近江母の郷を歩く・坂田
8日の朝、
オニバスの花を見てから再び米原市へ出かけました。
山内一豊の母「法秀院」の墓がある坂田に
「功名が辻」関連史跡を訪ねます。
いまさら「功名が辻」ではないんですが、なぜか?近江なんです。
湖岸道路の道の駅「近江母の郷」に車を入れて歩き始めました。
のどかな田園風景の中から宇賀野の集落に入ると
すぐに「法秀院の墓」がありました。
拡大するまでもない写真ですがバランスの都合上、
サムネイルです。
明治26年(1893)に2度目の改修がされたようで
横に当時の古い石扉、玉垣、墓石台座が残されています。
現在の墓は新しく平成9年の竣工したものです。
説明板に明治の改修後の写真がありましたので
切り撮ってみました。
結構広いものです。
新しい墓の隣にほぼ同じ大きさの土地があり、
柱の台石と見られるものや、祠がありましたから
多分この新しい墓は半分の大きさではないかと?
お墓の横に、母「法秀院」から皆様へという大きな看板がありました。
長いので時間が許す方は読んでみてください。
私も書くのが大変なので写真を載せます(クリックでどうぞ)。
山内一豊の母「法秀院」顕彰会が建てたものですが、
こういう語り調で書かれものはちょっと珍しいなぁと思って
ご紹介します。
さて、これで今日の目的は終ったようなもんですが、
せっかくなのでウオーキングを楽しんできました。
”一豊の父盛豊は尾張岩倉城の家老で信長に攻められ落城、
城と運命を共にしますが、一豊は母と逃げ延びここ宇賀野の
長野家に落着きます。”
これも諸説あって真偽は分かりませんがそれはそれとして・・・。
JR北陸線の坂田駅前にある一豊と千代の像「なでしこ」です。
これも「功名が辻」のブームの賜物でしょうか。
ここから更に南に1キロほど行きますと、
千代の生まれたという若宮氏舘の跡があります。
小公園に「若宮氏顕彰碑」が建っていました。
”千代(まつ)は近江浅井氏家臣であった
若宮喜助友興(米原市飯)の娘として生まれ・・・”となるんですが、
千代自身や生誕地も謎が多く、また諸説ありますので
ここが若宮氏の館跡だということにしておきます。
ちなみにこのウオーキングコースは
駅から更に高溝をめぐりますが、
この日は半分だけで止めました。
やはり暑かったです!
楽しんで歩くのも限度というもんがありますわ・・・。
さて、私事で恐縮ですが
本日9月10日はブログ開始2周年になる節目の日でした。
(実は17日と勘違いしていまして、
おかげで無理やり記事を関連付けてしまいました)。(-_-;)
なぜか?近江・・・。
ブログの最初の記事が「近江を歩く」でした。
奥の細道歩き旅を終えて次の目的とした「芭蕉紀行を歩く」・・・。
その1回目が芭蕉の墓がある大津膳所と周辺の記事でした。
振り返るとまあ~よく続いていると自分で感心しています。
見ていただいている皆様、ありがとうございます。
「ぶらり旅」、まだまだ続けて行きます。
これからもなにとぞご贔屓に!よろしくお願いいたします。m(__)m
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開設2周年おめでとうございます。
この2年間で、いったいどれだけの距離をあるかれたのでしょう。
車中心に移動して、尚且つメタボな私にとっては驚かされるばかりです。
投稿: Iga | 2007年9月10日 (月) 22時38分
Igaさん ありがとうございます。
興味半分で始めたんですが・・・、最近はもうこちらが主で。
初めの頃はタイトルどうりでよかったんですが?
途中からえらいタイトルを付けてしまったと思うことも。
歩きは少なくなりましたが、ちょっと寄り道みたいな感じで続けられたらと。
投稿: 好好爺 | 2007年9月11日 (火) 18時52分
2周年おめでとうございます!
本当にいろいろなところに行かれたのですね。
私が「行きたい!」と思うところにたくさん行かれていて、うらやましい限りです。
なかなか、旅に出られない私にとっては、
本当に良い案内になります。
これからも、いろいろなところのことを書いてくださると、嬉しいです。
私は、けっこう近いのですが、福井の「小浜」・・・これは是非、2泊ぐらいして、国宝のお寺めぐりと海の幸を満喫したい! とずっと思っています。
来年こそ! 来年こそ~!!
投稿: きみこ | 2007年9月11日 (火) 19時48分
きみこさん ありがとうございます。
よく続いたと思っています・・・いやこれからも続けなければと。
少ない時間で廻るところも制限されますが、それもまた楽しいところで。
>福井の「小浜」・・・
実はこの町は国宝めぐりもさることながら、古い町筋歩きも魅力!なんです。
近々行く予定をしてますが、ここはぜひ行ってくださいね。
投稿: 好好爺 | 2007年9月11日 (火) 20時33分