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2007年5月26日 (土)

若冲と五百羅漢の石峰寺

このところ人気急騰の伊藤若冲、各地で若冲展が開催されているが
見に行きたいと思いながらも残念ながら正直我が身に知識が無い。

若冲を調べていたら彼が晩年に隠遁生活をしていたという、
京都深草の「石峰寺(せきほうじ)」に彼の墓とゆかりの
五百羅漢があるというではないですか。

行ってきました。

Pict0005_4 Pict0006_7
赤い中国風の山門を入ると眩しい花壇に迎えられ本堂に。
正式には「黄檗宗・百丈山石峰寺」で禅道場とあります。

本堂横の右手に若冲の墓がありました。
 Pict0009_10
墓石面には「斗米庵若冲居子墓」とあります。
晩年隠遁者としてこの寺の古庵に住み、
米一斗に一画を報い斗米翁として生涯を閉じた・・・と。

戻ると山門と見間違うよな羅漢参道赤門をくぐります。

 Pict0011_6

すぐに釈迦誕生、来迎諸普(立札は来迎菩薩)の場?が
竹林の中にありました。

 Pict0012_1_3
栞から引用します
”当寺の五百羅漢は若冲が磊落な筆法にて下絵を描き、
石工に彫らせたもので釈迦誕生より涅槃に至るものを中心とし
諸菩薩、羅漢を一山に安置したものである・・・”と

この羅漢山の構成はこの後、出山の釈迦、十八羅漢、
説法(釈迦・文殊・普賢)、托鉢修行、涅槃場、賽の河原と続きます。

では順番に行きますが、
写真が多くなりますので羅漢の表情を中心に載せていきます。

次の「出山の釈迦」です。

 Pict0026_5
ちょっと明暗があってこれは失敗でしした・・・。

次が「十八羅漢」です。

 Pict0032_5

次が説法(釈迦・文殊・普賢)ですが、

 Pict0036_7
右から文殊・釈迦・普賢です。

次が「托鉢修行」、解説はできません、
ただ写真だけです。

 Pict0044_2
言われれば何となく・・・見えますかね~。

次が「涅槃場」と札にありました。

 Pict0051_5
ここは面白かったんで(といったらいかんですかね?)
もう一枚。

 Pict0054_2  
何かわからんのが何となく、これも羅漢?なんて。

そして最後が「賽の河原」でした。

 Pict0021_10
どうもこの賽の河原?って・・・、これも若冲?と
つい思ってしまいましたが こんなのも下絵があるのかな~~?

若冲フアンが多いんでしょうかね~。
若いアベックもいて驚きでした。

このまま帰ったんでは若冲に申し分けないと、
これも関係の深い相国寺に行きました。

「相国寺承天閣美術館」で開催中の「若冲展」、
なんと入場制限80分でございます。

Pict0060_4 Pict0061_1
凄い人気ですね~。
待つ余裕はございませんでした、
若冲恐るべし!いさぎよく退散です。

さて、
久しぶりの京都でしたが時間が余ってしまった・・・・・。

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お出かけ」カテゴリの記事

コメント

お久しぶりでございます~!
若冲、人気ですね。
名古屋では、それほどでもないですけど。
会期ももう少しなので、明日にでも、若冲展へ言って来ようと思っています。

きみこさん、お久しぶりです。

>若冲、人気ですね
少し、いや~まったくあまかったですわ!
この美術館、広さがどれほどなのか知れませんが、
まさか入場制限とはね。
県美に今日行かれたんですか?日曜日だから凄い人だったでしょう。

父母が、名古屋市博物館の障壁画展に行ったので、今日は留守番要員にされてしまいました。
よって・・・水曜日にリベンジ! の予定です。
名古屋ではあまり話題になりませんでしたが、
東京や京都での若冲展の人出はすごかったので、
仕方がないですけど・・・
やはり、あまり混雑していると、興がそがれますよね。

きみこさん、もしかしたら?

私も天気予報を見ながら行く日を考えているんですが。
平日でも混みそうですね~。
>名古屋市博物館の障壁画展
これも魅力あるんですが、今はもう若冲をと・・京都のリベンジです。

相国寺のコメント。やはりそうですね。ひどいの一言です。禅寺、それも本山のいつもは凛とした佇まいの中が、まぁ何と恐ろしくも・・。どうして??どうしてなの??
そうです。観光バスの駐車場が出来た時からこんな予感がしてたんです。京都ブーム。これでしょうね。これに乗っかった。かな??

母の友さん、はじめまして。

今は寺の公開時期ではないからなのでしょうか?
この日はこちらが目的の人が多くて、寺を訪れた人には迷惑だったしょう。
>いつもは凛とした佇まいの中が
京都五山の一つだけに、やっぱり観光客は多いですね。
雰囲気を楽しむのはこの期間は無理として?さて、
いつになるんでしょうか?

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