2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28  

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 梅花藻・醒ヶ井宿 | トップページ | 日永うちわ »

2007年7月11日 (水)

紅花咲く芭蕉の故郷

  Pict0051_10   

 まゆはきを俤(おもかげ)にして紅粉(べに)の花” ばせを

いきなりですが、
芭蕉が「おくの細道」で立石寺への途中に詠んだ一句と
紅花でございます・・・が、山形で撮ったものではありません。

またまた新聞の県版からネタ拾いですが、
三重県は伊賀市・・・、
そうなんです!
芭蕉の故郷・伊賀市にこの花があったんです。
「おくの細道」で歩いた時はちょうど時期外れで、
以来一度は見てみたかった花が芭蕉の故郷の地にあったとは!

  Pict0034_8
雨が降るなかでしたが、たまらず行ってきました・・・が
個人の方が栽培されていて場所がどこか分かりません。
近くでうろうろ、
たまらず森林組合作業所に飛び込みました。
ご親切に、あちこちに連絡されて探していただきました。

行きましたらこちらの方もまたご親切で、
お茶までご馳走になったうえ、畑まで案内していただき、
写真を撮るのをじっと待っていてくださいました。
雨のなかありがとうございました。m(__)m

  Pict0004_14
これが摘み取った花びらです。
天日干しすると一時間ごとに色が黄色から赤くなっていくそうです。

  Pict0041_5
何でここに紅花が?と思いましたが、
実は京都の染織家に依頼され
二年前から育てていられるとのことで、
奈良・東大寺の「お水取り」に使われる供物の
「椿の造花」の和紙を染めるのにも用いられているそうです。

  Pict0045_6
まさに眉掃(まゆはき)ですね・・・、あのボンボン?です。

  Pict0027_12
花びらを摘んだ後も次から次に蕾が開き、
小さな花びらを出しています。


雨のなかをわざわざ出かけた甲斐があったというもんで、
見たかった花も見れて満足、満足。

芭蕉さんの故郷で見たベニバナ、
晴れた日にもう一度ゆっくりと撮ってみたいなあ~と・・・
思いながら旧大山田村を後にしました。           

« 梅花藻・醒ヶ井宿 | トップページ | 日永うちわ »

お出かけ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 紅花咲く芭蕉の故郷:

« 梅花藻・醒ヶ井宿 | トップページ | 日永うちわ »