知多市歴史民俗博物館
知多市歴史民俗博物館で3月4日まで開かれている特別展
「ひなまつり展~おひなさまと冬の暮らし~」を見に出かける。
二階の展示室に飾られた雛飾りと、冬の暮らしに使われた
昔の道具が部屋を模した一角に展示されている。
陳列ケースには賑やかしにか、大正琴、お琴、赤いつまおり傘、
おこしものに百人一首、土人形の雛飾りなどが並ぶ。
雛飾りは左側に年代を追って飾られている。
左から江戸時代、明治、大正、昭和初期そして昭和中期へと。
説明に寄ると大正時代までは内裏雛の男雛と女雛が
今と逆に置かれていたとある。
そのように置かれた大正時代と昭和初期の内裏雛です。
今日は時代別にやはり女雛の中から選んでみました。
江戸時代 明治時代
大正時代 昭和初期
それぞれの時代に飾られた内裏さま(女雛)たち。
やはり表情も作りも違います。
これだけはっきりと違うちゅのも写真を見て気が付きました。
会場ではたくさん見ていたから思わなかったけど、何で?と
今思いながらこの記事を書いています。
ちょっと写真がボケてます。よほどフラッシュをと思いましたが、
なるべく光を当てないようにと気を遣いますのでご勘弁を。
飾りはこの親王飾りから、御殿飾り、屏風飾りと
現代に近くなっていきます。
今日もいろんなお雛様を拝見しました。
それぞれに時代の違いを感じて興味深いものでした。
ここの常設展は”先人たちの暮らしの知恵と生業、移り変わる
人々の生活を分かりやすく紹介している”とパンフにあります。
こちらもまた、一見の価値があるものが展示されていました。
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おこしもん・・・好好爺さんの住んでいらっしゃる所でも作られるのですか?
うちでは、近所の知り合いが作ったものをいただいてますけど・・・そろそろ、私も作り方を教えてもらって、調理実習しようかな、と思います。
投稿: きみこ | 2007年2月 8日 (木) 21時50分
きみこ さん
いいえ、こちら?いや家ではまったく作りません。
ひな祭りの風習として残るものでしょうが、本来は
ひな段に供え在所や親戚、近所に配ったものとあります。
>私も作り方を
米を石臼で挽いて粉にし、熱湯で練って型にいれおこしたもので、
色をつけ蒸して作ったものと説明にありますがどうでしょうか?
投稿: 好好爺 | 2007年2月 8日 (木) 22時21分
ネットで調べたら、レシピもありました。
「おこしもん」やはり、尾張名古屋の郷土食(菓子?)なんですね。
てっとり早く、上新粉を買ってきて作れば簡単そうですが・・・伝統的なものを本格的に作ろうとすれば、木製の型が必要みたいです。
投稿: きみこ | 2007年2月 9日 (金) 15時03分
きみこ、さん
>木製の型が必要みたいです
その木製の型が展示されていました。今思えばもう少し詳しく見てくれば
よかったか(笑) お雛様ばかりについ目がいってしまって。
投稿: 好好爺 | 2007年2月 9日 (金) 16時09分