雨で動けず、
今日は先日に歩いた愛知県瀬戸市です(10月24日撮影)。
焼き物の産地としては中部地方で、いや日本でも知られる瀬戸。
その、せとものの里・瀬戸市の陶の路を散策しました。
名鉄瀬戸線の終着駅・尾張瀬戸駅を出るとご覧の風景です。
国道沿いに瀬戸物専門店街(左側です)が並ぶ道を行きますが、
今回の散策で信号を見た(渡った)のはここだけでした。
散策路は何故か国道にも、他にも信号がありません?
凄い街です。
この日の目的は「窯垣の小径」を歩くことで
途中の寄り道はおまけです。
まずは、銀座通り商店街から法雲寺、深川神社と行きます。
商店街はお休みでした。
全店休業?・・・
なかなかお目にかかりませんがここにありました。
商店街を抜ける手前を左折すると突当りが「法雲寺」。
第二次大戦で
回収された釣鐘の代わりとして造られた陶製の鐘だそうで、
瀬戸市に残された唯一のものだそうです。
ここからすぐ東にある「深川神社」には、
鎌倉時代に瀬戸陶業の祖といわれる藤四郎が作った、
といわれる陶製の狛犬があるそうですがパス。
そのまま南に歩いて(といってもすぐです)宮前橋を渡ります。
この橋には江戸時代の陶工の様子が染付けで描かれています。
橋の先で左に折れると末広町商店街へ入りました。
古い商店街です。
なんと屋根神さんが祀られたお店も・・・。
ここから真直ぐ行くと洞(ほら)街道、
陶の路と言われる道を行きます。
もう街の喧騒も何もありません。
案内に導かれて左折すると目的の「窯垣の小径」に入りました。
小高い山の斜面を、
細い小道が住宅の軒をかすめるように続きます。
これは珍しい陶壁で、思わず振り返って撮りました。
この辺りから陶器の古径らしくなってきます。
どうでしょうか!
山肌を縫っていますので散策路の雰囲気が十分です。
この日はいちばん奥まで行って小径を戻ってきました。
これが小径の最後の見所のところです。
この日は途中にあった古径資料館、ギャラリーとも休館でした。
すぐ下に駐車場があり、車の人はここから奥に歩きます。
ここから宝泉寺の前を通って公園橋を渡りましたが、
陶の路はそのまま街のなかをいきます。
橋には透かしの陶板とノベルティのすずめをあしらった欄干?が。
他にも多くの橋に陶製のオブジェがありました。
この日は時間があまりなくそのまま駅まで戻りましたが、
ここにはまだまだ見所が一杯あります。
ほんの一部を歩いたせとものの里、瀬戸のぶらり旅でした。
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