六道珍皇寺
朝から亀山市内や、菰野を走り廻るドジな話を書いてしまった。
・・・だからというわけではないが京都の続きをもう1つ。
建仁寺から大和大路通を南に下リ、
松原通を東に入ルと西福寺がある。
角に「六道の辻」の石標が立っている。
南に下ルと西国十七番の札所、六波羅蜜寺がある。
東に入ルと六道珍皇寺である。
朱色の山門の手前に「六道の辻」の大きな石碑が建つ。
境内にある説明版には
” 地獄の冥宮小野篁(たかむら)の伝説が残る現世と
冥界の境界に建つ寺。古来化野・蓮台野とともに風葬の
地として知られていた鳥辺野。門前の松原通は鳥辺野へ
亡骸を運ぶ通路であり、現世から冥界への入り口であり、
界隈にはさまざまな伝説が残る ”とある。
人が亡くなると棺に収め鳥野辺への道筋に当たる
珍皇寺で法要を行い、最後の別れをしたという。
松原通を東に行き、東大路通を越えると清水坂である。
ご存知のように真直ぐ先は清水寺の仁王門に突き当たる。
清水寺の南には鳥辺山、北谷、大谷・西大谷墓地、
清水山墓地が広がる。地図をみていると
、まさに葬送の地、鳥辺野の様子が想像できる。
この寺には小野篁が毎夜冥界に通ったといわれる井戸がある。
が、小さい窓から見るだけだでどれなのかよく分からない。
もうひとつ、境内に鐘楼(迎鐘)があるが鐘は外からは見えない。
穴から出ている紐を引っ張ると鐘が鳴るそうだが試さなかった。
六道 =すべての衆生(しゅじょう)が生死を繰り返す六つの世界。
六波羅蜜=菩薩が涅槃(ねはん)の世界に入るために
修める六つの行。
と、辞書にある。仏語は難しい。
このおぞましい地が、”平家一門隆盛の頃には
その政権の根拠地となり、平家滅亡後は鎌倉幕府の
六波羅探題が置かれた”と・・・、
知れば知るで六波羅の地には何やら不思議なものを感じる?
そんな場所であります。
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