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2007年3月 8日 (木)

奈良街道・随心院門跡

奈良街道・小野の街道沿いにある随心院門跡。
小町化粧井戸を見たあと殿舎を拝観する。

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正面にある薬医門、奥に大玄関が垣間見えます。
長屋門(工事中)の横から入っていくと庫裡の玄関です。
前に小野小町歌碑がありました。

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”花のいろはうつりにけりないたづらにわが身世にふる
ながめせしまに”が刻まれ、傍に謡曲「通小町」と随心院・
深草少将、百夜通(ももよがよい)の説明板があって詳しい
説明が書かれていましたがこれは省略。

拝観料を払って案内順路に従い吊り籠のある廊下を行く。

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表書院の畳廊下、左側の書院の間には狩野永納時代の
花鳥山水図、四愛の図の襖絵があるそうですが撮影禁止。

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本堂です。
慶長4年(1599)桃山期の建築で、寝殿造り。
堂内には本尊の如意輪観世音菩薩坐像を始め、
平安鎌倉期の諸仏が奉安されています。

このあと奥書院へと見ていきます。
撮影禁止の貼紙も無いので撮ってしまいましたが

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奥書院の襖絵の一つ宮廷人物図。上が正面、下が右サイド。
節会饗宴の図だそうですが、他にもそれぞれの間に舞楽の図、
賢聖の障子、虎の図があります。

最後は小町に関するものから

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左が小野小町うた屏風。
左右に歌二首づつが書かれているそうですが読めません。
右は小町縁の榧(かや)の実だそうで、深草少将百夜通の折に
この榧の実に糸を通して日にちを数えたとか?

街道歩きにしては一寺でえらく長い滞在になったんですが、
このあとも近くの勧修寺まで足を延ばしてしまいました。

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コメント


どうも
TBありがとうございます。
小野梅園は京都の梅のシンガリを勤めるように
これから満開になるでしょう。

ここの梅は遅咲きなんですか。
外からしか見ませんでしたが結構綺麗に咲いてました。
知らずに行きましたが有名なんですね。
今年は暖冬、普通なら25日は見頃なんだ。

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