寿長生の郷・雛人形
大津市大石の山里にある”寿長生(すない)の郷”にちょっとドライブする。
伊賀の阿山から信楽を抜けて山間の国道を走り1時間半ばかり。
菓子処~叶 匠壽庵~が6万3千坪の丘陵地に、
農工一体の和菓子づくりを理想に梅や柚子の木を植えたのが始まり
という何とも贅沢な郷。
何もわざわざこの時期菓子を食べるために行ったんではなくて、
やはりここもお雛さまで、享保期の古い雛人形が展示されていると。
茅葺、桟瓦の庇屋根が付く旧家の案内所で梅ジュースのお湯割りを頂き、
先の長屋門の青い暖簾をくぐる。女性専用トイレの木札だが・・・。
展示室の入口です。そしてアプローチ、まるで資料館の造りです。
さすが、和の趣が随所にみられます。
で、肝心のお雛さまたち。
展示室には享保雛を中心に、古今雛、公家雛(有職雛)などその時代の
お雛さまが飾られていました。
これは享保年間(1716~1735)に作られた享保雛だそうです。
普通では撮れません!やむを得ずフラッシュを使いました。
古いものには避けたかったんですが、
これはぜひ紹介したいと!思い撮りましたが。
フラッシュの画は温かくありませんし、宝冠の影がどうしても邪魔に。
やはり町中で見る雛飾りではありません!すごいものです。
すべて紹介したいんですがちょっと多すぎまする!
これはチラシに載っていた古今雛。
最も一般的な幕末期の内裏雛だそうです。
簡易三脚と手持ちで頑張ってみました。
少しボケ気味ですが色合いが違うのが分かってもらえるかと?
女雛の宝冠、衣装は見事です。
寿長生の郷・雛人形、120体が展示されていますが
お内裏様以外も素晴らしいものです。
そして、ここの野草散策路も春からは見頃になるようです。
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享保のお雛さん・・・
300年も大切にされて、生きておられるのですね。
穏やかないいお顔してますね~。
お衣装の赤や金が退色せず残っていることも見逃せません。すごい。
投稿: 恵美 | 2007年2月16日 (金) 10時14分
恵美さん、ここはすごいですよ!
何がすごいかって、写真が思うまま撮れる。誰もいないんです。(笑)
こんな古い雛人形に大接近できるんです。しっかり見ました。
いま、続きを書いてます。もう一ついいお雛さまが!あるんです。
投稿: 好好爺 | 2007年2月16日 (金) 16時37分