寿長生の郷・雛人形と野の花
素晴らしい享保雛と古今雛の展示で選ぶのに苦労したなかで
もう一つだけ載せたいのがあり続編を。
これは全体を含めてなぜか惹かれた雛飾りです。
”享保雛の様子の雛で1800年頃の出来、関東地方で作られた”
と説明文(右端に見えますが和紙に手書きです)にあります。
清楚なお姿で男雛は無冠、女雛は宝冠飾りですが、
派手さはなく着衣によく合っています。
お顔、衣服も綺麗で見事に保存されています。
五人囃にも時代を感じました。こういうのもいいですね~。
何がいいの?といわれるとちょっと・・・!返事に窮しますが。
質素ななかにも気品がある?
何も分からない自分でも思わず見入ってしまいました。
十分楽しませてもらった雛人形展。
ここは広い丘陵地に桜苑、1,000本の梅林、
2万輪の牡丹苑があり、そして野の花散策路が整備されている。
時期的に花は無理だろうと思ったが、聞くと雪割草が咲きだした
とのことで後日のためにみも散策する。
完璧に落葉だらけの囲みのなかに小さな雪割草(ミスミソウ)が
2輪、それも白とピンク。そしてバイカオウレンを見つける。
これはよほど興味がないと見つけられませんぞ!
まともに載せれば花が分かりませんのでかなり切り取っています。
でも見つけたときは嬉しいものです。山で見る花も一緒です。
寿長生(すない)の郷。満足の2時間半でした。
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