大原の里・宝泉院
酷暑の日だというのに、今日もまた7日のネタで恐縮です。
京都鯖街道を歩いて古知谷阿弥陀寺から大原に戻り、
遅い昼食の後に「宝泉院」を拝観してきました。
三千院門跡前から先には”声明の根本道場「勝林寺」”と
その坊である「実光院」と「宝泉院」があります。
その一番奥の一角にある「宝泉院」。
入口から見る見事な五葉松にびっくりしながら左の「宝楽園」へ。
”「仏神岩組雲海流水花庭」を趣向し、地球太古の創生に遡り、
その原初の海を想像した庭園”とよく分からぬ栞の書き出しには、
今般作庭した・・・とありますからまだ新しいのでしょうか。
さて、坊としての建物は座敷もつましく広くもありませんが、
赤い毛氈に座ってお抹茶をいただきながら
見事な額縁庭園を拝見します。
鴨居と柱に囲まれたなかにある竹林は
まさに日本画の額縁のようです。
左手にはあの五葉松の見事な幹の曲がこれも画のようです。
時間が遅かったせいか人が少なくて、
何も邪魔されずに写真が撮れました。
この辺りはもう趣味的なものですが、
部屋からの水琴窟です。
「鶴亀の庭」側と下は囲炉裏の部屋と庭。
何でも部屋越しに撮ってしまいましたが、
思えばもう少しぐらいは人がいてくれてもよかったかと・・・。
その典型的なのがここ三千院門跡前、
何度行ったか知れませんが、
こんなに人のいない写真が撮れるとは思いませんでした。
やはり季節的なものと平日だからでしょうか?
おかげでゆっくりと大原を散策させてもらいました。
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見事なまでに人がおりませんね!
宝泉院も昨年の秋に行きましたが、どうしても人が邪魔で仕方なかったです。
夏の暑いときの方が、かえって穴場的で良いのかも知れませんね。
投稿: Iga | 2007年8月12日 (日) 22時39分
Igaさん この日はさすがに人が少なかったです。
と言ってもそこは大原、シーズンに比べればですが。
しかし時間が遅いとこんなこともあるんですねぇ。
宝泉院も拝観者はいたんですが、たまたまこの時間は少なく
助かりました。
投稿: 好好爺 | 2007年8月12日 (日) 23時54分