大神神社(三輪明神)
26日に行った長谷寺の帰りに三輪の大神神社(おおみわじんじゃ)に寄る。
山の辺の道や街道歩きで何度か立ち寄ったことがあるが、
表参道から参拝したことがない。・・・で、(最近・・・で、が多いわ)
この日は大鳥居の駐車場に車を入れて一の鳥居から参道を行く。
途中でJR桜井線の踏切を渡ると二の鳥居があり玉砂利の参道が続く。
山の辺の道はこの前を通っているがほとんどの人が境内を抜けていく。
橋を渡り三つの石段を登ると豪壮な桧皮葺の拝殿がある。
祭神の大国主命が自らの命を留めた三輪山を御神体としているため
本殿はない(受け売り)。ちなみに大国主命はお酒の神様でもある。
爺にはありがたい神様なのであります。 パンパン!
祈祷殿前を通り細い階段状の道を行くと山の辺の道と合流する。
右手に狭井神社(さいじんじゃ)がある。
お恥ずかしいが、何度も通っていながら参拝するのは初めてだ。
病気平癒の神さまで、拝殿右に唯一三輪山に登れる登山口がある。
ただし社務所に届けて許可をもらい、
初穂料を納めてなにやら決まりがあるみたいで?
そりゃ御神体山やからね~。
また、拝殿左奥には薬井戸(写真右)があり三輪山の御神水がある。
ボタンを押すと水が出るが、真ん中に見えるのが一口いただける
飲用専用のボタンで、コップは専用殺菌棚の中にあります。
普通は滾々と湧き出るままだと思うが? なんとも凄い設備で驚いた。
帰りは久延彦神社(知恵の神様)への近道にある展望台へ。
わずかに光が射してはいるもののちょっと曇りでハッキリしないが、
右端に大鳥居。三つちょこんと頭を出しているのが大和三山です。
右から耳成山、中が畝傍山、一番左に香具山です。
ここから一旦山の辺の道に戻り久延彦神社へ行く。
急な階段を上り、本殿横の遥拝所から三輪山を拝して再び
山の辺の道を歩いて二の鳥居に戻る。ちょうど内回り一周でした。
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