に急な石段を下り、
安土山を巻くように入口まで戻りました。

2007年11月18日 (日)

名勝 石の寺教林坊

木枯らしの吹き荒れるなか、紅葉はまだ早いと知りながらつい・・・
近江の名園「石の寺教林坊」へ出かけました。
どうなっているんでしょうかねぇ、いったいこの天気は。

Pict0003
由緒、由来は省きますが、
推古十三年(605)に聖徳大子によって創建されたとだけ。

ここは初めてですが、紅葉もさることながら、
小堀遠州作庭と伝えられる
巨石を用いた池泉回遊式庭園があります。

予想どうり紅葉は期待したほどではありませんでした。

Pict0011  
Pict0010
真っ赤に染まったもみじと
茅葺屋根の取り合せは見ものだと思いますが、
今日はこんなもんでした。

Pict0017

境内の様子です。

 Pict0026 Pict0034
紅葉は期待はしていなかったのでまあこんなもんでしょう。

ここの本尊は聖徳大子自作の石仏です。
その霊窟と説法岩がこの寺の石の寺の所以で、
これがまた庭園の一部をなしていると・・・。

Pict0042e

その庭と、書院からの額縁庭園です。
右の小窓の障子(外されています)を少し閉めると
掛軸庭園だそうですが・・・。

 Pict0051 Pict0057
”小堀遠州作庭といわれる庭園も、
石の寺にふさわしく枯れ滝、鶴島亀島など巨岩を配して
豪快に表現されています” とこちらも栞にあります。

Pict0055

白洲正子を驚かせたという詫びさびのかくれ里
「石の寺・教林坊」。

ただいまライトアップ中です(12月9日まで)。
光の紅葉もいいんですが、
やはり真っ赤に染まるモミジの紅葉が見たかった! 
ただ、今日は期待せずハナから遠州の庭園でした。

2007年11月17日 (土)

名古屋の善光寺街道

寺社めぐりが続きましたが、今日は少し息抜きで・・・。
先週歩いた名古屋の「善光寺街道」を紹介します。

「なごやの古道・街道を歩く」・池田誠一著(風媒社)。
紹介されている22本の街道から、すでに歩いた東海道、
美濃路、佐屋路は別にして残り19本の街道から
善光寺街道を歩いてみました。

街道のスタートはここです。

 Dcf_0069
以前歩いた美濃街道で紹介した
本町通と伝馬町筋の「札の辻」です。

道を西にとると美濃路で伝馬橋へ、
善光寺街道は北に行きます。

京町通りの東南角に新しい道標がありました。

    Dcf_0070
京町筋を東に向かうのが善光寺街道。
ここから西に向かうと「五條橋」から美濃路、南に戻ると熱田の
宮宿です。・・・で東にひたすら歩きます。

途中にあった「西明寺」の鐘楼を見てつい、

 Dcf_0075_1  
これは陶器?なんでしょうか、石鐘のようですが。
一瞬あの瀬戸の寺で見た陶器の鐘を思いました。
解説がないと・・・ほとんど解りません!。
これが素人の悲しさです。

国道19号線に出ました。
代官町交差点の西南角に道標があります。

    Dcf_0077
指差し道標で、「西側に善光寺道 北側に京大阪道」とあります。

この先大曽根、勝川から坂下を通り、
内津峠を越えて多治見から釜戸へ出ると槙ケ根の追分で
中山道に合流します。
小牧から犬山を通って今渡で中山道に出る木曽街道(上街道)
に対して別名下街道と呼ばれる街道です。

道標の指差しに従って北に折れます。
ここから国道19号線の一本西側を北に進みます。
途中、平田町交差点、赤塚交差点で迂回しながら
再び赤塚交差点で国道を渡り、赤塚の新明社で右、左と
小刻みに折れ曲がります。

しばらく北上して国道に戻る手前を右に入ると
「了義院」があります。

    Dcf_0083
ここには芭蕉の句碑がありました。

    Dcf_0082
こちらが戦災で破壊された碑を繋ぎ合わせた旧碑。
そして新しく建てられた碑です。

    Dcf_0084   
句は 「有とある たとえにも似ず 三日月」。
    「何事の 見たてにも似ず 三かの月」の異形句(初案)で、
元禄元年(1688)に詠まれたものです。
実はこれを見るのがもう一つの歩く目的でした。

ここから旧道に戻って国道に出ます。
この後大曽根駅前から矢田川を渡り、
庄内川の堤防まで続きますが、
長くなりますので見所だけをご紹介していきます。

大曾根の国道脇にある「山田天満宮」と、

 Dcf_0089

同じ境内にある「金神社の銭洗い」です。
 
 Dcf_0090  
右の柄杓で正面の大黒天さんに水をかけ、
その流れた水で銭や宝くじなどを洗うとご利益がある
とされているそうで、
実際に娘さんがお母さんに教えられながら
五千円札を二枚洗っていたのには思わず??
いやぁ~たまげました。

すいません街道でした。
矢田川を渡り守山区瀬古の集落に入りますと、
街道の面影が残ります。

少し先で寄り道すると石山寺がありました。

 Dcf_0096
二層の山門が建つこの寺は、
本尊が近江の石山寺と同木で彫られたことに寄るそうです。

旧道に戻って更に北に行き、
小学校を迂回すると道を挟んで「東春酒造」のお店があります。

    Dcf_0106  
幕末からの古い造り酒屋のようですが、
店の北側に回りますとご覧の水屋造りの蔵がありました。

すぐ北側が庄内川で、その洪水に備えたものだそうです。

そしてすぐに庄内川の堤防に突き当たります。
街道は川を渡って更に北に行きますが、
名古屋の「善光寺街道」はここまででした。

2007年11月16日 (金)

補陀洛山海住山寺

笠置から西に7キロほど走ると国道163号線沿いに
「海住山寺」の看板が。

ここを走るといつも気になっていたんですが
この日初めて寄りました。

車一台が通れる細い村落の道から、
急斜面の車道を上り詰めた海住山の中腹にこの寺はあります。

Pict0076_1
平安末期に焼失し全てが灰燼となった後、
承元2年(1208)に笠置寺の解脱上人貞慶が、
その後に草庵を結んで今に続く寺の起源だそうです。

正式には「補陀洛山海住山寺(かいじゅせんじ)」。
本尊は十一面観音立像(重文)で平安時代の建立だそうです。

正面に本堂(ただいま壁の塗り替え中でした)

Pict0077

右手に鎌倉建築の文珠堂(重文)です。

Pict0092

そして左手には建保2年(1214)に建てられた国宝五重塔です。

   Pict0091
屋外に建つ木造五重塔としては、
室生寺の五重塔に次ぐ小さいものだそうですが、
初層の裳階(もこし)の周りに柱があるのが珍しいと。

   Pict0082
Pict0089
Pict0085

この地は瓶原(みかのはら)と呼ばれているそうですが、
本堂裏の台地から見たその風景です。

Pict0094
長文の栞から抜き出しますが、
”補陀洛山とは、南海にあるといわれる観音の浄土の名である・・・・、
瓶原の平野とその彼方に連なる山なみを海に見たてたとき、
まさしくこの海住山は、南海の洋上に浮かぶ補陀洛山のごとく
であり・・・”と。

境内に戻ります。
こんなものもありました。

Pict0078

そして、

Pict0101
願いをかなえる「なすのこしかけ」だそうですが、
曰く、なすの花は一つの無駄もなく実を結ぶ、
「成す」との語呂合わせで願いは叶う・・・そうです。

ここはJR加茂駅からのハイキングコースがあり、
何時かは歩いてと思っていましたが
結局は車での訪問となりました。

2007年11月15日 (木)

笠置寺もみじ公園

いきなりですが紅葉の画から入ります。
これだけでは何所か分からないと思いますが・・・、(あっ、タイトルで!)
爺もまさかここまで紅葉しているとは思っていませんでした。

Pict0045
こちらをご覧いただければ、
関西の方なら多分ご存知かと思うんですが。

Pict0012e
京都でも南に位置する相楽群笠置町の笠置寺です。

境内入口を入って・・・
といっても徒歩では下から800mほど登ります。

ここは磨崖仏と奇岩をめぐる修業場の寺。
写真は正月堂の傍にある磨崖仏(本尊仏弥勒仏)でありますが、
離剥していて見れません。

こちらの虚空蔵・磨崖仏はその姿がはっきりと見れますが・・・。

Pict0019_2   
ここは修験場の寺で、一周30分ほどのコースを歩きます。
ここから胎内めぐり、
揺すれば動く揺るぎ岩(この日は動きません?)、
蟻の戸渡・・・、二の丸跡の紅葉を見て冒頭の紅葉です。

ここは笠置寺宝蔵坊跡ですが、
もみじ公園として紅葉の名所です。

    Pict0055  
ほとんど載せない縦位置の構図ですが、こればっかりは。

この日、見せてくれました笠置山の紅葉の様子をどうぞ。

   Pict0038 Pict0044   
正直ここまで色付いているとは予想外でしたが、
これで七分ぐらい?

Pict0051
Pict0067
ただ、ここは山の中の広場で、
モミジの木だけしかなく少々つらい・・・、
まして綺麗だけではねぇ、ちょっとつまらんのですが、
そこはまあ仕方ないとして。

 Pict0062_2 Pict0046  
何年ぶりか?ここは二度目の紅葉見物でした。

Pict0066
これが「もみじ公園」の上から見たところです。
ただいま11月30日までライトアップ中だそうです。

京都でも少し外れた笠置町に紅葉を楽しみました。

2007年11月14日 (水)

川上山若宮八幡神社

津市美杉町上多気の「北畠神社」から向ったのは
「若宮八幡神社」です。

  Kawakamii001
JR名松線の終着駅「伊勢奥津」から
さらに山奥へ7キロほど入ります。
美杉村川上の村を過ぎて一の鳥居の建つ細い参道を
少し走ると突き当たりの駐車場に。

道はここまでで、
ここから二の鳥居をくぐって境内参道に入ります。

  Kawakamii014
予想していなかった紅葉が迎えてくれました。

 Kawakamii002_2 
境内参道横のモミジが予想以上の紅葉でした。

まずは本殿に参拝です。

Kawakamii005 
川沿いの「手洗い場」から橋を渡ると真っ赤に染まったモミジが・・・。

本殿への途中にある広場です。

Kawakamii004   
Kawakamii006
爺の知る限りここは紅葉は有名ではありません。
ただ、あくまでも山奥で、モミジの木は当然ありますから、
紅葉していて何の不思議はないんですが・・・。

案内板には”雲出川の水源の世に比類ない山紫水明の霊地に
        鎮座する日本最古の若宮八幡である。” 
        とあります。

ここから石段を登って本殿へ。

  Kawakamii008
杉の枯葉が落ちた拝殿前。 
荒れ放題としか見えない参道ですが?
まぁ、これが本来の山奥にある神社の姿らしくていいんですが。 
それにしても荒れ杉・・・(ーー;)

  Kawakamii009
拝殿の横に置かれたこの古い太鼓は何なんでしょう?
年代ものです。

そしてこちらは「なで鳩」。

  1113misugi079
”大神の御使いたる鳩で、
なでると諸願成就の力が得られる”そうですが、
いろいろとありますなぁ。

さっそく諸願成就をお願いして、
参道を戻りながら紅葉狩りです。

Kawakamii010
Kawakamii011
Kawakamii012
よろしいなぁ、やはり紅葉はこうでなくっちゃいけません!

Kawakamii013
モミジの細い小枝に古いおみくじが結ばれていました。
ここは諸願成就の神様です。

期待してないとこうなる?・・・まさにそのとうりでした。

2007年11月13日 (火)

北畠氏館跡庭園

紅葉見物も週末辺りからということで、
その間に所用を済ませようと津市の美杉庁舎(旧一志郡美杉村)へ
出かけました。

ここまで来たらついでに懐かしい
ふるさとの「北畠氏館跡庭園」に寄りました。

  Pict0001
たくさんあるふるさと?のひとつですが、
何度も写真に撮りながら一度も記事にしていません。

ここも知る人は知る紅葉の名所でありますが、
このところの様子から期待はしていませんでした。

Pict0035
画像のサイズが入り混じりますが、
ちょっとテスト的にお収まり具合を試しておりますので、お許しを。

  Pict0004
境内への鳥居のそばにあるモミジは綺麗に紅葉していたんですが、
さすがに庭園の木はまだ一部が染まり始めってところでしょうか。

  Pict0025
”神社神苑の一部であるこの庭園は、昔の国司北畠氏の
居館の遺跡で細川高国の作庭といわれ、国の名勝・史跡に
なっています。”

”総面積薬850坪、武家書院庭園で池泉鑑賞様式です。
「米字池」といわれ、池の汀線(ていせん)が複雑に屈曲しています。”
・・・全て栞からの抜書きです。

Pict0015_2 Pict0021_1
こちらがその池の左と右になります。

左の奥にあるのが築山の山裾に広がる枯山水で、
当代庭園中でも屈指の作品だそうですが・・・。

  Pict0027_2
”中央の立石をとりまくように十数個の石群がひれ伏し、
うずくまって教えを聞くようにさりげなく散在すると見せながら・・・”
と続きますが、
ようは石組みを構成している技巧が素晴らしいということ。

Pict0032_1_4
まぁ、こちらは庭園もいいんですが目的は紅葉なんですが、
なんというか分かっていてもこの状況では
やはり寂しいものがあります。

しかし、ここにはもうひとつこちらがあるんです。

  Pict0010e 
境内の黄葉なんです。
ただ日当たりの加減でいろがイマイチパッとしません。

・・・で、
場所を変えてすぐ傍にある「ふるさと資料館」へ行きました。

Pict0043
Pict0048
表と裏からですが・・・まぁこれぐらいならいいですかねぇ。

そしておまけです。

Pict0051  

紅葉には失敗しましたが、これで少しは気分が晴れました。
この後何年ぶりかの場所に立寄りました・・・
次にご紹介します。    

2007年11月12日 (月)

松阪三珍花・トリは松阪菊

5月の松阪撫子、6月の伊勢誉(花菖蒲)、そして11月の松阪菊。

追っかけましたが、
松阪(伊勢)三珍花の最後であります松阪菊(伊勢菊)です。

 Matusaka1 
全体的には少々イメージと違っていましたが、
松阪菊の大輪(写真)と中輪の183鉢が展示されていました。
(11月14日まで松阪公民館)。

本来は伊勢菊なんでしょうが、特に松阪地区で栽培されていて、
地元松阪の方には思い入れがありますので松阪菊とします。

 Matusaka 
垂れ下がった管状の花弁がこの松阪菊の特徴なんですが、
中輪に多い・・・
と言うことはこれが本来の松阪菊ということ?でしょうね。

 Pict0023
松阪菊はもともと嵯峨菊(管状の花弁が立ち上がります)から
変化したものですが、
この花はまるで違いますから・・・これも松阪菊?
傍に見えた栽培されている人に聞くと「源平分かれ菊」、
ほんまかいな!

曰く、”赤と白に分かれれば源氏と平家、花もしかり” 
と言われまする。
まことにごもっともで、他の花にも源平咲きはありますが・・・、
”まあ、名前なんて付けた人もすべていいいい加減なんです” 
とはこれまたなんということを、県の天然記念物ですぞ(笑)、
おおらかです。

 Pict0036

まあ、それは冗談としても、
花には全て名前がついていましたが、
これがいい加減なようなので(笑)あえて省かせてもらいます。

では大輪の花、アップでどうぞ。

Pict0025 Pict0027
できれば花を支えるリングをもう少し傘状にしてもらうと、
わたくし的にはもっとイメージに近い形になったんですが・・・。

 Pict0035
こちらは中輪の花ですが、これで完成品だそうです。
これが松阪菊とは?どうも納得できかねますなぁ。

で・・・その特徴のあるイメージどおりの菊花です。

 Pict0031 Pict0032_2
これが松阪菊なんですよねぇ~。
ただしアップにしていますから実物より大きく見えますか。
実際には大倫の半分ぐらいです(直径6~8センチ)。

まぁ開催期間中に全部開くのか?
心配な状況で蕾みも多かったですが、

 Pict0019
蕾の花先がわずかにらせん状になっているのが
お分かりでしょうか。

これが開くと、縮れた花弁が垂れ下がるそうです。

 Pict0038
こちらは嵯峨菊と松阪菊の中間?みたいで、
これもまた不思議で何でこんな花になるのん。

 Pict0039
ここまでくるともう、ほんとにこれが菊かいな?・・・と、
つい思ってしまいますがな。
いけません!つい伊勢弁が出てしまいます。

6月の花菖蒲からほぼ半年、やっと見ました松阪菊でした。
松阪三珍花、これで揃い踏みでございます。

以前の記事はこちらです。松阪撫子伊勢花菖蒲

2007年11月11日 (日)

岩倉実相院

大原の「古知谷阿弥陀寺」から戻って
向かったのは「岩倉実相寺」です。

京都には何度も出かけていてもまだ訪れていないところが多く、
ここもその一つでした。

 Pict0054_2
四脚門の先に、少し色づいたカエデが趣を添えます。

”もと天台宗寺門派の門跡寺院で、現在は巣立寺院。
鎌倉時代の寛喜元年(1229) 藤原(鷹司)兼基の子、
静基(じょうき)権僧正の開基で北区の紫野に創建された” 
とあります。

応仁の乱を逃れるためにこの地に移設されたそうです。

 Pict0056
写真は縁側から先の庭しか撮れません・・・で、
縁側から先しか?
いいえ、写真を撮るにはそれほど従順ではありません。

池泉回遊式の庭園。

 Pict0058
少し色付いた紅葉が庭園に映えますが、
ここの見所は床もみじ。

紅葉が石庭に通じる部屋の床を真っ赤に染め上げるそうですが、
この日は緑のカエデが床を染めていました。 

撮影禁止です、なんでや。

 Pict0079 
うさ晴らしでございます。
床もみじならぬ、ただの水面に移る色付きのよくないもみじです。
これでもこの日の床もみじよりはましじゃ!と怒りが。
でも、やっぱり緑の床もみじ、綺麗でした・・・トホホ。

 Pict0072

ここにはもう一つ石庭がありました。

 Pict0067
正面からですが、
この石組みが何を表すのかは解説がないのでわかりません。

内部は実相院日記や古文書、
狩野派の襖絵などが常設展示されていますが、
その他の宝物は非公開です。

東山天皇の中宮 承秋門院ゆかりの「実相院門跡」。

小さいながらも、栞にあるように
”大宮御所の一部を賜ったとされる見事な門や車寄せ、
客殿に、女院の住まいとしてのやさしい王朝建築美と
その風格あるたたずまい・・・”  
しっかりと見せてもらいました。

2007年11月10日 (土)

古知谷阿弥陀寺・京都紅葉

今年の紅葉見物は京都大原・・・といっても、
大原の先にある「古知谷阿弥陀寺」の天然記念物の
大カエデでスタートです。

夏に歩いた鯖街道沿いにある古刹で、
本堂下に樹齢760年のカエデがありますが、
このカエデの紅葉はぜひ見てみたいと
そのときから思っていました。

大原バス停から二度目の鯖街道歩きです。
前置きが長くなりましたがその紅葉見物、見てやってください。

街道沿いにある途中の店舗?の庭先の紅葉、

 Amidajii001
これはもう期待させられる色付きです。

そして、阿弥陀寺の山門辺りの紅葉です。 

 Amidajii002
いい感じですねぇ、これは・・・と期待しました。

 Amidajii003
情報では京都はまだ紅葉していないとのことでしたが・・・。

 Amidajii004
これぐらいの紅葉を見せられますと期待してしまいます。

ここから少しキツイ 600mの参道を行きます。

    Amidajii005
喘ぎながらの参道で迎えてくれます紅葉ですが、なにやら・・・
期待が次第に萎んできました。

参道にある天然記念物の大カエデですが・・・。

 Amidajii006
真青、私も真っ青でした。冗談です!

やはり自然は厳しい!
四季の移ろいがないとこうなるんですかねぇ。
何時紅葉するかはこの木の勝手なんでしょうから。

まぁどこを撮っても・・・と思いながら、

 Amidajii007
本堂前の庭と、奥に見える老木の紅葉です。

 Amidajii008
赤かったらなんでも好いんではないんですが、
ドウダンツツジです。

そしてまた遊んでしまいました。

 Amidajii009  
昨年の湖南三山をつい思い出しました。

京都紅葉だより、やはり今年は遅いだけなのか?
それとも異常気象で狂ったのか、さて・・・。

知っているのは染まりたいけど染まれない?
そんな”もみじ”だけかも。

2007年11月 9日 (金)

鈴鹿山麓・水沢の茶畑

四日市の「智積養水」から菰野の「かに池」と回ってその続きです。

菰野まで来ると目の前には御在所岳を中心に山々が連なります。
この日はそのまま鈴鹿山麓へとドライブしました。

 Pict0031
鈴鹿山麓に広がるお茶畑。
ここ水沢(すいざわ)町は水沢茶(伊勢茶)の生産で知られています。

三重県にはお茶の生産地が多いんですが、
北勢地区でも鈴鹿、亀山などは広大な茶畑があります。

 Pict0030
茶畑の向うに見えるのは「四日市ふれあい牧場」です。
近隣の小学校が郊外学習に使うところで
子供たちがよく訪れています。

この辺りは水沢でも比較的山に近く、
後の山が「雲母(きらら)峰」で、
その後にチラッと「御在所岳」の頭が見えています。

 Pict0027
茶畑としては平面的で画としてはつまらんのですが、
この日はここを撮ろうと決めてきたので敢えて載せております。

 Pict0028

やはり綺麗な模様を引き出すには高低差がほしいのですが・・・、

 Pict0034 
ある程度茶畑の感じを出そうとロングにすると
目障りなのがねぇ・・・。
どうしても中途半端なものになってしまいますなぁ。

こちらは「ふれあい牧場」を入れたロングですが。

 Pict0029
二枚目の写真が200ミリ、こちらが28ミリで、
別にカメラ屋によくあるレンズの説明写真ではないんですが・・・、
(並べなかったのはそのためで)、

二枚目は山麓の風景を、
こちらは広大な茶畑をと思ったんですが、
平凡(ヘボ?)でした(-_-;)

何で今頃茶畑なんだと言わんでください・・・、
あまりに天気がよかったのでつい、
鈴鹿山麓で遊んでしまいました。

2007年11月 8日 (木)

智績(ちしゃく)養水

今日は朝から所用があって
四日市市へ出かけ遠出が出来ません。

記事ネタも新しいものがなく、四日市周辺での紹介になります。

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三重県四日市市智績(ちしゃく)町にあります「智績養水」です。
黒壁に沿って流れる川に鯉が泳ぐ・・・がウリですが。

 Pict0008
西勝寺、
正式には浄土真宗本願寺派で智績殿桜岡山西勝寺で、
建物は江戸末期のもだそうです。

このお寺の黒壁を沿うように整備された水路に鯉が泳ぎます。

 Pict0018

”水不足に悩んだ江戸時代に石樋を埋めて水が引かれ、
地元の生活を支えてきたため「養水(養い水)」と呼ばれる
ようになった。戦後、周辺の開発に伴い、汚れが目立って
きたため、昭和47年ごろから藻さらいなどを続けた結果、
ようやくコイの住む流れがよみがえりました。”


・・・とこれは三重県のHPからの引用です。

 Pict0017  

ここから3キロほど離れた、
隣町、菰野町の湧水池から引いた全長1,784mの灌漑用水で、
環境庁の「名水百選」に選ばれています。

その湧水池に行ってみました。

 Pict0023  
これがその水源の「かに池」です。
畑の中に、近寄らないとそれと分からないほどの池が・・・、
想像以上に澄んだ綺麗な水でここにも一匹鯉が泳いでいました。

「智績養水」は何度も通ったところですか、
この池は初めてでした。

 Pict0025
こんな場所、よほど興味がないと近寄らないと思いますが。
ここに名水の根源がありました。 

この名水、飲料の名水ではなく灌漑用水ですが?・・・。
それでも名水百選として選ばれた名水でございます。

2007年11月 7日 (水)

第59回正倉院展

今年もまたやって来ました「正倉院展」、久しぶりに奈良です。
しかし平日だというのに凄い人出で、
いつもながらこの人気には驚きです。

 Dcf_0067_1
お決まりの撮影禁止で、今年もまたこの写真です。

今年は70件の宝物が九つのコーナーに出陳されています。
紹介だけします。

1、聖武天皇遺愛の宝物   「花鳥背八角鏡」他。
2、楽器・遊戯具        「竽(う)・笙に似た楽器です」、
                  「弾弓」他。
3、文房具           今年は青斑石硯(せきはんせきのすずり)
                    
ほか 筆、墨が出陳されてます。 
4、大仏へ捧げた品々    「亀甲形漆箱」他。
5、仏具             「紫檀金鈿柄香炉(したんきんでんのえごうろ)」、
                  今年出陳の目玉だと思います。
                  確かに凄いですが、
                  解説はもちろんできません。
6、各地から納められた品  麻布や木綿の布が当時のままに。
7、染織品           「彩色仏像幡」他。
8、正倉院文書        「造寺司蝶三網務所諸国封戸事
                  (ぞうじしちょうさんごうまんどころしょこくふこのこと)
                  他、いつもながら見るだけでも見事な文書。
9、聖語蔵の経巻       「四分律 巻十五」他、こちらも読めないで
                  見るだけですが見事な写経です。

まぁ、こんなもんですが、
会場構成は昨年とほとんど変わりません。
昨年は初日の朝一番で比較的楽に見れましたが、
今年はさすがに・・・。

見終わってから、奈良公園で遊んできました。

 Pict0004
紅葉はナンキンハゼが主でしたが、
やはり色付きが悪いです?ねぇ。

今日の奈良公園の様子です。

 Pict0006
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ナンキンハゼも綺麗なんですが・・・、そこはねぇ。
それでも”綺麗ねぇ~”
と言ってカメラを向ける人が多かったです。

 Pict0011
これでも色付きを気にして撮っています。

 Pict0014
紅葉はチョッと、
それらしく撮りましたがまだまだ見れたものでは・・・。

 Pict0021
これは何とか見れたイチョウの黄葉ですが、
小さな木のアップです。

 Pict0025
チョッと遊びで撮ってみましたが・・・、どうでしょう。
鹿と、「鹿飛び出し注意!」、自己満足ですm(__)m、アホや!

最後はこちらで。

 Pict0030  
駐車場に戻る途中の飛火野から見た大文字です。
京都と同じ夏の風物詩、
奈良の大文字とナンキンハゼの紅葉です。

この葉が落ちると奈良には紅葉の本番がやって来ます。
もうすぐです。   

2007年11月 6日 (火)

松阪市歴史民俗資料館

日にちが前後しますが、「氏郷まつり」の日の松阪市です。

武者行列の本番までに時間があったので
城址公園にある「歴史民俗資料館」を覗きました。

 Pict0012
明治45年(1912)に建てられた旧飯南郡図書館を、
昭和53年に民俗資料館として衣がえしたものだそうです。

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館内入口です。
参宮街道沿いにあった
薬種商桜井家の店先を復元したものだそうです。

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見事な「萬能千里膏」の金看板です。
金箔の地に黒の漆で書かれており、
京都の書画・池ノ大画の手になるものだそうですが?
知りません(ーー;)

館内には、近世松阪の発展をもたらした”伊勢白粉”と
松阪商人の名を天下にたからしめた”松阪木綿”の
関係資料を常設する・・・とあります。

それはそれとして、この日の目的はこちらでした。

 Pict0017
「昭和をかざった電気製品展」(20年1月20日まで)。

昭和30年代からの家電製品がずらりと並びます。
といってもご覧のとおりで、

 Pict0018
陳列棚の中に並ぶだけで、どの年代の製品なのかはさっぱり・・・。
どうやらこちらが判断するようになっているようですなぁ?

 Pict0019
ビデオテープレコーダーですが、
まぁおよその年代は分かりますがやはり年代ぐらいは
表示してもらいたいなぁ~と思ったりして。

 Pict0020
こちらも陳列ケースの中。
炊飯器、ジャーに並んでこんな物も。

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エルモ社の8ミリ映写機、もちろん16ミリもありました。

そして昭和30年代の代表的な家電製品です。

 Pict0024   
あちらこちらの会場でで何度も見た昭和の電気製品。

我が青春の時代(これはちと大げさですが)と言ってしまえば、
あんた何歳?なんて言われそうですが、
古き時代にノスタルジアを感じるのはやはり・・・
年なんですかねぇ。

さて、特別展はこれぐらいで、
常設展の二階に上がってみました。

 Pict0025
その”松阪木綿”の機織が並んでいます。

この日は先に行った「松阪木綿手織センター」でも機織を見ました。

 Pict0006
こちらです。

この色と縞柄がなんともいえない特色で、
松阪といえば「松阪牛」か「松阪木綿」かといわれるほどですが、
ここにはもう一つ。

 Pict0029
伊勢白粉(おしろい)、
(射和(いざわ)の軽粉)と言われる化粧剤があります。

室町時代から続くこの白粉は
伊勢神宮の御師(神宮を紹介する語り部?)によって
全国に流通したと説明にあります。
このコーナーはここにしかないそうで、
その製造道具が展示されています。

「氏郷まつり」に来た松阪でしたが、
時間つぶしの合間にこの日も
なにやら思わぬところを楽しませてもらいました。

2007年11月 5日 (月)

高塚公園展望台・紀伊長島

素敵な踊りのパホーマンスに戸惑いながらの「熊野古道まつり」。
さすがに午前中で退散、
500円でポリ袋詰め放題のみかんを買って会場を後にしましたが、
時間があり過ぎて・・・。

 Pict0089
途中立寄ったのがここ、
紀北町紀伊長島豊浦にある熊野灘臨海公園・高塚公園展望台です。

 Pict0080
海の先端に突き出した展望公園からの景色ですが、
何時?以来からか思い出せない海と島の撮影でした。

 Pict0086
「紀伊の松島」と・・・あとでHPを見て知りましたが、
リアス式海岸の海、右は無人島の鈴島だそうです。

 Pict0088
三浦の町並みと海岸線、漁港ですねぇ~海の町です。

Pict0093 Pict0095_1_2 
久しぶりに撮る銀波の海です。
山の緑・紅葉もいいですが
海の光もまた好いじゃありませんか?ねぇ。

こんな場所にいるとほんと、時を忘れますわ。

 Pict0096
最後も海ですが、
なにかあの踊りのあとでホッと一息ついて、
普通なら通り過ぎる所でしたが、
たまたま立寄ったこんなところ?とはチョッと失礼か・・・
で思わぬ息抜きをさせてもらいました。 

2007年11月 4日 (日)

熊野古道まつり・尾鷲市

昨日に続いて”まつり”なんですが、今日は「熊野古道まつり」です。
三重県尾鷲市「熊野古道センター」
ここをメイン会場に行われたまつりですが、
この”熊野古道”につい惹かれたんです・・・。

 Pict0002
参りましたなぁ~。
これがオープニングの総踊り、そうなんです踊りのまつりでした。

三重県下から40組以上の踊りの組織?組が参加しています。
メイン会場はこの舞台、サブ会場は「「夢古道おわせ」で、
古道センターの少し上にあります。

 Pict0068
その駐車場が踊りの舞台です。
ここからは尾鷲の市街が一望出来ます。

そして、踊りパレードの会場は
市街地の道路を通行止めにしてのパレード?
というより順次道路の場所を変えて踊るだけでした。

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尾鷲の市街地、メイン会場とサブ会場をこの踊り子連が移動して、
踊りを披露するだけのまつりでした。

これが「熊野古道まつり」かなと思いますが。
もうなんやこれ?です。
まつり・・・勘違いです。
でもまあ、来た以上は仕方ない・・・で三会場を見ましたが、
これもまたまつりなんですねぇ。

さすがに午前中で帰りましたが、
三会場で見た中からこの踊りと思ったのを拾ってみました。

まずは逆にパレード会場からです。

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踊り連の名前が???年ですね出てきません。
が、華麗です。

次にメイン会場の舞台です。

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舞台での踊りです!

で、サブ会場の「夢古道おわせ」です。

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見せてくれますねぇ~。なにを?
四日市から来たという「舞乱華」の踊りです。
後の山は「熊野古道馬越峠」から少し登った「天狗倉山」です。

もう一枚。
    
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なにか、目で楽しんでまつりに踊らされた日でしたが、
これはどうみても「熊野古道まつり」とは・・・。
私には思えませんでした。

2007年11月 3日 (土)

氏郷まつり・松阪市

秋のまつりも最盛期ですが、
今日は三重県松阪市「氏郷まつり」です。

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いきなりの騎馬武者、当松阪藩主「蒲生氏郷」の勇士?です。

第46回を迎えた松阪「氏郷まつり」。
出発前のひとときですが、
これから隊列を組んでのパレードも正直武者行列の体制が
何がなにかわかりません。

仕方なく隊列の順番に写真を載せますが、
勝手に書きます。

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一番手は振れ太鼓で始まりました。

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稚児?いや、子供武者が続きます。

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鉄砲隊?に続いて総大将の「蒲生氏郷」が、
その後に冬姫です。

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まぁ、この二人が主役ですから
このまつりの全体が想像していただけるかとおもんですが、
この後の体制です。

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武者がいて、最後は賑やかしの”響座”の太鼓です。

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締めくくりますが、これじゃ面白くもなんとも無いですよねぇ。

少し熱演の姐さんを。

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そして太鼓を一生懸命叩く子供です。

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元気いっぱいです、ええ~ですねぇ。
これがまつりですよ。

この後に「松阪しょんがい音頭」が続くんですが、

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すいません、おじさん、おばさんたち。
踊りは素敵なんですが・・・。チョッとこちらで。

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綺麗なおみ足に、

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バックで失礼します。
でも、若い方も参加されていました。

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これが松阪「氏郷まつり」です。

蒲生氏郷は近江日野の生誕で、
松阪には2年しかいませんでしたが、
すでに46回のまつりです。

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正直、武者行列は想像外にがっかりでしたが、
この人の集まりには驚きました。とにかく凄い人出です。

何がこんなに人を集めるのかほんとにわかりません?
これが地方のまつりでしょうか、
そんな松阪「氏郷まつり」でした。

2007年11月 2日 (金)

名古屋城

昨日「名古屋城菊花大会」で菊花を見た後は
やはりお城見学でした。

「菊花大会」に合わせて東南隅櫓が公開されています。

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名古屋城に現存する三つの隅櫓(すみやぐら)の一つ。
お城創建(1612)当時の原形を伝える建物で、
外観は二層、内部は三層の建物です。

これは見逃す訳にはいけません!当然ですが見ました。

真っ暗で、何もない内部を見学です。

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唯一光が入ったいた場所がここです。
石落としの隙間が空けられていました。
ここから外敵に対して石を落として防御したところ、その隙間です。

後はここから見た景色ですが、やはり天守閣でしょうねぇ。

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三階の窓の隙間から撮った天守閣です。
こういう角度での天守閣はこのような時にしか撮れません。

こちらは本丸御殿跡からの天守閣。
結構角度が違うのがわかります。

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ただいま御殿修復の作業が始まり広く寄付を集めているようです。

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そして名古屋城のシンボル金のしゃちです。
あいにくの天気で曇り空にはチョッと映えません・・・。

まぁ名古屋城もこんなもんですが、
しかしこの日は天気が悪すぎました。

この後二の丸庭園を散策しましたが、
残念ながら昼には雨がひどくなり、
名古屋城散策もここまで、早々に退散でした。

2007年11月 1日 (木)

名古屋城菊花大会

月が変わりまして11月です。
11月ともなるとやはり紅葉だよりが気になるところですがまだ早い。
そこで秋の花!菊です。

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菊となると当然「菊花大会」と「菊人形」。

いろんな所で行われていますが、
今日は天気があまり好くないようで手っ取り早く名古屋城です。

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第60回名古屋城菊花大会(~23日まで開催中)へと出かけました。

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菊といってもこういう場所の鉢菊は、
自然のなかの花を撮るのと違ってなんとも面白くないんです。
(来ていて言っちゃいけません!)

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解説のしようもないので、
解説板のタイトルを紹介しておきます。
こちらと次が「大菊五種五本の部」から選んだ菊です。

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こんな菊もあるんですねぇ。
そういえばそろそろ伊勢菊の時期?で、
これはまた楽しみなんですが・・・続けます。

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いろいろありますなぁ。
何か大輪の花火のようでもあり、
撮ってるほうもどちらかと言うとこんな花のほうが楽しいですわ。

次は「大菊新花」から、 

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まあ普通ですかね。
でも菊のイメージにはチョッと?と思うところも。

こちらは「大菊千輪仕立て」、

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どう表現すればいいんでしょうか?
撮ってきた自分にも言葉が出ません。

まだあるんです。

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「大菊福助」だそうで。
厚物、菅物、美濃菊のいずれかの同一部類三鉢で一組の作品、
解ります?爺には少々難しい。

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最後は「大菊だるま作り」からこの菊のアップです。
どうしても普通の菊?はねぇ、
たくさん撮ったんですが・・・平凡なんです。

で、どうしても菊の花火?に集中してしまいましたが、
菊花大会と言えばもう菊人形でしょう。

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もちろんここにもありました、
その一部ですが、
初代徳川藩主「義直と春姫の婚礼の儀」の菊人形でした。

雨の名古屋城になりましたが結構な人出で、
久しぶりの観光客に混じって
「名古屋城菊花大会」を楽しんできました。 

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