初歩き東海道
今年最初の街道歩きは少し短いところで、東海道・新居から二川宿。
新居町駅を11:30の遅いスタ―ト。すぐ前の旧道を新居関跡に向かう。
海の関所(かって新居と舞阪は浜名湖を船で行き来していた)として、
また現存する関所建物として貴重な史跡である。
関所(面番所)の内部が人形により再現されていて意外にリアルだ。
他にも女改長屋(おんなあらためながや)、下改長屋、足軽勝手など。
旅籠「きのくにや」を見学し、
本陣跡の石標や一里塚跡を拾って行きながら新居宿を抜ける。
松並木の続く旧道を気持ちよく白須賀宿に歩くが、
途中の元町「一里塚跡」を見落とし、潮見坂下まで来てしまった。
戻る気もなくそのまま先を行き、坂を登ると潮見坂公園跡がある。
逆光で画にならないが遠州灘を見下ろす絶景の場所だそうだ、
が、真ん中の建物が邪魔になって絶景が様にならない。
白須賀宿の旧街道
ここから白須賀宿の本陣、脇本陣があるはず?がすべて見逃す。
散策マップをもらっても分からなかったが、どうやら建物はないようだ。
境宿を出るとすぐに境川を渡る。
真ん中の黄色い標識が県境
ここが遠江(とうとうみ)と三河の国境(県境)である。
ここを歩きたくて今日の初歩き、
後少し歩けば愛知県の東海道を歩き終える。
少し先で国道1号線に合流すると、
何もない国道を延々と歩いて二川宿へ。
途中でまた、「細谷の一里塚」を見落とす。
何でこんなとこで見落とすのか?と思うような、
一面のキャベツ畑が国道沿いに続く。
二川ガード南で新幹線をくぐり
東海道線の北の道をしばらく行くと二川一里塚跡、
その先にある妙泉寺には芭蕉句碑(紫陽花塚)があった。
句は
「あぢさゐや藪を小庭のべつ座敷」
元禄七年(1694)の吟。
ここからしばらくで二川宿の本陣資料館(本陣跡)がある。
15:00、もう見ている時間がなく、拝観は次にして駅に向う。
次はここ、
二川本陣資料館を見学してから吉田まで残りを歩くことにする。
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お~~っ♪ナイスなぶらり旅を、ありがとうございます!!
こちらでご紹介させていただいてもよろしいでしょうか?
いやとは言わせない(笑) ^^ 。
投稿: 恵美 | 2007年1月16日 (火) 11時16分
これはこれは!恵美さま。
「梅初春五十三驛」三代目菊五郎から166年ぶりに復活。
当代菊五郎が4役!なんて記事を見ましたが?
えらい処のネタに紹介していただけるとは身に余る光栄!
なら、もう少しお化粧をして綺麗な記事にしておけば良かった。
ありがたいこってすm(__)m
投稿: 好好爺 | 2007年1月17日 (水) 17時51分