谷汲山華厳寺・奥の院
谷汲に来たらここに寄らないわけにはいけません!
西国三十三ヶ所満願霊場、三十三番札所「谷汲山華厳寺」です。
ここは一番札所の「那智山青岸渡寺」とともに
思いの深い場所でもあります。
何度も来ている所ですが、
やはり三十三ヶ所歩き終えた(もちろん完全徒歩ではありません、
公共交通機関を多用した霊場めぐりでしたが)
結願の時が一番感慨深かったのはいうまでもありません。
それはさておいて、長い門前町を行くと仁王門です。
そこからまた長い参道を行き、石段を上ると本堂があります。
細かい説明は省きますが、
ここの御朱印は過去(笈摺堂)、現在(満願堂)、
未来(本堂)の三つです。
(本堂のご本尊は秘仏の十一面観世音菩薩)
本堂左から千羽鶴の掛けられた渡り廊下を行くと笈摺堂があり、
結願した人たちの奉納した笈摺や傘に杖、
御朱印帳などが納められています。
笈摺堂の横の小さな広場から石段を上がると満願堂です。
ここが華厳寺にある最後のお堂で、
結願した人はここで現在に帰ります。
観光客のほとんどはここから戻っていきますが・・・。
実はここから右に石段が続いており、
ここからが奥の院への参道なのです。
この道筋には西国三十三番の寺に合わせて祠と地蔵があります。
いきなり木の根道が現われて一瞬たじろぎますが、
片道1.5キロ(約30分)の道のりです。
この祠を確認しながらキツイ山道を登って行きます。
小さな渓流を渡り、小滝を眺めながら気持ちのよい・・・いいえ!
息絶え絶えの山行きで、とても写真どころではありません!
三十二番「観音正寺」の祠を見ると
最後に明るい三十三番「奥の院」です。
ここから道は東海自然歩道で横蔵寺まで続いていますが、
写真のように道は草の中、
とても足を踏み入れる気はしませんでした。
その奥の院の奥から見た谷汲の集落です。
やはり結構登ってきています。
戻ります!帰りは足元に注意でしたが、
それでも滝を撮ってきました。
下りですから上から下に降りてきた途中の小滝。
こちらはその下にあった滝、どちらもいい滝です。
そして華厳寺で見た唯一の花でした。
本坊の片隅に咲いていた、
これもやはりアジサイでした。
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谷汲・・・それほど遠くないのに、
私には、なかなか行けない場所です。
西国三十三箇所の最後の札所ですね。
谷汲山華厳寺には、是非一度行ってみたい。
そう思っています。
投稿: きみこ | 2007年7月16日 (月) 23時41分
きみこさん ここはまた格別の思いがある所です。
三十三ヶ所、観光客の多い寺ですが(ここもそうです)、
ここ華厳寺は結願された方たちがみえるので、余計に霊場の
雰囲気が伝わってきます。
何度行ってもなぜか気分が違うところです。
投稿: 好好爺 | 2007年7月17日 (火) 09時06分