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2007年4月30日 (月)

山吹咲く壷阪寺

逆になりましたが岡寺の前に行った壷阪寺、
この日は実はこちらに用があったんですが、
旬の石楠花を先に載せました。

用は別としてここは西国三十三所の第六番札所で、
正式には「壷阪山南法華寺」ですが、
壷阪寺といえば浄瑠璃「壷阪霊験記」のお里・沢一で有名な
お寺であります。

 0428asuka018
多宝塔と本堂の一部ですが、
間の参道(スロープ)沿いに山吹の黄色い花が見えています。

この寺の説明は省きますが、
西国三十三所巡拝を含めて何回か来てますが、
いつも工事中でまともに参道を歩いたことがありませんでした。
どうやら完成したようで(まだ工事中の所はありますが)、
この日は新しい階段の参道を登りましたが、
入山料も600円と値上げされてました(聞けば昨年6月からだと)。
さすがというか実にしっかりしております。
(ただし無料接待券?が付いてますが)
 
 0428asuka004
三重塔上の西国三十三所観音場の石楠花と山吹です。

ここは山吹で有名な寺でもあるんですが、
何やら三重塔の周りには”ぼたん”も植えられ
華やかになっています。

スロープの参道沿いに咲く山吹です。

 0428asuka006
 0428asuka017
八重の見事なものですが、この先に一重の群生もあります。
少し時期が遅かったか?
色褪せが目だっていましたので敢えてボツにしました。

この日は目的は違いましたが、
西国三十三観音の第六番と七番を回って
久しぶりに西国巡拝の気分を味わった一日でした。

2007年4月29日 (日)

石楠花の西国七番札所岡寺

西国三十三ケ所めぐりではないんですが、
昨日は久しぶりに第六番札所の壷阪寺と
第七番の岡寺に行きました。

壷阪寺はヤマブキの花どころで、
今が満開!境内が黄色に染まっています。
ただ、今日は岡寺の石楠花です。

入口の案内では見頃でしたが?

 Pict0027_5
本堂から奥の院へと続く道に入ると、
両側の山腹を埋め尽くすかのように咲く石楠花が
迎えてくれました。

 Pict0034_4
カメラのフレームで全景を撮るのはとても無理で、
また入りません!
凄いスケールで圧倒されます、まさに石楠花の山です。

 Pict0029_4
カメラではせいぜい小細工で
花を引立たせるだけしか出来ません。

 Pict0035_4
昨年見た室生寺の石楠花も凄かったですが、
あそこは身近にわんさかあるので撮り易すかったんですが、
ここは見上げたり、見下ろしたりで、
結局は平凡なアングルになってしまったりして。

 Pict0046_4
山腹を巻く道は花の中を分け入るようで両側にびっしりです。

石楠花を楽しむにはもってこいの道ですが、
少しは本堂を入れてと思ったんですが、
このアングルが精一杯の場所でした。

 Pict0053

最後はやはりアップを一枚。

 Pict0047_2

見上げたり見下ろしたりと石楠花の山を散策した、
初体験の岡寺、
「西国三十三所・第七番札所、東光山龍蓋寺」でした。

 ※ 撮影 4月28日

2007年4月28日 (土)

石楠花の湖東三山西明寺

湖東三山、紅葉ばかりではありません・・・
と、いうほど大げさではないんですが石楠花があります。

ここ西明寺の庭園「蓬莱庭」に楚楚として咲く石楠花です。

 Pict0013_3
今年は花つきが悪いのかあまり咲いていませんでした。
数本しかない石楠花ですが
庭園に咲く花はまた違った趣があっていいんですが、
これではあまりにも寂しい?がホンネです。

Pict0028_3
ここはそれでも咲いている方だそうです。

 Pict0015_3
 Pict0027_4
これも花だけじゃ悩みますわ。
いろいろ工夫してもこんなもんです。

 Pict0026_1

で、もう一工夫してみます。

 Pict0030_2_2
咲いていたドウダンツツジを入れてみました。
が、どうみても自分だけで楽しんでいる西明寺の石楠花でした。

今、湖東三山では彦根城築城400年祭を記念して
寺宝特別公開がされています。
ここでは「御前立秘仏虎薬師如来」が公開されていました。
虎の背に乗る薬師如来像です。
彦根藩4代目当主井伊直興公からの寄進されたものだそうです。

2007年4月27日 (金)

尾張津島藤まつり

知県で”藤”といえば津島の天王川公園か
江南の曼荼羅寺公園。
ぶらっと出かけるには車が使いやすい津島の天王川公園か?
と、いうことで早いとは知りながら”藤”を見に行く。

ここの藤棚は天王川の上に巾12~30mで、
およそ275mにわたり続くという見事なもので、
九尺藤を中心に、紫カピタンや六尺藤など
12種類114本があるという。

  Pict0041_1_1
藤棚はこんな感じです。
残念ながら九尺藤はまだ早かった(3~5分咲き?)が、
カピタン藤(下の写真)はほぼ満開です。

  Pict0010_2
4月21日から「尾張津島藤まつり」が始まっていて、
平日とはいえ凄い賑わいである。

他の藤を探して池の周りを歩いていたら、
「中ノ島」という島の前に小さな藤棚があった。

  Pict0035_1_1
ここもまだ満開ではないが結構綺麗に咲いていました。

戻ってまた見る藤棚の九尺藤。
下の細いところまで咲くと満開。

 Pict0039_3
あと少し待ってね!ということか。

藤棚の横に白カピタンと紫カピタンが一緒に咲いていました。

 Pict0051_4

まあ、少しは満足して車に戻ったんですが、
この様子ではまだ少し日にちがかかるようです。

2007年4月26日 (木)

長島水辺のやすらぎパーク

24日の新聞県版に三重県桑名市長島町又木にある
「長島水辺のやすらぎパーク」の
”ぼたん”が見頃との記事が載った。

ここは造られてから日が浅く、今でも整備が続いていて
その都度小さいがいい公園になっている。

 Pict0035_3
牡丹園もまだ造られて一年と短く、
これから年を重ね立派な公園になっていくと思うが、
しかし新聞しかりマスコミの情報は凄いわ。

今までほとんど人が訪れるのを見た事が無いが(失礼 ^^; )、
今日は問合せを含め凄い・・・?といっても混雑はありません。

 Pict0046_3  
若木ですが”ぼたん”はしっかり咲いています。

ここにも朝田寺で見たあの「島錦」がありました。

Pict0041_1
珍しい品種なんでしょうがあるところにはありますね。
ただ樹齢の差は出てしまいますか?
格はやはり向こうが上です。

このあと、なばなの里に花を見に行きましたが、
ここの花木もそろそろ終りに近いようです。
最後はやっぱりこの花ですか。

 Pict0023
花ひろばのチユーリップ、木曽三川公園を載せたらやはりここも
載せないわけにはいかんでしょうから遅まきながら。

120万球が咲き誇るとさすがに見応えはありますが、
今回は何か感動?ちゅうのがいま一つ・・・、でした。

 ※ 写真は全て4月25日撮影です。

2007年4月25日 (水)

松阪城址の”藤”咲き始め

昨日松阪の朝田寺で”ぼたん”を見たんですが、
ここに珍しいバラがあったんです。

木工(モッコウ)バラだそうです。

 Pict0011_3
あとで調べたら何も珍しくなかったんですが(-_-;)、
私としては初めて見るバラでした。
花もいろいろありますね~・・・と書こうとしたんですが、

今日長島町を歩いていたらいろんな所でこのバラを見ました。
あろうことか、「なばなの里」には白い花まであったんです。

これです。

 Pict0001_1_1
知らないのは私だけなのかなあ~?と自問しながらも、
なんともサマにならん話になってしまいました。
今日の長島町花散策はあらためて明日にUPします。

さて、朝田寺から松坂駅まで戻りましたが、
時間があったので松阪城址の藤を見てみようと
そのまま直行しました。
二の丸跡の藤棚の一部です。

 Pict0056_1
花情報では咲き始めだったんですがそのとうりです。 

まだ咲き始めで、
花が満開になると花房が1mほどにもなるという、
樹齢三百数十年、藤棚面積346㎡(105坪)、
主幹周囲が5mもある松阪の名木だそうです。

 Pict0058
あと何日でしょうか、
GWにはその花房を見せてくれるでしょう。

 Pict0060_3
二の丸跡から見る観光スポット御城番屋敷です。
今日は雨交じりで人も少なくここも静かでした。

”ぼたん”と”藤”の松阪散策。
やはりGWがベストのようです。

2007年4月24日 (火)

松阪・朝田寺の”ぼたん”

松阪市朝田の朝田寺(ちょうでんじ)の”ぼたん”が見頃とのこと。
ここには一つの花弁が紅白2色に彩られる、
”島錦”という種類があるということで見に出かけた。

これがそうです。

 Pict0047_1
右の赤い花弁が左のように紅白に染め分けられます。
もう少しはっきりしたのが下です。

 Pict0015_2

 Pict0017_4
実に鮮やかに赤と白に染分けられています。
椿などではたくさんありますがぼたんではあまり無いのですかね?
今まで”寒ぼたん”は撮ったんですが染め分けってのは記憶にない。

この寺は正式には「光福山延命寺朝田寺」で、
地元では「朝田の地蔵さん」といわれて親しまれているそうです。

Pict0004_3 Pict0003_6
桃山時代建築の遺風を残す山門と、
本尊の「地蔵菩薩(国重文)」が安置されている本堂です。
他に曽我蕭白(そがしょうはく)の水墨画で、
昨年秋の「比叡山東海の秘宝展(名古屋市博物館)」に
展示された「唐獅子図」等があります。

ぼたん苑にはおよそ600種があるそうですが、
情報どうり見頃ですがまだ7割程度で、
これから順次咲き揃ってくるようです。

では、その”ぼたん”から少し選んでみました。

 Pict0008_5
これが今日咲いたばかり(だそうで・・・)の一輪です。
咲いたばかりが一番綺麗だと
おっしゃる方がいましたがどうでしょう?

 Pict0022_2
正直、どう撮っていいのか?花だけ撮るのは難しいです。

 Pict0021_5
で、こんなことになるんですが、赤は強烈ですね!

 Pict0025
白はまた清楚でいいんですが何か引き立ちませんね~。
ファインダー越しに見ていると
”ベゴニア”を撮っているんじゃないか?と錯覚してきます。


 Pict0049_2
チョッと違った色と花弁でしたが、
ここは名札が無いので名前はさっぱり分かりません。

”ぼたん”も綺麗ですが、
やはり花だけでは何んともならんです。

 Pict0045_3
唯一苑内にあった塔を入れようと、
サツキの下に潜り込みました。

ここは鉢物もかなりあって花は楽しめるんですが、
それ以外は何もなく(文化財は公開されています)
花を見てさよならでした。

2007年4月22日 (日)

養老の滝

Pict0016_2 岐阜県養老町にある養老の滝。

養老山脈養老山の山麓にある
高さ30mの名瀑で、
”滝がお酒に・・・”で有名な
ところですが、
日本百名水の「菊水泉」があると
ころでも知られてます。
また紅葉の名所でもあり、
秋のシーズンには大変な賑いを
見せます。



・・・と一応紹介をしておきまして、
朝からひとっ走り汗をかきに行ってきました。

駐車場から滝まではおよそ1キロの遊歩道を行きます。
もちろん目当ては野の花、
といってもこの辺りは養老山脈の麓で、
かなり山野草に期待したんですが!やはり無理ですね~。

で、いきなりしゃがの群生です。

 Pict0009_7
ほんの一部しか枠に入っていませんが、
リフト乗り場への入口に土手一杯に咲いていました。

 Pict0001_11
こちらはムラサキカタバミ
平地の道筋でよく見かける花です。

 Pict0006_4
チョッと暗いですがシロヤマブキです。
ヤマブキはたくさん咲いていたんですが白はほんの少しでした。

滝を見て山上駐車場で引き返します。
行きには気が付かなかったんですが下の駐車場の傍にこの花が、

 Pict0027_3
オドリコソウです。こちらはピンク。

 Pict0029_3
そして白です。両方を見れるとはまたラッキー!な。

今日はほんとに一汗かいて花を楽しんだ
「養老の滝」遊歩道でした。

2007年4月21日 (土)

三重県上野森林公園

大阪で所用を済ませた帰りに三重県の「上野森林公園」に寄った。
もう野の花は限界だと思いながら、
彷徨う自分が春の花を求めています。

 04210020
4月も下旬に入って
少しは花があるかと期待して園内をぶらついたんですが、
なかなか思うようにいないもので、
やはりメインはタンポポとスミレぐらい。
野の花は無理か?と園内を半周してきたら極め付きの
春の花がありました。

 04210009
ハルリンドウ
1個見つかると必ず周辺に群生しているから楽しい。
これが野の花に会えた唯一の収穫でした。

今日は野草ではなく、花木に珍しいのが。

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ザイフリボク
初めて見る木の花で、調べてみたらシデ(四手・注連縄
などに使う白い紙片)のように細長い白い花弁からきているそうです。
チョッと高いところにあって曇り空、カメラもコンデジの旧型と
弁解がましくなりますが、花色が空に吸収されたうえピンボケです。

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これはマルバアオダモ
木はみても分かりませんから花はなおさらのこと、
木札に書かれた名前のおかげです。

そして最後の仕上げはこちらです。

 04210016
ユスラウメ
名前は知っていたんですが花は初めて見ました。
もう終りに近くて咲き残った花です。
最盛期は綺麗でしょうね~。

今日は初めて見た木の花たちばかりで
大いに得した気持ちでした。

2007年4月20日 (金)

春の野の花・月見の森

今日の野の花めぐりは岐阜県南濃町にある「月見の森」です。
標高は分かりませんがかなり登っていく、森というより山に近いです。
駐車場から遊歩道を行くか、途中にある温泉施設
「水晶の湯」まで行くバスの車道を歩くかですが、
今日も車道を行きました。

 Pict0002_5
いきなりイカリソウから入ったんですが、
これは薬草園にあったもので
自然ものではありません。久しぶりに見た花なのでトップです。
この辺りまでかなり登ってきました。
この先も緩やかなカーブの道をのんびりと登って行きます。


Pict0008_4 Pict0009_6
中腹にある「いこいの広場」の「陸の灯台」と、
「月見の広場(展望台)」へ直接登る急角度の階段です。
ここの階段は全部で258段(国道258号に掛けてある)ある
そうですが、ここまでも階段でこれます。
ただこれも結構きつい石段です。

今日は野の花を探しながら歩くのでそのまま車道を行きましたが、
いたるところで遊歩道と交差するからどこから行っても
最後は「月見の広場」に出るようになっています。

 Pict0021_4
その「月見の広場」の最上階から見た景色ですが、
前の川は揖斐川で少し霞みがかかって遠望はよくなかったです。

さて、肝心の野の花ですが、

 Pict0013_2
山ですね~、早春の花イワカガミです。
今年は山に行っていないのでこういう花は嬉しいものです。

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ショウジョウバカマです。それも赤と白の競演です。
白は珍しいですね~?今まで見た記憶はありません。
山では雪を割って立ち上がる花との印象が強いので、
この辺りで見るとまだ咲いている?って感じです。

両方とも残雪の山中でみると感動ものなんですが、
こうした場所では何か普通の野草を見ているみたいで・・・、
でも遇えて嬉しい花。

後は小さな野の花たちでしたが最後に見たのがこれ、

 Pict0039_2
カリン(バラ科)だそうです。初めて見ました。
非常に写真に撮りにくい花で、
正面から見れる花は花弁が朽ちていて、
いいのは横向きばっかりでどう撮ったらいいんでしょうね? 
もう一枚、こんな花ですがまだ半開きです。

 Pict0049_1
カメラを頭上に持ち上げたりして苦労した割には
あまり綺麗な花に撮れてないな~・・・などとつぶやきながら、
野の花には限界を感じ始めている爺でした。

2007年4月19日 (木)

里山に春の野の花

今日は青空のなか里山に野の花を撮りに出かけた。
目指すは菰野町の「三重県民の森」、
行く途中は田園風景が広がり目の前に鈴鹿連峰が迫る
のどかな所です。

 Pict0001e
田園風景といえばこの時期、目にするのはレンゲ畑でしょう。
走っていてようやく見つけたレンゲ畑、菰野町潤田付近ですが
花はまだ満開には早く少ないですね。

 Pict0002_4
強風で花が揺れてどこにピントがあったのやら?
花が左に流れてます。

こちらはなんと、ヒバリじゃないですか!(と思います)。

 Pict0012e
これもボケボケですが、ヒバリですよね、ね。
飛んだら上で飛んでいたのと一緒に鳴いていたから間違いない?
と思うんだけれど、鳥は自信ないな~。

   やっぱり違っていました(-_-;) 
      ⇒ 教えていただきました、ホオジロでした。

 Pict0001_10
昔はいたるところで見かけた風景ですが、今は探すのが大変です。
ここは今でもかなり残っていますが、それでも少なくなりました。
山は、左が鈴鹿の槍といわれる鎌ケ岳、右は主峰御在所岳です。
目の前がゴルフ場の三重カンツリークラブです。
ここから「三重県民の森」はすぐ。

桜の記事は先に書きましたが、里山の野の花は何処も一緒ですね~。
なかで珍しい花がありました。

 Pict0052
遊歩道(といっても何本もありますが)に咲いていたヒメハギです。
なかなかアップを撮るのはしんどいんですが(腕が悪い?年です)、

 Pict0054_1
横から撮ってみましたがこんなもんです。

紫系が続きましたから一枚黄色を入れます。

 Pict0021_3
キンポウゲ(ウマノアシガタ)です。
春の野草でよく知られています。
春はやはり黄色系ですかね~。

撮り溜めた他の花はまた機会があったら紹介しますが、
なかなか珍しい花にはお目にかかれません。
やっぱり地面に這いつくばるより上に見る花のほうが楽ですわ。

御衣黄と鬱金桜

以前に書いた桜の御衣黄の記事で
黄色の混じった花と緑系の花があり、
御衣黄(ぎょいこう)にも種類があるのかと思っていたんです。
その後偶然テレビで鬱金桜(うこんざくら)のビデオをみてから、
黄色の混じった桜は鬱金桜ではないか?と疑問に思っていました。

それ以来現物を見て確認したいと探していたんですが
今日ようやく2本の桜を見つけました。

 Pict0038_2
 Pict0037e
上が御衣黄、下がその鬱金(・・桜、ではない)の木です。
場所は菰野町の「三重県民の森」です。
ここの管理棟の周辺に記念植樹の桜が6種・12本ありますが、
そのなかに御衣黄と鬱金が並んで咲いていました。 

こちらが花のアップです。

 Pict0024 
これが御衣黄、わが近くの公園の緑色の桜と同じです。
花柄も色も間違いありません(当たり前です)。

 Pict0028_2 
こちらが鬱金、チョッと白っぽく見えますが
すかしてみると淡い黄緑の花ですね。

我が近くの公園にある黄色が混じった御衣黄と
同じに見えますが・・・?
となるとあれは鬱金桜ですかね~。

念のため両方が絡んだ写真です。

 Pict0022
「鬱金(バラ科)」と書かれた名前を確認したので
何か胸のつかえが取れた気分です。が・・・・・。

やはり御衣黄は緑の桜の一種類しかないとしておきましょう。

2007年4月18日 (水)

日本昭和音楽村・上石津町

三重県と岐阜県の県境にある大垣市上石津町の緑に囲まれた
水嶺湖の湖畔に「日本昭和音楽村」がある。

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上石津町生まれの作曲家・江口夜詩(十九の春・憧れのハワイ航路・
赤いランプの終列車などを作曲)を顕彰して建てられた
「江口夜詩記念館」があり、
別棟には「FN(フォーク・ニューミュージック)音楽舘」
が併設されている。

Pict0001_9 Pict0013_1
左は撮ってはいけなかった記念館の内部ですが、
入口からなのでチョッとだけ感じをと載せてしまいます。

展示館では今特別展を開催中で、
昨日興味のあった「江口夜詩と昭和を彩った”歌”たち」を見ました。
昭和の初期から中期にかけて当時に流行った歌のSPレコードや
楽譜ピース等が展示されていて、つい若い頃を思い起こしました。
レコードも古いもんね~(CDが視聴できます)。
しかし人が少ないんですね~。日曜や祝日は分かりませんが、
何か施設がもったいないような気がするほどです。

そしてここから近くの「緑の村公園」に寄ります。
公園から音楽村はサイクルロードで結ばれていて、
サイクリングができるよう自転車の貸し出しもされています。

ほとんど無人の「緑の村公園」で野の花を探していたら、
なんと偶然にも事務所の傍に石楠花が咲いていました。

 Pict0038_1
今年初めて見る石楠花です。

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こちらはピンク、まだ少し咲き初めで小さいです。

ただ、石楠花と喜んだんですが、花だけではどうにもならんですわ。
といってもバックにするものは何も無かったので無理やりですが、

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青い空と雲を入れてみました。
写真撮るのもいろいろと考えるんですが、
これは空と雲に貫禄負けでした。m(__)m

他にも野の花を撮ったんですがとりあえず公園にあった木の花。

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ヤマブキです。もうこの時期なんですね~。
あらためて季節の変り目を感じたひとときでした。

2007年4月17日 (火)

三多気の野の花

またまた三多気ですが今回は桜ではありません。
「三多気の桜」を見て歩いて
駐車場まで戻る途中で見た野の花です。

参道からすでに東海自然歩道になっていますが、
途中から少し地道となるため里山の雰囲気があり
野の花が楽しめます。

桜はあまりパッとしなかった分、
可愛い?野の花で楽しんでもらいます。

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参道の土手でみたニリンソウです。

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こちらはカキドオシ、いたるところで群れていました。

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そしてヘビイチゴ、黄色い五弁が輝きます。

 0415mitake052
これはクサノオウ、茎や葉に傷をつけると黄色い汁が出るので
「草の黄」の名がついたとか? 有毒です。

 0415mitake061
極めつきは自然歩道に群生していたヤマルリソウです。
薄紅と紫の可愛い花が美しい。

 0415mitake056
これはよく見かけるムラサキケマン、どこでも見かけます。

自然歩道は国道368号に出て、伊勢本街道になります。

 0415mitake066
上払戸の国道沿いに咲いていたつつじですが、
これにはびっくり!凄い群生、
というかどうなっているんでしょう?なんとも見事です。

桜とは違った里山の野の花たちに癒されて、
綺麗なつつじも見て山深い山村を後にしました。

2007年4月16日 (月)

三多気の桜・続編

昨日はさわりの部分だけでした「三多気の桜」ですが続編です。
参道の桜並木もさすがに葉桜が目立って落花盛んですが、
何とか咲き残る桜を拾って行きました。

まずは中央部より下に戻った辺りの桜ですが、
何とか見れました。

 0415mitake047
ここは車道で駐車場が空いていれば国道から車で上がってきます。

 0415mitake045
シャトルバスから降りて参道に入ったすぐの桜です。

本来は国道から参道を来るとこの辺りが三多気の桜の中心部で、
駐車場もここにあるんですが今日は満車でした。
ここから参道は周りに露店が並ぶ歩行者天国になっています。

 0415mitake009
急な参道を喘ぎながら登って行きますが、
ときおり振り返ってはこうした景色を見ながら一休みします。

0415mitake014
ここがお馴染の場所、
田んぼに張られた水面に映る撮影スポットになります。

0415mitake021_1 0415mitake022
参道を登りきると見事な「真福院」の山門があります。
境内からさらに石段を登っていくと本堂です、
ようやく着いたって感じです。

今日は祭りの日で、
境内では見物人が参加しての餅つきがありました。

0415mitake029 0415mitake032
商工会の人たちがある程度つき終った餅を長い棒でつき直しますが、
餅つきと言うよりかこね回しみたいです。
桜見物をしながらこれが目当てのお客さんも多いようです。

帰りは来た参道を引き返しますが、最後はこの桜です。

 0415mitake038
皆さんが水面の写真を撮っていた場所の
参道際にある桜ですが、
幹の途中が空洞化して裂けたような片側だけの幹が、
花の咲いた木を必死で持ちこたえているようです。
これは後に一本桜を入れて撮りましたが、
上から見るとこんなんです。

 0415mitake017
いつまで持つのかと思うほどですが、
木の生命力を見た気がしました。

帰りは歩いて臨時駐車場まで戻りましたが、
すでに満車で入れない車が右往左往していました。
日曜日の桜見物、どこも凄いですね~。

2007年4月15日 (日)

美杉町・三多気の桜

昨日の吉野の桜に納得できず、
今日は三多気の桜に最後の願いを託す。

津市美杉町(旧美杉村)三多気の「三多気の桜」。
真言宗の古刹、真福院の参道1.5キロにわたって続く桜並木だが、
これも昨日の風がどう影響しているか?

 Pict0037_1
かなり葉桜に近い木が多かったが、
定番の撮影スポットは何とか持ちこたえてくれている。
段飾りに雛さんが並ぶように、
すでに何十人かの人たちが狙っているポイントからの画です。
これが一番下の段から。

 Pict0019_3
ここは中段?からで、良し悪しは別にしてここの桜をどう撮るか、
皆さん必死でカメラを覗いています。
凄いカメラと三脚が所狭しと並び新参者は上へ、
上へと押し上げられます。

Pict0028_1
これは最上部のお寺の境内横から見た桜です。

おそらくこの画は他の人は撮っていないと思う場所で、
アングル的にはなんも面白くないですが、
私的には好きな場所です。
横着をしてテレコンを付けなかったんですが、
もう少しアップにすればよかったかと見ながら反省しています。

桜を見て上多気の村を散策。
「道の駅」で食事をたのんでいたら、
いきなりグラッグラッ!ときました。
地震です!!
テレビでは三重県の中部が震源地だと、近くやんかい!

家は無人です、遊んでいる場合やない!と
戻り始めたら高速道路は通行止め、
ラジオでは大した被害はなさそうでひとまずホッと。
ただ、焦るんですね~。
焦っても仕方ないんですが何故かつい!

結局いつもより1時間遅れで家に到着。

今、記事を書いてる最中ですが(6:36頃)
結構な揺れがありました。
余震です
何のブログや分かれへんで!とりあえずUPします。

2007年4月14日 (土)

葉桜の吉野山

13日の花便りに吉野山中千本・満開とあったので、
今年の桜は吉野が最後と出かけたら、な~~んと、
見事な散り桜ではありませんか。

 0414yosino006_1
全て葉桜です。
しょうが無いんで、ほんの少し咲いていた桜を入れて。

 0414yosino008
どうにもなりません!聞くところによりますと、
3日前までは見事に満開だったそうです・・が。

駐車場のおじさん曰く
”昨日は風が強く、まことに見事なさくら吹雪だった”
それにまた”夜半の雨が輪をかけて今日は見事な葉桜だ”と!!
”来てもらうお客さんには申し訳ないです”。
当たり前田!の・・・・・?。

これはどうしようもないと証拠写真を撮った後、
急遽ハイキングに切り替えて中千本から奥千本へ。

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奥千本の桜もほとんど咲き始めで小さい花がちらほらでした。
西行庵、苔清水をみて宝塔i院跡へ、
ここから「女人結界碑」を見に山上ケ岳方面に少し行きます。

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左に山上ケ岳への古道を分ける中央に「従是女人結界」の
文字が刻まれた碑が建ちます。
ここから先は修験道修行の大峯奥駈道で、
かってはこれより先は女人禁制の道であったそうです。

そういえば、
あの義経と静御前が涙の別れをした場所がここと、
何かで読んだ気がしたが?はて、あれはなんだったか。

結局、我が身もここで引き返します。
静御前はこの後捉えられますが、
我が身は捉われることなく吉野山を一周して、
ハイキングと綺麗な葉桜を楽しみました。

2007年4月13日 (金)

御衣黄(ぎょいこう)

2日連続のドライブでさすがに今日は休養と、
近くの公園に散歩に出たら御衣黄(ぎょいこう)が咲いていた。

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御衣黄、桜です。

昨年は4月20日に同じ記事を載せたんですが今年は1週間早い。
めずらしい緑色の八重咲きで花弁は12~14枚、
緑に黄色が混じって写真のように房となって咲く。

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こちらが黄色の混じった花で、
この公園には10本の木があり(昨年は間違って4本と書いてしまった)
そのうち8本がこの種。
残りの2本は緑系です。

 Pict0046_2
これがその緑が強い花なんですが、
手元の図鑑にはこちらの写真が載ってますから、
御衣黄にも種類があるんですかね。

この桜が咲くと他の桜が散って、
辺りは花びらの絨毯のようになります。

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ここはもう散り初めでまもなく散り果てますが、
御衣黄はまだしばらくは楽しめそうです。  

2007年4月12日 (木)

近江のお兼・マキノ町海津

ひょんなことから長唄「近江のお兼」の話になり、
その経緯がマキノ町にある
とのことで急遽リサーチに出かけることに。
4年ぶりのマキノ町です。

マキノ町といえば海津大崎の桜!
駅前に車を止めるとすでに人だかりです。
時期だもんね~、しかし今日はすぐ観光案内所へ。
”「近江のお兼」の資料あります?”、
”これに載っていると思います”と頂いたのが
海津物語という冊子でした。

菩提寺「福禅寺」の場所を聞いて湖岸通を海津大崎方面に歩きます。

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通りから遠望する大崎の桜ですが、今日はこちらは関係なし。
しかし歩く人、海上バスの人、遊覧船の人となんでこんなに多いの?

西浜から海津に入るとその菩提寺「福善寺」がありますが、
ここはまた石積みの町でもあります。

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村を水害から守るために
湖岸沿いを石積みしたのは西与一左衛門さん。
その碑は西浜の「連光寺」にありました。
右は福善寺山門、立派です。

Pict0016_1Pict0017_3 
こちらは「福禅寺」本堂と、
左手にある「海津のお金(お兼)」の墓です。

 Pict0012_2
駒札には
” 約千年前、マキノ町海津にお金という遊女がおり、東国の武士が
 馬の足を湖畔で洗う際に何か物に驚いて暴れはじめたのを、
 通りがかったお金が下駄のままで馬の手綱を踏まえてとりしずめた。
 この美談が「古今著聞集」に記されています。この大力女に材をとり
 長唄「近江のお兼」が 舞踊化された” 
と書かれていますが、この文章はチョッと端折りすぎでは?

冊子にはかなり細かく表現されています。
引用しますと、
” しかしこのお金が、どこの生まれの者でまたその後 どうして
 生涯を終えたものかは知る由もありませんが、いつのころからか、
 お金の菩提寺として中小路町福禅寺の駒札に書き残されて
 今日に伝えられる・・・” と。

”日本舞踊や歌舞伎の世界では有名な「近江のお兼」はこの海津に
 伝わる伝説「海津のお金(怪力お金)」がモデルになっったと
 言われており、七世市川団十郎が江戸時代後期に上演したのが
 始まりとされています。”
と結ばれています。

長くなりましたがマキノ町海津、桜だけではありませんぞ!
他にも寺社文化財など多々、
歴史と文化と景勝が織りなすロマンのまち。

今日は「海津のお金」を探りましたが? 
んん~んやっぱり桜がいいわ。

大崎の桜並木もいいが、
他の人のブログで知った「清水(しょうず)の桜」。
帰り道の国道161沿いにありました。

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樹齢300年、見事な古木桜です。

昨日、今日と
2日連続で素晴らしい桜を堪能させてもらいました。

2007年4月11日 (水)

MIHOMUSEUMと畑のしだれ

久しぶりに美術鑑賞に「MIHO MUSEUM」に出かけた。
開館10周年記念特別展Ⅰ「中国・山東省の仏像 飛鳥仏の面影」と
同時開催の、「小さきものみな美し」を観る。

というのは口実で、もう一つの目的は”しだれ桜”の鑑賞でした。
ここ信楽の山中にあり設計テーマが桃源郷。
レセプション棟から本館までのアプローチが好きなんです。
なぜか?
それはこれ、レセプション棟を出ると”しだれ桜”がエスコート。

Pict0015_1 Pict0017_1_1
残念ながら枝垂桜は早すぎました。
これはまた来年挑戦です。
そして長いトンネルをくぐります。

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カーブするトンネルを行くとやがて出口から本館が見え始めます。

Pict0011_1 Pict0010_1
トンネルを出るとこれも長いブリッジが待ち受けます。
そして本館のエントランス。
ゆっくり歩いても7~8分、もちろん電動カーもありますからどちらでも。
美術館内は省きますが、建築容積の80%が地中に造られていると・・。
それだけ山の中に在ります。

これじゃあまりにも寂しいので、帰りに案内板で見た近くのしだれ桜を
見に寄りました。信楽町畑(深堂の郷)にある「畑のしだれ桜」です。

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 正面と、

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 反対側から。

こんな山深い里に見事なしだれ桜です。
曰くは二つ書いてありましたが省きまして、
ただ樹齢400年・甲賀市の指定天然記念物だそうです。
犬も歩けば・・・・・で、今まで何度も通りながら、
こんな桜があるとは知りませんでした。

美術館のコレクションもよかった、桜もよかった!
満足のひとときでした。

2007年4月10日 (火)

伊奈富神社・紫つつじ

鈴鹿市稲生町にある伊奈富神社(いのおじんじゃ)の「紫つつじ」を見に行く。
伊勢鉄道「鈴鹿サーキット稲生」駅から南に500mぐらいにあるので、
車より電車の方が速く今日は公共交通機関です。

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「稲生民俗資料館」横にステンレス製?の鳥居が建ち、
奥に延びる参道を行くと右手に本堂がありまする。

参道に沿って弘法大師が一夜で造ったと伝えられる
「七島池庭園」がある。

  0410inou003_1  
自然湧水の池の中に七つの島が造られているので
その名が付いたそうですが、
日本最古の庭園といわれ「県指定文化財・名勝」です。

これが庭園かどうかは別として、
「おくの細道」で歩いた栃木市の大神神社にある
「室の八島」をつい思い出しました。

ここは本殿裏の稲生山全域に咲き誇る「紫つつじ」と
「獅子舞」が有名です。
ちょうど「つつじまつり」の最中で、
15日にはその獅子舞が行われるそうです。

さてその「紫つつじ」ですが、
本殿横から遊歩道があり山をぐるっと回れるように
なっていて、つつじを見ることができます。

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西側ですが、
まだ早い木もありこちらは今週末までには満開?かも。

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ちょうど半周して来た中央部です。
全体にはこういうのが山に散らばっているんですが、
杉の木が邪魔をしてカメラ画的には面白くありません。
この中央部から天王社へ抜ける道が「紫つつじ」のトンネルなんです。
もちろん逆もまたありですが。

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少しの短いトンネルですが、
つつじもこれだけ咲くと見ごたえ充分です。
・・・これってほんとにつつじ?と思われる人に。

そうなんです、つつじです、 これがその一部分です。

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春はいろんな花が咲きますね、
帰りは近鉄「白子」駅に歩きました。

道端にはタンポポ、シロバナタンポポ、ハルノノゲシ、
オオジシバリ、キンポウゲ、カラスノエンドウなど
野の花が賑やかで良き日でした。

2007年4月 9日 (月)

木曽三川公園・チューリップ

「木曽三川公園のチューリップ祭り」が始まりました。

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さすがに綺麗ですね~。
毎年対比される「なばなの里」も盛況のようですがそちらは有料です。

木曽三川公園は無料で手軽に楽しめるとあって家族連れに大人気!
今日も月曜日というのに開園から家族連れ、幼稚園児たち、
おじいちゃん、おばあちゃんと大賑わいでございます。

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あまりの良い天気につい来てしまったんですが、
さあカメラをとバックを・・・?? カメラがない! 
なんと入れ忘れました。
いつもは写真をパソコンに落とした後にバックに入れるんですが、
昨日は?少し酔っていたかなあ~~~、何とも間の抜けた話です。
仕方なく携帯カメラで対応しています。

珍しいチューリップを2つ。
珍しいと思ったのはもしかしたら自分だけなのかも知れませんが?

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「フラッシュポイント」。
一つの株に枝分かれして複数の花が咲く珍しいチューリップです。 
豪華とありましたが、確かに!

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そしてこちらは「ウェバースバーロット」だそうです。
これってチューリップ?・・・ 見えますか? 
私にはとても見えませんが、何とも凄いのがあるんですね~~!

木曽三川公園のチューリップ祭り、春本番です。

2007年4月 8日 (日)

桜紀行・犬山祭

祭を見るなどとはあまり縁がなかったがその祭を見に行く。
といっても春の祭にはやはり桜がつきものなので敢えて桜紀行です。
場所は犬山市で、昨日から始まった
犬山祭(国指定重要無形民俗文化財)の本楽祭(ほんがくさい)です。

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”江戸時代から続く車山(やま)の祭りで、全国的に珍しく
全ての車山(13輌)にからくり人形が施され針鋼神社に奉納する” 
とパンフにありますが、その車山が神社前の広場に集結です。

 Pict0038
一台、一台が神社の鳥居前でからくり人形を奉納した後、
各ルートに分かれて町を練ります。

いやあ~~何年ぶりか記憶にないが、やっぱり祭りですね~いいわ。

 Pict0016
からくり人形のご奉納披露ですが、
もっと凄いのかと思っていたらそれほど大からくりではなく、
仕草がもよく分からない。
始まる前に解説が入るのでおおよそのことは察しが付くんですが
やはりこれは場所のせい?

 Pict0043
別の車山ですが少し花を添えてみました・・・あまり面白くない?
これが13輌続きます。
終わりは14:30頃とアナウンスが・・・。
祭りに来たもののこれはとても付き合っていられません。
この祭りは提灯を点けた夜の引き回しがメインのようです。

結局祭りはここまでで、この後はやはり花見となりました。

お城の下から城見歩道を通って木曽川遊歩道を往復です。

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城見歩道に入る公園橋の横には鯉のぼりが、桜に鯉です。
雛が終わればもう五月の節句なんですね~。

ただの桜じゃ面白くないので少し遊びごころでこんなものを。

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夜を彩る提灯ですがついでに昼間も彩ってもらいました。

そして犬山といえばやはりお城でしょう、国宝です・・・でこれも。

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思いっきり桜で包んでみましたが、
これはどうも平凡でしたね~。

この後お祭りに戻りましたらものすごい人で身動きできません。
ただでさえ狭い道に車山と見物人でぐしゃぐしゃですわ。

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町筋を行く車山に桜が似合います、
祭を見にきてやっぱり桜に戻りました。

犬山祭、小さい町に大きな祭と桜を楽しんだ一日でした。

2007年4月 7日 (土)

桜紀行・京都嵐山界隈

今年は何故か京都に行くと雨になる。
今日も嵐山界隈に桜をと出かけたが早くも雨に。

嵐山公園なんて渡月橋に人があふれて、やはり休日は京都は凄いわ。
結局メインどころはあきらめて亀山公園から大覚寺、
広沢の池に出て佐野邸の枝垂れを見て回わりました。

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亀山公園展望台から保津川の遠望です。
あまり感心した画ではないですがトロッコ列車でも走っていればと。
でも、あまり変わらんね~。

人混みを避けるように大覚寺に向いました。
さすがに人は少なくゆっくりとみて回りましたが、
こんな日は花より庭をみて過ごしたほうがよかったかと、
そんな気もした日でした。

で、今日は桜も遠景で攻めてみます。

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大沢池を行く観桜船、優雅です。
こらは遠景とはいえませんかね~。

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久しぶりに趣味の世界です。
今日は遠景ですので手前をボカしました。

今日の目的がもう一つ、ここです。

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あの円山公園の枝垂桜の桜守、佐野藤右衛門邸の庭の枝垂桜。
これも遠景ですが、さすがにこの枝垂桜は見事でした。
開放してくださる佐野家に感謝です。

何やら雨の中で忙しい半日でした。
桜はもう止めようと思いながら帰ったんですが、ならどうする?
さあ~~どうしましょう?

2007年4月 6日 (金)

南禅寺方丈庭園と弧蓬庵

今日は桜とはまったく関係ない茶人、庭師?の小堀遠州です。
南禅寺の名勝方丈庭園と大徳寺の塔頭「弧蓬庵」、
京都には他にも遠州の手掛けた庭がありますが、
とりあえずこの二つには最近どうしても行きたいと思っていました。

まずはその南禅寺。

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初めて見る大方丈横からの庭園です。
栞には”優雅枯淡で品格のある借景式庭園である。
巨石の姿から、俗に「虎の子渡し」と呼ばれ、・・・・・”と続き、
慶長年間小堀遠州の作庭になるものといわれる。
と結ばれています。

栞や拝観券の写真は正面から左半分の写真が使われています。
こちらです、少し右が足りませんが。

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この庭が素晴らしいとは聞いていましたが、
これが小堀遠州が作ったといわれる庭なんですね~、
遅まきながら見てよかった。
難しい詮議はなしです。

さてもう一つの小堀遠州の弧蓬庵!なぜか気になっていました。

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以前訪ねたことがある長浜市浅井町の菩提寺「近江弧蓬庵」です。

無人です。
拝観料は勝手に本尊前の三方に入れて本堂、庭を拝観します。

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ここには枯山水と池泉回遊式(写真)の庭がありました。

なぜここが近江と付く「弧蓬庵」なのか?
先に書いたように大徳寺塔頭に
遠州自身が晩年の地として建立した「弧蓬庵」があります。

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入り口から見た玄関?の前庭です。

庭園と茶室が有名だそうですが
門には拝観謝絶の札がありました。
「弧蓬庵」が二つあってどちらも菩提寺?
本来はこちらなんですかね~。
したがって浅井町の菩提寺は近江としたそうです。

大徳寺の塔頭といってもムチャ離れてました。
ここは大徳寺西だそうですが、さすが大徳寺です広い~~~。

京都に訪ねた小堀遠州ゆかりの地。
ようやく胸のつかえが取れました。

2007年4月 5日 (木)

桜紀行・岡崎の桜まつり

桜、今日は徳川家康のふるさと三河・岡崎の桜です。
市内を流れる乙川の両岸から、
岡崎公園一帯で桜まつりが開かれている。
”岡崎城のある岡崎公園と伊賀川堤を中心に、
約1,700本のソメイヨシノが咲き誇る”とHPにあった。

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東岡崎駅から乙川左岸を歩き岡崎公園に向うと両岸は桜堤で綺麗だが、川幅が広く河川敷が駐車場のためか車と露店がやけに目に付く。

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天守閣周辺には桜はただ1本あるだけで、それも龍城神社横の桜です。

ここもメイン所は露店に占領されていて桜見物よりほとんどお祭りです。
確かに桜まつり、仕方ないけどもう少し露店と会場を離せないのかね~?
・・・と、これは独り言。

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公園西側の伊賀川堤です、ここも綺麗でまたいいわ。
いろいろ違った雰囲気で楽しめる”純情きらり”の町岡崎です。

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川面に散った桜にも風情があるんですが、
あまりにも寂しく見えてつい通り過ぎる人を入れたのをチョイス。

帰りは乙川の右岸堤防を戻ります。
こちらはまつり気分もない静かなところ、
ここでも見事な桜を見ることが出来て
何ともいえない春を感じたひとときです。

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菜の花と桜なんて嬉しいですね~、
これはまったくの想定外でした。

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就職活動のお嬢さん頑張ってね~~。
”サクラサク・・・”待ってますよ~!

今日も風が強く、川面に垂れた枝なんぞは風に煽られて
花が無理やり散らされているみたいで、
何とも可哀想なぐらいでした。

2007年4月 4日 (水)

桜紀行・道明寺天満宮

旬のものなので日付がダブりますが載せました。

桜紀行、今日は大阪藤井寺市の「道明寺天満宮」に行ってきました。
もちろん祭神は道真公で、梅の名所だそうですが今日は桜です。

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いきなりの桜の出迎えです。山門から奥に桜が続きます。

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境内中央参道と左「天寿殿」壁際の桜並木ですが、
ここの駐車場周辺の桜も凄いです。

今日は大変な風で散り急ぐ花を心配するほどです。

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参道脇に散った花びらが積もって、
思わずまだ早いぞ!なんて。

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参道の桜は行く手を阻むように見事な枝を張り出しています。
桜を撮るときの一番難しいのは
花だけ撮るときだと思っていますが、そのものズバリ、
自分では満足なんですがどうでしょうか? 

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参道先の鳥居の前です、狛犬に絡みつく花枝も楽しい。

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こちらは撫で牛が見ている?桜。
少し遊びごころで撮ってみました。
そして本殿です。

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本殿・幣殿・拝殿の構造からなる権現造りだそうで
屋根は檜皮葺です。

最後はやはり地元の人でしょうか?
桜の下のお婆ちゃんたちです。

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ここはやはり地元に溶け込んだ氏神様なんでしょうね。
これが本来の桜見物だと思いながら天満宮を後にしました。

この後、斑鳩、郡山と雨・風の天気で天理は雪、
やむなく奈良・笠置経由で伊賀上野へ、
しかし何処も大荒れで結局そのまま帰宅の一日でした。

桜紀行・京都平野神社から

ブログのメンテで1日遅れの京都桜紀行になります。

”パーク&ライドで大津・京都に”のパンフをみてこの日急遽実験してみる。
浜大津に車を駐車して京阪・京津線と京都地下鉄、市バス、京都バスが
一日乗り放題のセット券(駐車場代込み)、2100円。

沿線では使い勝手が良いのは東山界隈だが、
これは日曜日に行ったので、
桜情報では満開とあった平野神社がターゲット。

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いきなり境内参道に並ぶ屋台の店や宴席にはかなり興をそがれる。
桜が綺麗だけにもう少し何とかならんかとも思うが、
ここは夜桜がウリのようでまあ仕方がないんでしょうかね。

境内、通りぬけ苑も満開でしたが、
本殿右の枝垂れはまだご覧のように咲いてません。
これからですが・・・今週末あたりには?

では、満開の桜です。

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自分好みで選んでみましたが
やはり屋台の並んだ参道の桜が見事でした。
一番最初に目に入って凄いと感じたからでしょうか?
どれを撮っても綺麗でしたが、
ああ!これが桜だと感じた単純な1枚。

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普通の桜ですが、こんな桜の下で弁当を食べたような気が・・・?
そんな感じがしませんか?

さて、次はここから一番近い桜の有名処は原谷苑。
情報では3分咲きだったんですが敢えて行きました。
観光用に造られた?桜の苑、
ここへはわざわざ行くことはないだろうと、
平野神社に来たついでに立ち寄りです。

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入ってすぐに見事なレンギョウとユキヤナギ
そしてボケにまず驚かせられ、
肝心の桜は枝垂れが何本か綺麗でしたが
全体は右の写真のようです。
10日ほど早いと係りの人が言ってましたがそのようです。
ただ、苑内中央にあったこの桜、

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大木ですが見事な枝ぶりに満開です。
これだけでもう充分ですが、
確かにここの枝垂れ群が満開になったらさぞ、ゾ~!
と、するくらい綺麗だろうと想像するほどの数ですね~。

帰りはバスで「わら天神前」に出ました。
市内の中心部にはバスで戻りたくないので、
船岡山、大徳寺、北大路バスターミナルとチョイ乗り、
チョイ降りをして各所をみて回ります。
最後は地下鉄「北大路」から京阪浜大津に戻りました。

”パーク&ライドで大津・京都に”、
こちらから行くには使いかってはいいんですが、
大津市内の混雑を避けるのが課題です。

2007年4月 2日 (月)

桜紀行・京都南禅寺界隈

椿の霊鑑寺に行く途中、インクラインから南禅寺、哲学の道を歩く。
界隈に咲く桜もまだ早く、もう少しだが明日は花冷えだとか?
この辺りの桜は昨年の凄いのを見ているので、
それほど興味はなかったんですが桜情報として載せてみました。

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インクラインです。さすがにもう少しですよ。

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南禅会館前の枝垂れですがこちらは早いですね~。
綺麗に咲いてました。

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南禅寺から南禅寺道に抜ける大松清流亭の枝垂れもまだ半分です。
この日はここから疎水横を野村美術館に抜けましたが、
ここに結構綺麗な桜が咲いていました。
「湯豆腐の奥丹」の裏辺りになりますか?

 0401kyoto033
ここは初めてで、チョッとカメラアングルに苦労しますが、
見て通り過ぎるにはには綺麗で楽しめます。
ここから「哲学の道」に入りましたが初めチョロチョロなかパッパで、
霊鑑寺辺りがちょうど見頃でした。

 0401kyoto038_1_10401kyoto039
哲学の道の桜です。この辺りは見頃ですが?
全体ではもう少し我慢ですかね。

この日は椿が目的でしたので桜は二の次、
ここも一応綺麗どころを集めてみました。

椿の庭園・京都霊鑑寺

京都東山の尼門跡寺院「霊鑑寺」の春の特別公開が始まった。
今年の椿の見納めはここと最初から決めていたので、
昨日天気はあまり良くなかったが出かける。

さすがに日曜日、哲学の道沿いはすごい人、
ただここは少し奥にあるため拝観者も少なく、
静かな庭園に咲く椿を堪能する。

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入ってすぐに見事な散り椿で、今年はちょうど見頃ですと係りの人。
すぐ横に初めて見た椿があるんですが、これはあとでご紹介。

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入口すぐ右手にある樹齢400年といわれる
日光椿(じっこうつばき)の木。
これほどの老木になると年々花が少なくなると、
昨年聞いたんですが、今年は見事に花を咲かせていました。
何処から撮っても霞んで花が綺麗に出ないのでチョッと工夫を?
何か見苦しいですが、
花の咲き具合を見ていただくために載せてます。

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苔むす庭園に何十種類?かの椿が咲き競います。
すべて紹介したいぐらいですが、
ここはやはり綺麗どころをチョイス。

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「衣笠」、
京都の代表的な山から付けられた名前だそうです。
ありますね~、椿の名前。
純白の椿も多いですが正直見分けがつきません。
みんな一緒に見えます。

またこんな洋もの?も。

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ローゼフローラだそうです。
小さな花が散り椿になっていました。

で、最初の散り椿の傍にあったこの椿です。

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「崑崙黒(こんろんこく)」、
左の宝珠咲きと右が全開です。
こんなの全然知りませんだ!名前は木札で、
咲き方はたまたま傍で聞いただけで、
ああ~、いわれればなるほどの世界ですわ。
宝珠咲きなんて?始めてみました。椿も難しい~~。

では、今年の椿の締めくくりです。

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上が日光・下が月光(がっこう)のそろい踏みです。

京都霊鑑寺、
哲学の道の桜とはまた一味違った椿の老木に、
春を感じたひとときでした。

2007年4月 1日 (日)

金子みすゞのふるさと仙崎

仙崎の入口にあるトンネルを抜けると右に「みすゞ公園」の入口がある。
トンネルの上の小高い丘が公園で、
「わたしと小鳥とすずと」の詩碑が建つ入口を登って行く。

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すでに”みすゞのふるさと仙崎”である。
JR仙崎駅前から1キロほどの「みすゞ通り」を行くと中ほどに、
かって金子みすゞの実家跡に再現された「金子文英堂」がある。

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”店先から二階にはみすゞの部屋が再現されていて、
当時の生活をうかがい知ることができます”(一部パンフから引用)。
 (みすゞの部屋の写真は撮影禁止と後で知りましたが、
   あえて載せ させて頂いています。)
この裏に新しくオープンした「金子みすゞ記念館」があります。

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本館の常設展示室には生誕から26歳までの生涯と
各時期にまつわる作品が、貴重な実物や写真とともに
展示されています。
ここを見るだけで正直、金子みすゞのすべてが分かります。
それだけ短い生涯だったんだと実感する時でした。

金子みすゞについては詳しくは知らなかった。
孫が宿題で毎日音読する「私と小鳥と鈴と」を何度も聞くうちに
この詩に感銘を受けただけです。だから詩もそれだけ!
ここで買ったのが「金子みすゞ仙崎八景」のポストカードでした。

でも、気持ちってすごいもんですね。
この記念館を出たとたんにもう一端の金子みすゞフアンです。
すぐにこの八景を撮りに回りました。

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まず「祇園社(八坂神社)」正面では面白くないので桜の綺麗な横から。
車に戻り「波の橋立」へ、これが大失敗で!
あの、天橋立の縮小版見たいな風景を撮るつもりが、
何を間違ったかその遊歩道を歩いてしまいました。
片道1.3キロ、これには参りました。

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とって返して「王子山」へ、公園の展望台から見る仙崎の町です。
ついでに埋め立てられて見る影も無い「弁天島」を撮ります。
情緒も何もありません。
八景ではこの詩が一番好きだったんですが。
結局曇っていたこともあり時間切れ、「花津浦(はなづうら)」
大泊港」、「極楽寺」は撮れませんでした。

最後はここ、最初に登ったみすゞ公園から見た
小松原(手前の道の先辺り)」です。

詩とともにどうぞ。

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       小松原
  小松原、
  松はすくなくなりました。
  いつも木挽のお爺さん、
  巨(おお)きな材木ひいてます。
  押したり、引いたり、その度に、
  白帆が見えたり、かくれたり、
  かもめも飛びます、波のうえ、
  雲雀も啼きます、空のなか。
  海もお空も春だけど、
  松と、木挽はさみしそう。
  ところどころに新しい、
  家が建ちます、
  小松原、
  松はすくなくなりました。
                  
       金子みすゞ仙崎八景から  

  

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