京都・インクライン
最近読んだ本、
「京都地名の由来を歩く」谷川彰英著にあるインクライン。
我が知識のなさ?、はたまた英語能力の無さか?
この読み方が「イン・クライン(傾斜地)」とは知らなかった。
何の意味かな?とは思いながら何度も通った場所だが、
これはこの本に助けられたな~? 汗顔の至り。
日本語感覚で読めば「インク・ライン」、
恥ずかしながら今までそう思っていた。
しかし、この名が取り上げられるということは、
「インク・ライン」と思っている人が結構いるのかも?
爺だけじゃないってことだよね?
ちなみにこのインクライン。
「琵琶湖疏水」の工事のなかで、トンネル工事の次に難しかった
水位を解決するためできた(琵琶湖が33m高い)、
船を上げ下げするために建設された傾斜鉄道であるってことは
ご承知のとうり。
ここからは本文どうり。
”工事は五年かかって明治33年(1890)に完成したが、
それ以降インクラインは京都人の意地と先駆性の象徴として、
蹴上の地にその名残りをとどめている。”
「イン・クライン」春の桜の名所です。
今度は意味を噛みしめてこの傾斜地を歩きます。
この本、いろいろ面白い場所が出てきます。
面白いです。
« 京都・泉涌寺 | トップページ | パラミタミュージアム »
好好爺さま
コメントありがとうございました。^^*
私もここインクラインは今年のまだ暑かった
初秋に初めて足を運びました。
どこか懐かしい景色が印象的で、インクライン
建設に携わった田辺朔朗氏の存在も初めて知って
静かに感動に浸っておりました。
来年は桜の季節にも訪れてみたいですね。
投稿: 玉鬘(たまかずら) | 2006年12月11日 (月) 14時51分
玉鬘(たまかずら)さんこんばんわ。
11月22日に紅葉めぐりで歩きましたが、ここはやはり春の桜ですね~?
>建設に携わった田辺朔朗氏
私も始めて知りました。
人は自分の力量もさることながら、周りの人々の英断?で、
その技術が生かせれることをあらためて感じました。
春の桜は素晴らしいです!何度行っても飽きません。
でも、やはり人が凄い!
投稿: 好好爺 | 2006年12月11日 (月) 18時03分