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2007年1月31日 (水)

安城デンパーク

今日の花紀行は安城のデンパークへ行く。
正式には、安城産業文化公園・デンパーク。
1997年の開園で、
当時一度行ったことがあるがあまりいい思い出はない。
なのになぜ?かというと、小物入れに古い招待券があった。
じゃあ行ってみようかと、何とも単純でケチな考えからの思いつき。

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いきなりこんな画から入ります。
風車の広場、そしてファンタジーガーデンの花時計です。
パンジー・ビオラと葉牡丹で構成されてます。
時計が解りにくいのはご愛嬌で。m(__)m
ここの入口にはらしきものが何もないんで、
つい絵になるところはとここを。

一応園内をくまなく回ってみました。正直花木はほとんどありません。
まあ、これがこの時期、普通の状態ではないかと思いますが?

ところがあの石光寺で見た魚柳梅が咲いていたんです。

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薄いピンクが入ったのと、本来?の赤です。これは嬉しかった~~。
この木、全体を撮ると花が小枝につぶされて何かさっぱり判りません。
こうしてアップで見ると可愛いもんです。

あとはこの白い花。

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 ” スノーフレーク ”と名札がついていました。
屋外花壇には水仙、ツツジが少し、梅が少々、ソシンロウバイ。
仕方ないですね~。

・・・で、温室(フローラルプレイス)へ。入ってすぐにこの桜です。

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おかめ桜。

イギリスで育成され日本の美女になぞらえて命名された、
寒緋桜と豆桜のこう交配種だそうです。

ここにあの東山植物園で見たベトナムツバキのハイドウン、
中国のキンカチャがありました。
そしてもう一つ、デンパークで咲いた珍しい花だそうです。

 0131anjyo040
黄花ツバキ、名前は 初黄(しょこう)。

キンカチャと日本ツバキとの間にできた
世界で初めての種間雑種だそうです。

この温室にも綺麗で素敵な花がいっぱいあります。
その中で日本と、より日本らしい花を選んでみました。

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イチゴの花と実、そしてウンナンサクラソウ(中国)です。
なぜか小さい花につい目がいきます。

明日から如月。花めぐり,次は梅?
春を待ちながら明日は何処にいる我が身やら?です。

2007年1月30日 (火)

浜松フラワーパーク

春のような陽気に思わず今日も出かけてしまった花めぐり。
こんなに暖かいのに少しでも暖かいところを選ぶのは花に期待して。
一度は行ってみたかった浜松フラワーパーク。

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いきなり菜の花と梅のお出迎えである。
噴水池とその先にある温室(クリスタルパレス)の周りに
散策路が整備され、花を見ながら散策できるようになっている。
入口で本日の見所コースなるゲラ刷りのペラをもらう。
園内のコースに見所がマーカーで色分けされていて親切な案内図だ。

本日の推薦はヒカリゴケと早春ボタンの展示だそうで、
まずはヒカリゴケを見ようとクリスタルパレスへ行く。
洋物はもういいと思ったが、ここではメキシコ産の珍しい花という
ベニチョウジを。

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なんだか何処にでもありそうな花だがこれがここの珍らしい花だそうで、
ヒカリゴケは小さな窓にレンズを当てての片手撮り。で、ボケた!
でも、初めて見ましたわ。なんかもっと小さいのかと?思っていた。

温室を出るとローズガーデン。ここから左回りに園内を行く。

まずはバラ。

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あまりの多さに名前がどれか解らずなってまずは綺麗どころを。

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次は、ラッパ水仙。シクラメンスイセンの園芸種でティタ・ティタ
(フランス語で、ないしょ話)だそうです。
そういえば先日の石光寺のスイセンはラッパでも違う品種のようです。
係りの方にカタログを見せてもらったら数十種類のラッパ系がある。
ここにある椿園、梅園、桜、ボタンも、その種類に恐れ入りました。
・・・で回って見た順に。

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椿の紅八重。名前を書いてきましたが枚数と一致せずぐしゃぐしゃ。
最近ブログで教えてもらった日光(じっこう)、月光(がっこう)椿。
ここに日光椿(紅唐子)がありました、がまだ蕾でした。

花からチョッと離れてこちらを。

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水鳥の池。日向ぼっこのカモたちです。こうやって見ると可愛いい。
渡り鳥だそうですがオナガガモの雄(上)と雌です。

ここからメインの早春ボタン展示場へ。
このところの寒牡丹を見ているのであまり気乗りはしなかったですが、

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花飾りされた展示場の一部と清楚な白のボタンを。

最後は梅園の梅。
普通に撮った梅なんて面白くもないでしょうが、でも綺麗。 0130hamamatu91_1
 
 なので、好きな透かし撮りです。
 これはもう趣味の世界です。
 
 ここにはまだまだ花があります。
 
 載せませんでしたが河津桜、
 舘山寺桜も咲いていました。
 
 浜松フラワーパーク。
 さすがに花の咲くのは早いのか、
 短い時間でしたが堪能しました。

  

2007年1月29日 (月)

東海道 大津から三条大橋

東海道の西の締めくくりにと大津から三条大橋を歩いてきた。
大津の春日町交差点から先の一部は小関越えですでに歩いているが、
東海道歩きとしての続きとして改めて歩き直す。

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国道161号線を少し行き蝉丸神社上社を見ると国道1号線に合流する。
坂を上りきると対面に「逢坂の関跡」の石碑と常夜灯が立っている。
国道を横断し少しだけの旧道を行く。右に蝉丸神社の分社がある。
京阪草津線と国道を跨線橋で越えしばらく国道を行く。

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「走井」の月心寺を見て坂を下り、名神高速を くぐって左の旧道へ。
すぐ先で「伏見みち」の追分を右にとり「京みち」へ。 

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四の宮の先で国道2本を高架橋で渡りすぐ右に 折れると小関越の
大きな道標「三井寺観音道」 が建つ。

京都に入り四の宮から山科駅を右に見て道はまっすぐ西に行く。
再び国道に合流しJR琵琶湖線をくぐる。
右に天智天皇陵の入り口を見たら左へ細い道に入り、後は家の密集する
ほんとに細い道を道なりに日ノ岡峠へ向う。ここは車要注意!だ。

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御陵辺りから道は上りになると、途中に「亀の水不動」の亀の水がある。
道を上りきり右に国道が見え始めると「旧東海道」の新しい道標があり
すぐに国道に出る。国道の隅にかっての三条通りにあった車石を利用
して往年の様子を模した牛車道のある小公園があった。
地下鉄東西線が開通して京阪京津線が廃線になり、
その敷石を残す目的でもあるようだ。

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少し先で道は下りになり、蹴上の浄水場の横を行くと蹴上交差点。
道は左に大きくカーブして三条通りに入る。
三条大橋はもうすぐである。
日本橋から通し歩きをしてきた何百人?いや、もっとかな?の人たちは
一体この蹴上のカーブをどんな気持ちで回ったのか、は想像に難くない。
おそらく誰もが同じ気持ちで、思いを共有しているのでは?と。

こちらは「粟田口」の石標を探してウロウロする。
三条通りから神宮通りを左に入ったすぐの
白川小学校の門の片隅に駒札と共に立っていた。
京の七口の一つで、都から江戸への出口である。
戻ると1キロほどで三条大橋に着く。

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東に高山彦九郎像、渡りきると左に弥次喜多像が立っている。

0129sanjyo062_1京都三条大橋。
三条通りはこの先嵐山まで続いている。
そして東海道は道を変え、京街道として
伏見、淀、枚方、守口宿を経て
大阪高麗橋まで57次として続きます。

 詳細=東海道 大津から三条大橋

 

2007年1月28日 (日)

大神神社(三輪明神)

26日に行った長谷寺の帰りに三輪の大神神社(おおみわじんじゃ)に寄る。
山の辺の道や街道歩きで何度か立ち寄ったことがあるが、
表参道から参拝したことがない。・・・で、(最近・・・で、が多いわ)
この日は大鳥居の駐車場に車を入れて一の鳥居から参道を行く。
途中でJR桜井線の踏切を渡ると二の鳥居があり玉砂利の参道が続く。
山の辺の道はこの前を通っているがほとんどの人が境内を抜けていく。

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橋を渡り三つの石段を登ると豪壮な桧皮葺の拝殿がある。

祭神の大国主命が自らの命を留めた三輪山を御神体としているため
本殿はない(受け売り)。ちなみに大国主命はお酒の神様でもある。
爺にはありがたい神様なのであります。 パンパン!

祈祷殿前を通り細い階段状の道を行くと山の辺の道と合流する。
右手に狭井神社(さいじんじゃ)がある。
お恥ずかしいが、何度も通っていながら参拝するのは初めてだ。
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病気平癒の神さまで、拝殿右に唯一三輪山に登れる登山口がある。
ただし社務所に届けて許可をもらい、
初穂料を納めてなにやら決まりがあるみたいで? 
そりゃ御神体山やからね~。

また、拝殿左奥には薬井戸(写真右)があり三輪山の御神水がある。
ボタンを押すと水が出るが、真ん中に見えるのが一口いただける
飲用専用のボタンで、コップは専用殺菌棚の中にあります。
普通は滾々と湧き出るままだと思うが? なんとも凄い設備で驚いた。

帰りは久延彦神社(知恵の神様)への近道にある展望台へ。

 0126hatuse069
わずかに光が射してはいるもののちょっと曇りでハッキリしないが、
右端に大鳥居。三つちょこんと頭を出しているのが大和三山です。
右から耳成山、中が畝傍山、一番左に香具山です。

ここから一旦山の辺の道に戻り久延彦神社へ行く。
急な階段を上り、本殿横の遥拝所から三輪山を拝して再び
山の辺の道を歩いて二の鳥居に戻る。ちょうど内回り一周でした。

2007年1月27日 (土)

石光寺(染寺)の寒牡丹

奈良で寒牡丹の寺といえば當麻の石光寺(染寺)。
長谷寺の寒牡丹を見たこともあり、
ならばここもぜひ行ってみなければと調べたら、
花期は11月末から1月末とある。
ちょっとやばいかな?と思いつつも當麻の散策を兼ねて出かけた。

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染寺 
” 蓮糸曼荼羅を織った中将姫が、この寺の井戸で蓮糸を洗い 
 五色に染め、桜の木にかけて乾かしたというので、
 この桜を「糸かけ桜」、井戸を「染の井」、またこの寺を
 「染寺」ともいい、 ・・・”と縁起にある。

寒牡丹は残念ながらほぼ終了! しかし、ここは冬にしては花が多い。
今日は咲いていた中から、見飽きたロウバイと寒桜、山茶花以外を
すべて載せてみました。
まずはやはり寒牡丹から。何とか見れるのをチョイス。

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あとは小さめで、らしきところを。

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咲き残りはこんな感じです。ここは早いんですね~。
・・・で、びっくりしたのがこれですわ。

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寒咲アヤメ。
驚きました!これから3月にかけていっぱい咲くそうです。
右はアヤメと寒ぼけです。何でも寒がつきます。

続いては私的には初めて見る珍しい花でした! 

 0127taima021 0127taima49
左は水仙の原種で、ナルシス・・・とか?と寺の奥様も口ごもりましたが。
右は魚柳梅。もう終りなのですかね?ちらほら小さい花が咲いてます。

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これは冬咲忍どう。春に咲く忍冬からは、あの忍冬酒ができる?とか。
右は寒紅梅です。”むめが香に追もどさるゝ寒さかな” ばせを。 
今日この頃です。自分で一句ひねれれば・・・、ああ悲しいかな? 

いや~、いろんな花があります石光寺!寒牡丹だけではありませんわ!
最後はお馴染の寒椿? これは寒がいらないか?

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椿といっても種類がムチャ多いのは先の東山植物園で知りました。
だからこのツバキも名前は分かりません。が、綺麗でした。

長々と書いてなんだか石光寺の花図鑑になってしまったようですが、
寒牡丹にガックリ、知らぬ花に驚き!
関西花の寺霊場第二十番。ここも春のぼたんが楽しみです。

2007年1月26日 (金)

寒牡丹の長谷寺

長谷寺の寒牡丹が見頃とのこと。
長谷寺には何度か訪れているが、花の時期はまだ一度もなく、
寒牡丹のこの時期、あの藁帽子も見てみたくて出かける。

仁王門を入りお馴染の登廊を少し行くと、
あの愛らしい藁帽子が並んでいて、可愛い牡丹が咲いてる。

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正直、実物を初めて見ましたわ。いいね~~~。

 0126hatuse015 
こちらの白はちょっと形が悪いけど、
白のいいのが無かったのでとりあえず我慢をしてもらって。

 0126hatuse017_1
雛壇みたいに並んでいました。
登廊の右にということはやはり日当り?もう一つ赤いのを。

 0126hatuse010
こうゆうのを見ると冬もいいね~~~。これで雪があれば、は贅沢か?
これは牡丹の季節にもう一度来なければ。

今日は寒牡丹を見に来たので長谷寺の写真をどうしようかと思ったけど?
もうお馴染のところばかり? で、こんなのを。

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パンフレットの切り抜きみたいですが、本堂回廊からの五重の塔。
そして本堂へ続く登廊の屋根です。

もう一つ、恥ずかしながら納経所から先に今日初めて行きました。
能満院・日限地蔵(ひぎりじぞう)、にある可愛い地蔵群です。

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知らないこと?より、今まで何を見てきたのかと、
ただひたすら反省して般若心経を唱える己でした。

2007年1月25日 (木)

遅ればせながら東海道を

愛知県から滋賀県の東海道を歩き終えて(宮から桑名は佐屋街道)
京都をいつ歩こうかとHPをチェックしていたら、
桑名から日永の追分と水口から石部までの部分がUPしてなかった。

桑名~追分はちょうどブログの開設前に歩いた部分で完全に抜けて
いるが、水口~石部は芭蕉がらみで06年2月10日に一応ブログには
エントリーしてある。・・・で、遅ればせながら両方をHPに追加して
一応の区切りをつけようと昔の写真を引っ張り出す。

 0519t001 今は正面から撮れます。
ここ桑名の七里の渡し跡から富田を経て四日市・日永の追分まで。
歩いたのは05年5月19日。・・・ちょっと古いが仕方ないか?

 0519t056 日永の追分。
左に参宮街道(伊勢街道)、右が東海道で杖衝坂に向う。

ここから先はブログ、HPとも「東海道杖衝突坂」以降、大津の
「小関越え分岐」までは詳細UP済みです。

2007年1月24日 (水)

浅井盆梅展

1月10日から始まっている長浜市の浅井(あざい)盆梅展に出かける。
有名な長浜盆梅展は5分咲きとのこと、浅井は少しだけ北になるが?
国道365号の沿線にあるので車を走らせる。

料金を払いながらいやな予感が?
アプローチの盆栽はまったく咲いていない。
入り口の見事な盆栽もほとんどつぼみである。
長浜盆梅を見ているだけに、会場の設営も座敷と洋館の違いがでる。
説明するよりまずご覧いただければ一目瞭然!これは画には厳しい。

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最初のコーナーです。咲いてません。

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メイン会場入口から奥です。
正面に小さいお雛さまがありますが、メインの盆栽は蕾みもありません。
・・で、入口から何とか見れる盆栽を重ねて隠しました。とほほ・・・。

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とりあえず、紅梅と白梅でごまかして・・・・・!!(-_-;)

”盆梅を見にきたはずが枝の花”・・・ なんて川柳にもならんがな?
ならんついでに恥を忍んでもう一枚。もう一つのコーナーです。

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正面奥がメイン会場?になります。

行かれる方は2月に入ってからがよろしいようで!
これはたまたま時期が早すぎただけ!盆栽は見事なものです。
念のために付け加えますと、
” この盆梅は地元浅井の盆梅づくりの名人高山ご夫妻が、
 丹精こめて仕立て上げたものを旧浅井町に寄贈された。
 多くの人に観ていただきたい”と、会場の説明にありました。 

2007年1月23日 (火)

菜の花畑に

菜の花の便りが新聞に載ってから10日余りになる。
まだ春の便りとはいかないだろうが何故か見たくなった。

中部地区では有名な渥美半島の菜の花だが少し遠すぎる。
近くで期待できるのは知多半島か、伊勢志摩?・・で、
比較的行きやすい知多半島に、菜の花畑を求めて車でGO!
知多半島道路を一気に南下して南知多の豊丘ICへ。

まとまった菜の花が何処にあるかは分からなかったが、
豊丘にある観光農園の「花ひろば」が、食用の菜の花を採らせている。
ならばその辺りに花畑があるんじゃないかと勘を頼りに車を走らせる。
・・・と、農園の近くに広大とはいかないが、菜の花畑があった!

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え~え! 勘ちゅうのは凄い!これってほんとに偶然です。

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傍には水仙畑も!でこちらもついでに。

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こちらは出荷用なのか?水仙畑なんてこの辺りでは初めて見る。

ちなみにこの写真を撮った後、すぐ先の観光農園に行ったが
チラッと見たかぎり温室しかなかった。
係りのお婆さんいわく、”ここは食べる菜の花、他は油用さ・・・”
なら、さっきの花畑は菜種油用か? あえて聞かなかったが。

それにしても今日は風が強く寒かった!
残念ながらのんびりと花を楽しむ余裕もなく早々に車に戻る。

貴重な?菜の花畑も見て、知多半島のドライブを楽しんで・・・。
土産は師崎の「小女子ちりめん」。

2007年1月21日 (日)

世界遺産国宝 姫路城

龍野からの帰りに姫路城に立ち寄る。
今は大手門前が架橋工事の真っ最中で今年中の完成を目指すそうだ。
三の丸広場正面から見るお馴染の天守閣だが少し色付けをしてみる。

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3年ぶりだがいつ見ても広いね~。それに人が多いわ!

西の丸の長~い渡櫓の中を、いくつかの隅櫓を縫って行く。
百間廊下を抜けると最後が化粧櫓で、千姫人形がいはりました。

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さすがに手振れ補正は強い!光量の割にはまずまずかな?

ここから一旦外に出て大天守に向う。

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にの門、ほの門と、珍しく人が入らない写真が撮れる。

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天守下から撮ってみたが、ちょっとバランスが悪いか?

天守閣の中はもうカメラテストのつもりで撮って行く。

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最上階にある御祭神の長壁神社(おさかべじんじゃ)。

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天守から大手前通りを望む。真直ぐ先がJR姫路駅になる。
抜けが悪いのはPモードのため・・・(-_-;) としておこう。

天守閣を出て埋門をくぐると三国濠がある。

 0120tatuno113 水面に映る石垣と天守閣。

16時5分前、入場制限時間5分前を告げるアナウンスが流れる。

2007年1月20日 (土)

播磨の小京都・龍野

脇坂藩5万3千石の城下町龍野。

以前から興味があったところだが、歴史街道ウオーキングなる本を
読んでいて急に行ってみたくなり出かける。
ざっと下調べをしたらここは三木露風の故郷であり、
謳い文句は童謡の里。

夕焼子焼けの・・・♪ の赤とんぼの町なのです。

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”三木露風(赤とんぼ)歌碑や 矢野勘治(春爛漫と嗚呼玉杯に)の歌碑、
三木清、内海青湖その他多くの先覚者を生み・・・”とパンフレットにも
あるように小さな町中に文学碑、句碑、歌碑が点在する。
(  )内は我が注釈です。

私的には素麺(揖保の糸)と醤油(ヒガシマル)のイメージが強いが、
それはさておき、ここに芭蕉の句碑が二つあるということで、
まずは観光案内所に行く。が、
肝心の見たい句碑の場所が分からないという?
とにかく地図をもらって句碑探し。

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途中の道筋には古い家並みが残り、城下町の佇まいが期待できそうだ。
芭蕉句碑の一つは粒坐神社にあるがもう一つ、これが分からなかった。
散々探したが句碑のある寺の名前が地元の人も知らないという。
どちらもここには関係ない句なので(最近芭蕉から離れているな~)
結局あっさりとあきらめるハメに。

神社に戻り横の山道を龍野公園に行く。
童謡のレリーフと碑が建ち並ぶ童謡の小径を歩いて一山?を越え、
町の中心部へ入る。

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      龍野神社               聚遠亭

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      龍野城隅櫓            旧脇坂屋敷

など見ながら町中散歩。復元された龍野城は第二期の平城、
後ろの鶏龍山にかっての古城がある。

ここはあの赤穂藩主浅野内匠頭の刃傷事件で赤穂城取り潰しの際に、
幕府から城受取りの大役を受けた当時の藩主脇坂安照が、
無事その役目を果して赤穂城を預かった歴史の町でもある。
ただ、それを物語るものは町の中には何もない。
唯一「歴史文化資料館」の年表にその記述があるのみ。さびしいね~。

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如来寺付近の龍野の情緒が残る道筋を歩き、龍野御坊圓光寺の
「宮本武蔵修練の地」(武蔵は慶長年間の一時期ここ圓光寺に滞在して
剣術指導をしたと伝えられるそうだ)の碑を見て駅に戻る。

静かで小さな町、それはそれなりに趣はあるが、まあ~何ていうか? 
”期待して来て見るほどに裏切られ” ってとこが本音かな?

播磨の小京都?これはないで!やっぱり、ここは素麺と醤油の町や!

2007年1月18日 (木)

名古屋市東山植物園

自然に咲く花を見たくて名古屋の東山植物園に出かける。

かっては市街の外れにあった丘陵地が、今では町の真ん中にある。
動物園に隣接する場所で、結構アップダウンもあり、
雑木林を残す散策路も整備されて、花の頃は見所の多い植物園である。
冬に咲く花なんて蝋梅か椿ぐらいと期待はしていなかったが、
期待どうり?何もない! 
子福桜、水仙に一花の紅梅、早咲きの椿と山茶花。
咲く花に我が身も含め、カメラを向ける人が多い。

まあ、ひととおり回ってみたが、今は少々の椿と蝋梅ぐらいがターゲット。
今日もカメラテストになってしまった。

0118higasiyana019 椿・紅乙女

0118higasiyana033 山茶花

0118higasiyana036 ソシンロウバイ

やはり冬場の花はつらいね~!・・・で、
温室に行ったら珍しい椿が二種。

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左 ベトナムツバキ‘ハイドウン’ 砂糖細工の様な花びらが特徴
右 金色の光沢の花びらを持つツバキ「キンカチャ(金花茶)」
   だそうです。 

ここも冬はやはり散策の場所のようで? 
梅の頃まで待って、春から秋の花の植物園をまた楽しんでみよう。

2007年1月17日 (水)

一日遅れで

長いブログのメンテで記事もコメントも書けず待機させられ一日遅れのUP。
どうも最近花のアップがボケ気味で、年のせいで眼が悪いか腕が悪いか、
それともカメラが悪いか?じっくりアップを撮ってみようと花を撮りに行く。

冬にある花、といえばなばなの里「ベゴニアガーデン」。
ボケ具合(写真です)を試すには絶好の場所、だが何の面白みもない。
ただ花のアップを撮りまくる。
帰って見たらやはりかなりがピン甘だ!
それはそれなりに雰囲気があっていい感じだが?撮ってる側としてはね~。
反省しながら自分なりにまずまず(ピントが)の写真を載せてみました。

 0116nababego023_1

 0116nababego024

 0116nababego025
陽と影とは行かないですが?色違いでみると結構綺麗に見えます。

ベゴニア自体が綺麗で、小さいぶら下がりも画的には面白いですが
やはりこの手の大輪は写真で撮ると見ごたえあります。

なばなの里も冬は花がなく、今は電飾が人気で夜は人が多い。
で、人気の灯りのトンネルを撮ってみました。

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夜のイルミネーション、光のトンネルです。
夜はわたしゃ行ったことがありません。で、パネルからです。

  0116nababego36
昼のイルミネーション、太陽光です。

如何でしょうか?昼も見方によれば面白いターゲットでした。

2007年1月15日 (月)

伊勢神宮新年参り

伊勢神宮へ新年参りに行く。
外宮の駐車場に車を入れて今日は北御門参道から入る。
手水舎横の古札納所に古札と正月飾りを納め火除橋を渡る。

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北御門鳥居の手前にある御厩(みうまや)に、
御料御馬(難しいね~、ようは神宮のお馬?てことか)が、
いはりました。
普段はあまりみたことがありませんが正月だからでしょうか?
名前は丘昭(おかあき)号です。
皆さんおっしゃっています。 ”痩せているわね”、”年とってるね”、
”一日じっとしているのかしら可哀そう”、”運動しないのかしら”、
”可愛い目ね”・・・御馬は黙って聞いておりました。

鳥居をくぐって神楽殿で表参道に出る。
思ったより人は多い?が、混み合うこともなくゆっくり参拝できた。

このあと内宮へ。
こちらもまずまずの人出だが混雑はない。

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五十鈴川御手洗も人は少ない。
打ち水がされた参道に玉砂利を踏む音が響いていい感じである。
内宮参拝はやはりこうでなくっちゃ!もちろん外宮さんもしかり!

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本殿に参拝して帰り道、
火除橋の先にある御厩にやはり御料御馬がいはりました。
名前は晴勇(はれいさむ)号です。
両宮の御馬をみれるとは?なんともめでたい事であります。

おはらい町をぶらつき、久し振りに「おかげ横丁」に寄る。

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いつものとおりで何も変わりはないが、
「おかげ座」はそれなりにらしく見えたのはこれも正月だからか?
しかし、いつ来てもここは人が多いところだ。

2007年1月14日 (日)

東海道・二川から吉田宿

東海道歩きの続き、二川(ふたがわ)から吉田宿(豊橋)までを歩く。
JR二川駅から二川宿本陣跡まで1キロほど戻り、
今日はここからスタートする。

吉田までは約7キロほどと短いから急ぐことはない。
本陣と隣接する資料館、旅籠清明屋を見学する。

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資料館は”「東海道」、「二川宿」、「本陣」のコーナーがあり、
江戸時代の街道や宿場、本陣、大名行列について
分かりやすく知ることができる”とある。

宿のコーナーでは二川宿の様子がジオラマで再現されており、
他にも街道や旅の必要品など、展示されている。
 
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旅籠清明屋、本陣の内部を見学して本陣を出る。

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道に点在する高札場跡、西問屋場跡、蔵場跡などの
石柱を拾って行く。
駅を過ぎて道がカーブする角に「右東海道」の道標が建つ。
ここから火打坂。
途中に街道名物黒松の松があるがほとんど枯れる寸前で、
これは撮るには偲びがたい。

後は吉田宿まで何も無い道を行き、国道1号線に合流する。
ここに飯村の一里塚跡があるはずだが、なんとここも見落とす。
何度も確認して注意していたのに?また、何で?になった。

 
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豊橋市街に入り、東八町の交差点には、北に常夜灯、
南に東惣門跡がある。
ここから吉田宿の小刻みに右左折する宿に入る。
NTT傍の問屋場あとの標柱を見て街道を外れ、
吉田城址に行く。  
 
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吉田城本丸に鉄櫓(くろがねやぐら)が再現され公開されている。
見学して街道に戻る。

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駅前通りの札木交差点を渡るとすぐ右に本陣跡の標柱、
食事処の店先に本陣跡の石標が建つ。
その先に西惣門跡。豊川手前を左、右折すると
すぐに豊橋を渡る。この辺りは前に歩いたところ。
これで愛知県の東海道は歩き終えた。

以前に歩いたとき寄れなかった旧豊橋のある吉田湊跡に寄る。

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かっての豊橋にあった親柱。
木陰が邪魔して分かり難いでしょうが
左、大正五年七月架橋 右 豊橋と書かれています。

ここから先、三重県、滋賀県と歩き終えており、
西で残るのは山科の小関越え分岐から三条大橋まで。
これも近々に終わらせよう。
後は東海道のいいとこ取りを気ままにぶらり旅と行こう。

     詳細=新居から吉田宿 

2007年1月12日 (金)

初歩き東海道

今年最初の街道歩きは少し短いところで、東海道・新居から二川宿。
新居町駅を11:30の遅いスタ―ト。すぐ前の旧道を新居関跡に向かう。
海の関所(かって新居と舞阪は浜名湖を船で行き来していた)として、
また現存する関所建物として貴重な史跡である。

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関所(面番所)の内部が人形により再現されていて意外にリアルだ。
他にも女改長屋(おんなあらためながや)、下改長屋、足軽勝手など。

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旅籠「きのくにや」を見学し、
本陣跡の石標や一里塚跡を拾って行きながら新居宿を抜ける。

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松並木の続く旧道を気持ちよく白須賀宿に歩くが、
途中の元町「一里塚跡」を見落とし、潮見坂下まで来てしまった。
戻る気もなくそのまま先を行き、坂を登ると潮見坂公園跡がある。
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逆光で画にならないが遠州灘を見下ろす絶景の場所だそうだ、
が、真ん中の建物が邪魔になって絶景が様にならない。


 0112arai055 白須賀宿の旧街道
ここから白須賀宿の本陣、脇本陣があるはず?がすべて見逃す。
散策マップをもらっても分からなかったが、どうやら建物はないようだ。

境宿を出るとすぐに境川を渡る。

     0112arai064  真ん中の黄色い標識が県境
ここが遠江(とうとうみ)と三河の国境(県境)である。
ここを歩きたくて今日の初歩き、
後少し歩けば愛知県の東海道を歩き終える。

少し先で国道1号線に合流すると、
何もない国道を延々と歩いて二川宿へ。
途中でまた、「細谷の一里塚」を見落とす。
何でこんなとこで見落とすのか?と思うような、
一面のキャベツ畑が国道沿いに続く。

二川ガード南で新幹線をくぐり
東海道線の北の道をしばらく行くと二川一里塚跡、
その先にある妙泉寺には芭蕉句碑(紫陽花塚)があった。

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句は
「あぢさゐや藪を小庭のべつ座敷」
元禄七年(1694)の吟。

ここからしばらくで二川宿の本陣資料館(本陣跡)がある。

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15:00、もう見ている時間がなく、拝観は次にして駅に向う。

次はここ、
二川本陣資料館を見学してから吉田まで残りを歩くことにする。

2007年1月11日 (木)

山田洋次の原風景展

今宮戎の帰りにふと目に留まったポスター。

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高島屋7階グランドホールで開かれている(1月15日まで)
監督45周年 
松竹110周年記念展「時代とともに山田洋次の原風景」。
山田洋次の原風景。
自分にはやはり寅さんだ。これは外す訳にはいくまいと見に寄る。

時代を追って初作品の「二階の他人」から
最近の「武士の一分」まで、
男はつらいよ48作のポスターとともに、学校、家族、
幸福の黄色いハンカチ、など、代表作品の写真が
時代の出来事とともにパネル展示されていて、
監督のメッセージが付けられている。

会場のまん中には「男はつらいよ」でお馴染の
”くるまや”の茶の間が再現されここが唯一の記念撮影場所。
 
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セットから垣間見れる会場のパネルで
およその様子が分かるかと・・・?

監督のインタビュービデオも上映され、
それぞれの映画に思う山田監督の言葉が聞けることができる。

こうしてみていると実際に見た映画のシーンが次々と思い出され、
つい、うんうん!とうなずいてしまう。
さすがに全国各地にロケをしている寅さんシリーズ。
一度はこれらのロケ地に行ってみたいと思ったことがあるが、
今日あらためてこれだけの場所を見るととても無理だと分かる。
これはもう行けるところだけにしよう・・・と。

ここも”えべっさん”にはかなわないが人でいっぱいだった。
ただし、我が身も含めて年齢層が高い!・・・
のはしかたがないか?
おかげで予定が大幅に狂ってしまったが嬉しい予定外でした。
遅い昼食の後黒門市場に寄る。

2007年1月10日 (水)

今宮戎神社・十日戎

商売には関係ないが大阪今宮戎神社の十日戎(本戎)に行く。
大阪在職中は場所が北だけに毎年堀川戎だった。
今宮戎は実に二十数年ぶりに行く初めての”えべっさん”である。
なんばCITYから東側のガ―ド沿いは神社からの帰り道になってるが、
屋台がビッシリと立ち並ぶ。

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神社周りは吉兆の縁起物を売る店が立ち並んでさすがに人が多い。

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大混雑の境内には懐かしい゛商売繁昌で笹もってこい♪゛の
お囃子が流れて福笹が揺れている。
いいね~~、懐かしい!やっぱしここが大阪や!!。

しばし雰囲気を楽しみながら来た道を戻り、
その足で黒門市場に寄る。

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ぶらついていたら宝恵駕籠が来る。
こういう時にかぎってカメラがバックの中。
急いで携帯カメラをたちあげるが、手には買物袋。
写真はボケボケ!のお粗末な写真? 
でも無いよりはましか、アホやで!

本当の宝恵駕籠行列は午前中に南の賑わい処を廻っている。
これは南の商店街を廻っている駕籠みたいだ。
小さな駕籠を先頭に芸妓・福娘達が付いて、
”ホエカゴ、ホエカゴ、”の囃子を流しながら商店街を廻り、
店の主の呼止めで祝儀?(賽銭か?)を貰うと
なにやら口上を述べて(言葉が聞きとれません?)
福娘?が福笹を渡してシャンシャンシャン。

これは初めて見た。へえ~~て感じだったね。
長年大阪にいたがこんな行事を見ると、
大阪で何をしていたのかと痛感する。

何のために大阪へ?もちろん今宮戎の本戎です。
が他にも思わぬものが観れました。これは次に。

2007年1月 7日 (日)

恵那市・中山道広重美術館

恵那は雪との予報は分かっていたが、
出かける前からこちらも雪になる。
名古屋から雪が降り続き、途中から車窓は白一色の状態になる。
恵那もですごい雪の中、
今日は市神神社の例大祭・七日市で通りには屋台が並び
全面歩行者天国。駅前では七草がゆが振る舞われていた。

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有り難くいただいて中山道広重美術館に向う。
企画展 
『木曽街道をめぐる物語~歌川国芳「木曽街道六十九次之内」を
楽しむ~』の第2期をみる。
前期の続き、三十七次・宮の越からの展示である。

少し見ていて気付いたが、
今回はどうも1期とは違ってあまり駄洒落がない。
”読み物や舞台など、人々によく知られた話の一場面を
宿場と組合わせて描く”とあるように人物が描かれていている。
人物と宿場には何かが掛っていると思うのだが?
自分には宿場との兼合いがイマイチで
よく分からない部分が多かった。

今回は併設展があって写真撮影が禁止のため画をご覧頂けないが、
ここ恵那は木曽街道四十七次の大井宿で、
チラシにもあるので紹介すると。
場面は「仮名手本忠臣蔵五段目」人物は「斧定九郎」。
解説を要約すると”追いはぎの定九郎が余市兵衛の金を狙って
声をかける「おおい、おおいおやじどの・・・” とまあ、
これは「おおい」と「大井」がかかっているのは
誰にでも分かるところですが、

本当に考えてしまったのが中津川宿の堀部(弥兵衛)の
妻と娘の絵です。
解説には
”高田馬場の決闘で娘の腰紐を借りてたすきにした安兵衛が・・・
その後弥兵衛の婿養子となり赤穂藩士として討ち入りをする”
とある。なぜ?中津川宿で堀部の妻と娘なのか?解らない。
誰か教えてください!

まあそれはそれとして、
画が無いのもつらいので記念写真用のパネルを撮ってきました。
パネルには福島宿(木曽福島)と浦島太郎の絵です。

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近くにある「寝覚の床」は浦島太郎伝説で有名、
でその絵が福島宿です。
亀の口から出る煙?には竜宮城の絵が薄くぼかしで入っています。
顔のところは庭の雪が入りました???。
画があれば紹介したかったものがたくさんありますが、
画の無い駄洒落やコメントなんて・・・?
この展示タイトルの物語には通じません! 

で、雪の中を市神神社の例大祭・七日市に初詣となりました。

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懐かしい田舎?(ごめんなさいね、つい懐かしくて!)
を思い出しました。
雪の中、思わぬ所に思わぬ出会いがありました。
良き日でした!!

2007年1月 6日 (土)

京都・伏見散策

昨日の続きを。
伏見五福めぐりをしながら市街を見て歩いた。
伏見の街は私鉄、JRの線路を挟んで東北が桃山丘陵、
西南が市街になる。
東に線路を越えると喧騒な市街から一転して、
丘陵の閑静な地に住宅が広がり、さらに坂を上ると広大な御陵と、
伏見城の旧跡が残る。
市街は宇治川派流が流れ、かっての海運の起点・伏見の面影を残す。
酒造で有名な伏見だが、ここは鳥羽・伏見の戦の地でもあった。

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御香宮神社は薩摩軍の陣地となり、
「明治維新・伏見の戦場跡」の碑が建つ。
すぐ南にある幕府軍の伏見奉行所とは
わずか数百メートルしか離れていない。
奉行所跡は今の桃陵団地の入口に碑が建つのみだが、
近代日本の今を語るにはここを抜きにしてはないと説明にある。
 
さらに道を西に少し行くと大倉酒造(月桂冠)の
広大な敷地に突き当たる。

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説明ではこの辺りを南浜といい、
東海道54次目であった伏見宿の中心であり、
本陣なども置かれ大層賑ったとある。
ちなみに、東海道53次は京都三条大橋までだが、
京から大阪高麗橋までのいわゆる京街道が東海道で、
伏見、淀、枚方、守口宿が置かれているため、
57次と言われている。

この敷地の南が宇治川派流で、
あの、寺田屋辺りまで船が入ったそうだ。

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寺田屋は薩摩藩同士の乱闘による
寺田屋騒動で知られているが、
この騒動が寺田屋のその後を物語っている。
詳細は省くがその際亡くなった薩摩藩士九名の墓は
先の五福巡りの大黒寺境内にある。
また、坂本龍馬とおりょう、女将のお登勢の話はご存知のとおりで、
龍馬襲撃の刀傷や弾痕の跡、龍馬の部屋も見学できる。

いいとこ取りの京都伏見、
五福めぐりと町の散策は少し欲張りすぎでした。

2007年1月 5日 (金)

京都・伏見五福めぐり

今年の旅の初め、選んだのは京都伏見の五福めぐり。
歩いてでも一日で伏見の五福と見所を楽しめるそんなイベントです。
なぜ、伏見?といいますと。私、生まれは京都の伏見です。
わずか2年の短い間ですが、母の背中で過ごした地です。
人伝えには酒屋の樽をオモチャにした?との話もありますが?
ゆえに、なぜかお酒には今も目がありません!
これは余分でした。m(__)m
その伏見(伏見稲荷は別です)に今だ一度も行っていませんでした。
で、これを期にと、五福めぐりと伏見探訪を旅初めにしました。

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JR桃山駅からまずは乃木神社、そして230段の階段を登り
明治天皇桃山御陵を拝します。
伏見桃山城をみて(残念ながら入れませんでした)、
御香宮神社、長建寺、大黒寺、藤森神社と巡ります。
五社寺とも御朱印をいただきましたが、なにやらこの五福めぐりは
いかにも創られたという感が?強いです。
この時期京都には「十六社めぐり」もあります。

五福めぐりもいいですが、ここは灘と比する酒蔵のところ。
語源にもなる”伏水(ふしみず)”から造りだされる
銘酒の醸造蔵が並びます。
やはりここは伏見の銘酒蔵めぐりが妥当かと爺は思って歩きました。
何?新年早々この罰当たりが!ごめんなさい。m(__)m
何せ酒樽で遊んだ?身です。
今日巡った五福のうち四社寺に、「ご神水」がありました。
さすが伏見の伏水でしょうか。順次並べてみましたが如何でしょう?

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              御香宮と御香水
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              長建寺と閼伽水
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              大黒寺と金運清水
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              藤森神社と不二の水
 
乃木神社はさすがに水ではなく、
日露戦争の日本海海戦で活躍した軍艦「吾妻」の主錨に
思わず見入りました。チト古いね~。
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         乃木神社と軍艦「吾妻」主錨

見所多い伏見界隈、今日は五福めぐりと、やはり明治天皇御陵。
ここにも京都の歴史がありました。
次は伏見の歴史と見所のなかからいくつかをUPします。

2007年1月 3日 (水)

正月風景

お屠蘇気分から抜け出すには絶好の正月日和、
近場を少し散歩する。

公園を三つばかり廻ってみたが人も少なく、
やはり外での遊びは敬遠されているのかと思いながら
市立運動公園に行ってみた。
さすがにここは人も多く、トラックを走る人や、
グランドゴルフをする人、それぞれに運動を楽しんでみえる。
なかには凧揚げをする家族連れも多い。

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やっぱりこうした風景を見ると正月?って気分になる。
しばし凧揚げを見ながら時を過ごす。静かな正月だ。

公園をぶらつくと植込みに花を咲かせるユキヤナギをみつけた。
あちこちに咲いていたが、暖かいといってもまだ正月3日だ、
早いね~。
ぶらり旅の準備運動を兼ねて、
2時間ほど近場を歩きながらみた正月のローカル風景でした。

2007年1月 2日 (火)

初詣

恒例の初詣に桑名の多度大社に行く。
今年から境内の参道は一方通行になって混雑もなく歩ける。

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昨年末に架け替えられたばかりの真新しい神橋を渡り、
今年一年の無事と健康を祈願する。
帰りも新しい参道で昨年とはえらい違いだが、
それにしても全体に参詣者が少ない。
天気があまりよくないためか、それとも時間が早いからか?

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帰りの新しい参道横には数本の四季桜が献木されていて、
小さな白い花を咲かせている。
”お多度さん”も随分と変わったものである。
どんど焚きで温まり、甘酒をいただいてぱらつく雨のなかを帰る。

 

2007年1月 1日 (月)

2007年 迎春

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明けましておめでとうございます
今年も皆様によき年でありますようお祈りいたします


”ぶらり旅”、今年も行きます東に西に、南に北に。
人気スポットから穴場まで、行ける所はできるかぎり行きたいと。
心に決めて新年を迎えました!今年も一年、
変わらぬお付合いをいただきますようお願いいたします。

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